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2017

0818

 提灯記事と呼ばれるものがあります。一般的には、自社以外の企業や商品などを、適正以上に持ち上げて書かれた記事のことを指します。提灯に、暖簾や看板を照らす用途がある為に成立した言葉なのでしょう。最近の言葉でいうと、ステルスマーケティングが近しいでしょうか。世の中、結局は金とコネのせめぎ合いで出来ていますから、中立の立場から品評するというのは難しい様です。逆に堂々と、この記事はどこどこ社の提供でお送りしていますと、民放番組の様に明言してしまえば胡散臭さが減るかも知れません。それで購買意欲がそそられるかどうかは微妙なところですが。ですが私のように捻くれた人間が増えて、全てが嘘で構成されてるのではと疑心暗鬼になってしまうよりはマシな気もします。新聞社が支持政党を濁すのもそうですが、自分の立ち位置すらハッキリさせずに公正だの、社会の公器だの言われても信用できない訳です。己の立場を自覚し、触れ回ってこそ、得られる信頼というものもあるのではないでしょうか。

(・ω・) 私はその場その場で意見を翻す、コウモリ野郎です!

【こいつ過去にやったことありやがるな】
朱:四神の強さの順番って、麒麟さん、青龍さん、
 白虎さん、玄武さん、私でいいんですかね~?
黄:直接対決なんて滅多にしないけど、多分、そんなもんなんだよぉ。
朱:青龍さんが負ける姿って、イメージしづらいですけどね~。
黄:青龍の場合、下手に殴り倒そうもんなら、延々嫌味を言われたり、
 仕事の方で調整という名の仕返しをしてくるから、現実的には難しいんだよぉ。


【勝ち負けでしか強弱の演出をできない時にありがち】
朱:それで結局、黄龍さんと麒麟さんってどっちが強いんですか~?
白:禁断の質問を、サラッと言っちゃった。
玄:この世では、悪意が無いのが最も害悪とはよく言ったものです。
月:まあ、なんだ。その手の頂上決戦は曖昧にしておいた方が何かと読者受けがいい訳で。
白:あんまし多用しすぎると、また水入りかって冷める原因にもなるけどね。


【むしろ居ない方が集中できるとか言い出しそう】
黄:正直なところ、十回やれば、六、七回はこっちが勝つんだよぉ。
月:千年以上の無職生活で鈍ってなければという但し書きがつきそうではある。
朱:麒麟さんは、今日も元気に走り回ってますよ~。
白:いつも通り、青龍に面倒事を放り投げて空いた時間でね。
黄:それを四神メンバーが言うのはどうなんだよぉ。
玄:私達がここに揃っている時点で、察するのが大人の振る舞いというものです。


【クリアレベルが百くらいなのに一万超えても歯が立たない】
黄:生憎、龍族は寝てるだけでも強くなるんだよぉ。
月:なにそれ、いわゆるチート?
黄:真面目に鍛錬すれば伸び幅は大きくなるけど、
 倒す相手が天帝の爺くらいしか居ないし、やる気が起きないんだよぉ。
月:あれか、ヤケッパチみたいな裏ボスに心折れてどうでもよくなるやつ。
黄:宇宙を創生したのが何者なのかは知らないけど、
 もうちょっと階段状に敵を設定してくれれば別の人生があった気がするんだよぉ。

 本当の意味でのなんでもありなら、暗躍を含めて青龍が最強っぽく思えますが、マークが集中しすぎて意外に早々と脱落しそうです。序盤で強キャラを消しておけば読者も驚くだろうという安直さとの戦いでもありますがね。
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2017

0816

 同調圧力は、社会を維持する為のシステムの一つだという考え方があります。ノブリス・オブリージュ、貴族の義務と訳される概念は、人の上に立つ者として生まれた以上、下々の者への配慮を忘れてはいけないというものです。権力者がその力に溺れて堕落していけば、国家としての力は削がれていき、結果、国内の誰もが被害を受けることになります。それを防ぐ為に成熟していったのでしょう。現代でも、欧米では成功者が社会貢献をすることが当然のようになっていますが、名残と言っていいのではないでしょうか。昭和日本に蔓延っていた、社会人なら車やら家やらを持っていて当然と言うのも、国内経済を回す為には必要だったという解釈もできます。現代っ子は大してお金持ってませんし、価値観も変わってきたので、ほぼ崩壊しましたが。そういった意味で、宗教が持つ社会維持能力は否定しない派です。腐敗とか、先鋭化しすぎたせいで本来の目的を見誤っている部分だけを取り上げて宗教は絶対悪と叫ぶのは、短絡が過ぎると思う次第です。

(・ω・) それはそうと、宗教装束にエロティシズムを感じるはやっぱり背徳感が源流だよね

【最下層になったらまともな給金が出なさそう】
朱:白虎さんと月読さんって、戦ったらどっちが強いんですか~?
白:そんなことをしなきゃならない理由が思い浮かばないんだけど。
朱:神様の格は、単純な戦闘能力で決めるべきって意見を聞いて気になりました~。
白:たしかに、霊格や権威がどうとかって言われるよりは分かりやすいけどね。
黄:縦型のリーグ戦を作って入れ替えをすればいわゆる聖域はなくなるけど、
 朱雀が失業待ったなしなことには、多分、気付いてないんだよぉ。


【格だけは見せつけて退場させるのが一番穏便】
月:まあ、悪くない話だ。従来通り、信者の数で競ったら勝ち目がない。
黄:切ないけど、同意しかけてしまう自分が嫌なんだよぉ。
朱:黄龍さんも、鍛え直せば一部リーグも夢じゃありませんね~。
黄:正直、今更面倒だってのも偽らざる本音なんだよぉ。
白:かつての強者が再エントリーする時は噛ませ犬になるか、
 本編と関係ないところで働かされるからしょうがないよね。


【黎明期は何もかも手探りだからしょうがない】
玄:そのシステムが実現するのならば、私も本格的な武装強化を考えます。
朱:武器の使用って可能なんですかね~。
白:前に聖獣バトルロイヤルやった時は、機械そのものが参加不可だったような。
黄:とりあえず参戦させておいて、あまりにバランスがおかしいようだったら、
 制限を掛けるのが現実的な線なんだよぉ。
玄:そんな、格闘ゲームの強キャラが弱体化させられるみたいな話でいいんですかね。


【自分の手は汚さない悪の科学者の鑑】
朱:何でも有りにしたら、真武さんをオプションと言い切られた時に断れませんしね~。
月:持ち込み可の試験で、頭のいい友人を連れ込んだ逸話を思い出した。
玄:真武を頼るくらいでしたら先代にお願いします。
  破損箇所がどれだけ増えようとも、すぐに修復してくれるでしょう。
黄:その場合、本体は先代にならないかというか、
 ぶっちゃけ遠隔操作でラジコンみたいに戦わされるだけの気がするんだよぉ。

 ラス前は女神にしようか、悪魔にしようか色々と脳内で迷走しましたが、こんな感じになりました。強さ議論は有名作の宿命ですが、自分でやるのは地味に珍しいようなそうでもないような感じです。

2017

0813

 義賊という職業があります。厳密には職業なのかは怪しいものがありますが、そこはいいでしょう。業務内容は、悪いことをして貯め込んでいる役人や商人から銭を奪い取り、金銭的に恵まれない庶民に渡すというものです。日本で有名な義賊と言えば、石川五右衛門とネズミ小僧になるでしょう。どちらも実在はしていたとされるものの、実際に義賊であったかはあやふやな部分があるようです。しかし共通しているのは、庶民に絶大な人気があった点です。自分達には手が出せない悪党に正義の鉄槌を下し、その悪銭を還元してくれるというのは、例え作り話であったとしても痛快なのでしょう。しかし、お金というのは、所詮は天下の回り物。一時的に漏洩させて下方に流したとしても、構造そのものが是正されなければすぐに上の方に集まってしまいます。つまり義賊が伝説の域を出ないのは、根本的な解決になっていないからという解釈もできます。一度組み上がった利権構造を壊すのは、現実的には難しいものがありますから、分かりやすい義賊行為を賞賛してしまうのではないでしょうか。そういう意味では、腐った世の中を一新してやるぜという革命家の方が真っ当なのかも知れません。その過程で、間違いなく一般市民の血が流れるという点には、敢えて目を瞑ることになりますけどね。

(・ω・) 人とは、直接的な痛み以外には鈍感な生き物である

【逃げるのを追うのが楽しいんだという狩猟者的価値観】
猫:うまーお。
朱:『そんなことしてる暇があるなら、俺の世話をしろ』と言ってますね~。
黄:具体的に、何をすればいいんだよぉ。
猫:うなーご。
朱:『こっちが遊んでやってもいいぞオーラを出して、そっちがその気になったら、
 そっぽを向いてやるだけの簡単なやりとりだ』だそうです~。
黄:それ、楽しいのは猫サイドだけじゃないかという気もするけど、
 男女関係に置き換えても通用する奥深さを感じなくもないんだよぉ。


【狙撃手にでも狙われてるのかとは問いたいが】
朱:猫さんのブラッシングは、趣味に分類されますかね~?
白:そういや抜け毛で人形作るって話は聞いたことあるけど。
黄:こいつのなら、相当でかいのが出来そうなんだよぉ。
猫:まーな。
朱:『俺程の大人物となれば、影武者を用意するっていうのもありだな』ですって~。
黄:遠目に白毛玉なのは一緒で、匂いも変わらない訳だから、
 意外に完成度が高そうで困るんだよぉ。


【子供生むなら一生面倒見ろっていうくらいには無茶苦茶】
猫:まーお。
朱:『そもそも、猫飼いは趣味じゃねぇ。人生の指針に相当する話だ』と言ってます~。
黄:でっかく出たんだよぉ。
白:趣味が唯一の生き甲斐って人も多いし、境界線は曖昧な気もする。
黄:まあ、なんか飼うならそんくらいの覚悟を持てっていう話なら分かるけど、
 飼われる方が言うのは違う気がしてならないんだよぉ。


【大人しいのは満腹な内だけだからな】
猫:ゴロゴロゴロゴロ。
朱:こうやって、猫さんを撫でながら縁側でゆっくりするのもいいですよね~。
黄:たまに、五千年以上生きてる片鱗が顔を出すんだよぉ。
白:うにゃうにゃまおまお。
黄:何かもう片方の脇に、どでかい猫も丸くなってる気がするけど、
 これが平和な光景かどうかについては、判断が割れそうなんだよぉ。

 結局、朱雀は何をやっても割と楽しめるタイプなんだから、別に具体的に何かを始める必要は無いんじゃないかという月並な結論に至るのでしたとさ。

2017

0811

 コンパスという単語があります。辞書的に一番にくるのは、円を書く製図器です。二番目は、方位磁石や羅針盤といった、地球上での相対的な方向を知る為の器具になります。あまり英語的な響きがしない言葉ですが、元はオランダ語なのだそうです。なんでこの用途が異なる二つの道具に同じ名前が付いているのでしょうか。おそらくは、両端が尖った棒状、ないしはくの字型という共通点からなのでしょうが、それにしたってと思わなくもありません。ちなみに、製図器の方のコンパスを和訳すると、円規ないしは両脚器と、全くの別物になります。浸透してるかとか、字面の美しさはともかくとして、漢字って便利だなぁとは感じ入ります。憶えるのが大変なのは洋の東西を問いませんけど。直線を引くのに使うのが定規で、円なら円規……本当に分かりやすいかと言われると、ちょっと怪しいところがありますが。どちらかというと、長規の方が……見慣れてないせいか、何を表すものか検討も付きません。結局、人は経験に縛られるものだという、謎の納得をしてしまいました。

(・ω・) ハート型を書くなら、心規となって、もはや何なのか分からなくなるな!

【本格的なものを見せられるとドン引きする理不尽】
白:宴会芸とか習得してみるのはどうかな。
  最終目標は、青龍を笑わせるってことで。
黄:下手な小国のトップになるより難易度が高そうなんだよぉ。
朱:まず青龍さんのツボを誰も知らないと思うんですが~。
黄:逆に、すっげーつまらないことで爆笑しそうではあるんだよぉ。
白:ある意味、宴会芸の真骨頂ってことでいいんじゃないの。


【事実を客観的に評してるだけという可能性も】
白:身内に受けるって言えば、特徴ある共通の知り合いのモノマネだけど。
朱:だよぉだよぉと鳴くだなんて、人前ではちょっと厳しいですね~。
黄:なんか言われた気がするんだよぉ。
白:逆に、青龍っぽい演技するとか。
朱:あのしかめっ面を再現したら、顔の筋肉が攣りそうですね~。
黄:部下の酒の肴で一番盛り上がるのは上司の悪口だとは言うけど、
 これはその範疇に入るのか、判断しづらいんだよぉ。


【時空を歪ませるなど奴にとっては造作も無いことさ】
白:手品とか定番でいい気がする。
  笑いとは無縁だけど、そこそこ出来れば感嘆させられる印象あるし。
朱:私の器用さで出来ますかね~?
黄:なぁに、朱雀ならシルクハットから何が飛び出しても、
 文字通りタネも仕掛けも無いで済ませられるんだよぉ。
白:ライオンが出てきて朱雀も綺麗に居なくなったら、
 まさに一世一代の大奇術だね。


【急に真顔になってこっちを見るのはよさないか】
白:あとは、テンション高く流行りの芸人のマネをするとか。
黄:朱雀には無理だし、青龍も冷めた目で見るという、絶対に無しな提案なんだよぉ。
白:もしかしたら、お遊戯会を見守る親くらいには微笑ましく思ってくれるかもよ。
朱:完全に、当初の目的を見失ってますよね~。
朱:猫は、暴れるだけ暴れたら、自分がなんで暴れてたのかすら忘れる生き物だから、
 致し方ないのかも知れないんだよぉ。

 四神の職場も、定期的に宴会を開いたりしているのでしょうか。ただでさえ面倒な上司と部下の相手なんかしたくないから、青龍がなんやかんや理屈を付けて欠席する様しか思い浮かびません。

2017

0809

 飛行を得意とする鳥類には、雛の時の方が翼の大きい種が少なからず存在するそうです。これは空を飛ぶ経験が浅い為、姿勢を安定させる為の仕様なのだとか。羽が小さい方が難易度は上がるものの、小回りが利き、エネルギーの消費も少なくても済みそうというのは、感覚的にそう思えます。たしか飛行機も、小さいものの方が挙動が不安定で、速度を出そうと思ったら腕が充分でないと危険だった気がします。そう考えると、朱雀の背中に生えているものが無駄にでかいのも、成長前だからなのではないでしょうか。朱雀の場合、分裂したり、頭身そのままで巨大化することはあっても、いわゆる大人バージョンは出てくる気配すらないので関係無い話なのかも知れませんが。そもそも、一般的にショタ化、ロリ化する話は多くとも、成人化する話はマイノリティの気がします。やはり日本人はよくも悪くも紳士淑女なんだなぁと、変なところで納得をしてしまいました。

(・ω・) 小柄な身体にでかい付属物がいいんすよと、力説を始めてしまいそうだ

【初心者スキーヤーの如く転倒することでなんとか】
白:思ったんだけど、朱雀って宙に浮けるじゃない。
  下り坂で勝手に落ちていくか試したことないんだけど。
朱:そういえば、平地でしかやったことないですね~。
白:重力に従って下がっていくなら、一人ウォータースライダーとか、
 一人ジェットコースターみたいな感じで遊べるんじゃないかなって。
黄:仮にそれが成功したとして止まり方はどうするんだと、
 少しくらい考えてから発言して欲しいものなんだよぉ。


【趣味の話になるとテンション上がるマニアみたいなもんだ】
白:何はともあれ、科学は無数の実験に依って成り立つものだよね。
黄:この行動力を、どうして真っ当な道で使えないのか、なんだよぉ。
朱:反論一つせずに丘の上までついてきた私達も同罪ですよね~。
黄:ゴネても有用性がどうとか、
 社会への貢献がどうとかの演説が続くんだから、とっとと諦めるのが基本なんだよぉ。
朱:お仕事中に、そんなプレゼンを聞いたことはほとんど無いんですけどね~。


【だだっ広い草原を選んだのは間違いだったのだろうか】
朱:ふ~に~。
黄:流れるようにして滑っていくんだよぉ。
白:ソリ遊びと同じ理屈だね。
  雪や草が無くても抵抗がほとんどゼロってのが汎用性高いけど。
黄:トロッコでジャンプするアクションゲームみたいなことも出来そうなんだよぉ。
白:ところで、この会話をしてる間に、朱雀がケシ粒みたいに小さくなってるのは、
 あんまし触れちゃいけない感じなのかな。


【これはこれでそれなりに楽しんだらしい】
朱:く、空気抵抗が無かったら、いつまでも減速しなかったですよ~。
白:飛行機が着陸する時みたいに、羽を広げてスピードを調整したらどうだろう。
黄:パラシュート扱いなんだよぉ。
朱:御先祖様も、こんな使い方をされるとは思わなかったでしょうね~。
黄:そういう話をすると、そもそもこんな朱雀が誕生すること自体が想定外な訳で、
 多方面に謝罪行脚に行かなきゃならなくなるから封印すべきなんだよぉ。

 科学実験の基本は、トライアンドエラーアンドエラーアンドエラーです。泣きたくなるくらいの失敗の中から自説を肯定するデータを見出す訳ですが、たまに全く関係のない新説を証明してしまうことがあるのが面白いのだとかなんだとか。
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