2018
メンコ、と呼ばれる子供向けの遊戯があります。漢字では、小さなお面、という意味で面子になるのだそうです。子供の掌程度の厚紙に、著名人やキャラクターなどを印刷したものがよく知られています。ゲームとしてはまず、二名以上で持ち寄ります。次に地面、ないしは平らな台の上に何枚か並べます。そしてプレイヤーと言いますか、攻撃するターンが回ってきた人がその近くに自分のメンコを叩き付け、ひっくり返したら獲得できるというのが一般的なようです。この獲得というのは、プレイ中だけではなく、所有権が移るという意味なので、真剣勝負以外の何物でもないのです。現代風だと、アンティルールのトレーディングカードとでも言えば近しいでしょうか。今の世の中で子供達がやると問題になりそうではありますが、社会を学ぶという意味では意義があるやも知れません。事前に決めたルールなんてものは、腕力の強いガキ大将の前では何の価値も無いのです。大会社や大国家ですぐさま応用できる辺り、人が作り出す関係性なんてものは、子供の時に完成されているのかも知れませんね。
(・ω・) ひっくり返すのはメンコじゃなくて、ちゃぶ台って話なんですね
【むしろ居直ってくる可能性すら有り得る】
朱:青龍さん語録を作ろうと思うんですよ~。
白:あー、たしかに迷言、珍言のオンパレードみたいなところあるよね。
黄:あんたらがよく言えたもんなんだよぉ。
白:上司がド変人ってことを立証しておけば、
今よりもっと好き勝手やっても咎められにくくなるみたいな。
黄:ぶっちゃけ、青龍の頭が湧いてるのは紛うことなき事実だし、
それを本人が認めるかどうかが行動に影響するとも思えないんだよぉ。
【肉が関係ないところではそれなりに論理的な面もある】
白:ってか、朱雀はともかく、私はそこまで無茶なこと言ってないような。
肉が絡むと、ちょっと我を忘れるのは否定しないけど。
黄:その一点だけで、結構な点数を稼いでると思うんだよぉ。
朱:それを個性的の一言で済ませるのが、現代人の嗜みらしいですよ~。
白:一匹でも生きてけるネコ科と違って人間って集団じゃないとどうにもならないのに、
個を尊重するとか、おかしなことになってるとは思うよね。
【さしもの青龍も現状を直視するのは辛いのね】
朱:最近耳にしましたのは、『モノクルを装着して、
世の中をもう少しぼんやりと見たい』っていうのですかね~。
黄:両眼鏡ではなく、片眼鏡ってところが考えさせられるんだよぉ。
朱:完全にぼやけると不便ですからね~。
白:どっちにしても、目への負担が半端なさそうだけど。
黄:身体的損傷より、精神的損傷の方が生命への影響は大きいと、
そういうことを言いたいということにしておけばいいんだよぉ。
【お洒落用品としての意義が第一らしい】
白:そういやモノクルって頭蓋骨に引っ掛けるから、
顔の形で安定するかどうかが決まるらしいね。
朱:どうやっても、俯いたら落ちる訳ですから、
前を向いて生きろっていうメッセージが籠められてるのかも知れませんね~。
黄:なんか、いい話っぽく転がしてきたんだよぉ。
白:朱と青で、どっちが共感を得られるか対決する的な展開にしてもいいかもね。
例によって、年に一度くらいの青龍回です。本人がどう思ってるかは知りませんが、真面目そうでいて頭おかしいのは黄龍ちゃん的に貴重な役回りなのです。
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2018
ストライキと呼ばれる行動があります。一般には、労働者が経営者に待遇改善を求める際、一種の抗議活動として業務を停止させることが第一の意味になるんでしょう。これから派生して、ハンガーストライキの様に、政治的活動にも用いることも可能です。語源の想像がしづらいのですが、聞くところに依るとイギリスの水夫達が不満を訴える際、帆を降ろしたことからきている説が有力なのだとか。英語では、to strike the salesになるんだそうです。つまるところ、ストライクと同じ単語から来ていることになります。なんでカタカナ語になる際、キとクに使い分けられたのかは謎な部分です。別に英語で発音して、違いが生じる訳でも無いと思うんですが。どうも、その時の気分が理由の大半を占めるらしいのですけど。やっぱ言語ってノリと勢いなんじゃないかと、返す返すも思う次第です。
(・ω・) トロッコとトラックって、英語だと同じ単語なのかよ
【それが出来るなら苦労はしないのよという悲しい現実】
黄:頑張って、内容をまとめてみたんだよぉ。
玄:時間を自由に使えるという点は、黄龍さんも引けを取りませんものね。
黄:やかましいんだよぉ。
月:余計なことを言ってイラッとさせるのは、我々の標準装備みたいなもんだ。
黄:自覚があるなら省みれば済む話であって、
わざわざ不人気仙人を引き合いに出す必要性を感じなくなってきたんだよぉ。
【忍者みたいに体験入門コースとか開いてみよう】
黄:ざっくばらんに言うと、『不人気仙人なる者は存在する。
が、仔細については把握しておらず、調査続行の予定である』らしいんだよぉ。
玄:未確認生物か何かでしょうか。
月:組織も大きくなると、末端の構成員まで面倒見きれないんだろうな。
玄:その内、小銭稼ぎに仙人認定書を発行しそうな話ですね。
黄:言われてみれば仙人なんて自称するしかない称号だし、
なろうと思えば今日にもなれる、底の浅い職業の気がしてきたんだよぉ。
【意訳すると本気出してないだけになる】
黄:『会いに来るのは自由だが、案内は手間だから勝手に探せ』
とも書いてあるんだよぉ。
玄:役目を放棄しすぎではないでしょうか。
月:何事も時の流れと共に形骸化が進み、使い物にならなくなるんだな。
黄:最初から役立たずなのが言うと、浅さが際立つんだよぉ。
月:真の大物は晩成型が大半だから、まだまだこれからよ。
【負け犬の傷の舐め合いをマイルドに言ってるだけだよね】
月:結局、他人の不人気をどうこう言うより、己の研鑽を大事にすべきなのか。
黄:飽きてきたな、こいつ、なんだよぉ。
玄:この持続力の無さこそ、反面教師とすべきなのでしょうか。
月:もしや弟子って、そういう意味だったのか。
黄:良くも悪くも、多大な影響を与え合うのが師弟と誰か言ってたんだよぉ。
月:正直、愚痴友達が出来たくらいの感覚だったことは否定しないでおく。
私個人は、仙人になりたいような気もしていますが、どこまでも俗人なので無理なような気もしています。
2018
デビルフィッシュと呼ばれる生き物が居ます。英語で、タコを意味するんだそうです。あの特徴的な容貌が悪魔的という理由なのだとか。あれで知性が高い部類なので、似合っている気もしてきました。アホな天使はともかく、アホな悪魔って、あんまイメージ無いですよね。ドジっ子的にギャップ狙いならあるでしょうけど、前提として賢いというのがある訳ですし。キリスト教的に、狡賢い、小賢しいは悪徳なのでしょうがないんでしょう。もっと言えば知性の探求自体、神への懐疑という解釈すらあるのやも知れません。もしかすると知恵の実的に、タコも何かやらかして知能を得て、あのビジュアルになったのではないでしょうか。そういう風に考えると親近感が湧かないこともないですよね。
(・ω・) ところで、タコ助が悪口になるって、どういうことなんだろう
【刃物は危険だから食材の加工を業者に委託しよう】
黄:仙人組合から返信があったんだよぉ。
月:まず、普通に電子メールで遣り取りしてるところに違和感しかない。
玄:スマホかパソコンを使いこなしているのでしょうか。
月:念波的なもので、インターネットに干渉するくらいのことはして欲しい。
黄:便利なものなら、どんな立場でも使っていいと思うんだよぉ。
月:でも、皮剥きにピーラーを使う料理人には、ちょっと首を傾げるだろ?
【官公庁や大手企業の粉飾に活用される模様】
黄:なんか長々と書いてあって、読むのが面倒なんだよぉ。
玄:とりあえず、仙人が暇を持て余しているというのは理解しました。
月:これだけ技術が発展してるんだし、
長文を要約してくれるシステムくらい出来ないものだろうか。
黄:そういうのは、人工知能に向いてそうではあるんだよぉ。
玄:私の場合、むしろ修飾や脚色を最大限に施して、
本題を有耶無耶にするのが得意技なのですが。
【マルチエンディングに見せかけた固定エンドの可能性はある】
黄:大体、そんなもん作ったら小説家の類が失業待ったなしなんだよぉ。
月:たしかに、内容を数行で纏められるものも多い訳だがな。
玄:過程を楽しめれば、オチがどんなに残念でもいいではないですか。
黄:それはそれで、プロとしての仕事を放棄してる気がするんだよぉ。
月:神様だって、人類を作ったはいいが、
掌で弄ぶだけで終末については何も考えないだろうから大丈夫だろ。
【文脈が無いと完全に暗号と化してしまう】
玄:そういうことを言い出しますと、個人の人生もペラペラな方が多いのでは。
月:なんで誰も得しない方向に話が進んでるんだ。
黄:この面子で、前向きになる方がおかしいんだよぉ。
玄:負の三重奏が、深淵へと続くハーモニーを奏でる訳です。
月:それっぽいこと言ってるけど、負け犬三人がダウナートークしてるってだけだよな。
黄:多分、何重ものオブラートに包む実例を見せてくれただけなんだよぉ。
そういや朱雀が出てませんが、たまにはこういった回もいいでしょう。とか書いてると最後の最後に湧いて出るのがあの小鳥なんですが。
2018
スイーツと呼ばれる代物があります。現代日本語としては、主に洋菓子を意味するようです。イギリス英語では甘味のことをsweetsと呼ぶことから、そのままカタカナ語化したもののようです。イギリスのティータイムのお茶請けと言えばスコーンくらいしか思い付きませんけど。この言葉が定着して結構な時間が経った気もしますが、なんとなく忌避する空気も一部にはあるようです。その理由を端的にまとめると、アホっぽいということらしいです。もはや感性の戦いなのでなんとも言えません。日本という国は大陸からの影響を多分に受け、それを消化することで独特の文化としてきた経緯があります。明治以降、欧米から流入するものが多くなり、現代に至るまで試行錯誤を続けている最中というのが私の解釈です。なのでカタカナ語も、過程と考えれば一様に否定するのは浅慮な気がしています。スイーツが長年使われる言葉になるか、単なる流行語で終わるのか、それが分かる頃には立派な老人になってそうなんですけどね。
(・ω・) マジで死語になってそうな匂いは、普通にするな
【僅かばかりのファンをも煽っていく】
玄:謎が多すぎますし、生活風景を配信して欲しいですよね。
月:髭面ジジィ達の日常に、どれほどの需要があるものなのか。
黄:多分、一分見たらもういいやで、二度と閲覧しないと思うんだよぉ。
玄:世の中、何にでもマニアは存在しますから、
コアな人気を獲得できるかも知れませんよ。
月:月読神社の類も、そういったものだと思うと複雑な気持ちだなぁ。
【どう反応しようが面倒なことになりそうだし】
月:まあ、マジシャンが手品の解説動画を作ったら袋叩きだろうし、
暗黙の了解でやってないのかも知れないな。
黄:種明かし系は溢れてる気もするんだよぉ。
玄:商売道具を切り売りするようでは、業界も末期かも知れません。
月:世の中、人間性がねじ曲がったのが増えたせいで、
奇術に対して感動できるのが減ったのもあるのだろう。
黄:それを月読が言うのは自虐なのか高度なギャグなのか、
判断に困ったから聞かなかったことにするんだよぉ。
【流行を消耗品としてしか考えてない業界人と被るな】
玄:では、演出という名のヤラセを加味して、実態を誤魔化しつつ、
エンターテイメントとして仕上げる方向で行きましょう。
黄:なんでプロデューサーみたいな立ち位置になってるんだよぉ。
月:仙人動画という響きに、可能性を感じてきた訳だ。
黄:他人の尻馬に乗ることばっかり考えてやがるんだよぉ。
月:自力でのステップアップが難しい以上、しょうがないではないか。
【割り切って楽しむのが大人の作法なのです】
月:仙人を何人か集めて、ぶっちゃけトークをしてもらうとかどうだろう。
黄:すっげーつまらなそうなんだよぉ。
玄:企画力に、壊滅的なセンスの無さが滲み出ていますね。
月:じゃあ仙術ありの大運動会でも開くか。
黄:それはちょっと面白そうなんだよぉ。
月:本物を使うと秘術の価値が下がるから、全て台本と仕込みだがな!
全国に数多ある氷川神社がメインに祀っているのは須佐之男なんだそうです。後は嫁の櫛名田とかなんだそうで。色々と、考えさせられるものがありますよね。
2018
アドレナリンという物質があります。感情が昂ぶった時に放出されるホルモンの一つで、血管を収縮させ、血圧や血糖値などを上昇させる作用があるのだそうです。いわゆる興奮状態になる訳で、一時的に身体能力や集中力が高まります。他にも痛みを感じなくなるなどの効果が確認されていて、怪我をしてもテンションが高い間は悶えずに済むことがあるのは、この為だと言われています。一方で、心臓や血管に負担を掛けるのは明らかな訳で、出し続けるのは危険な一面もあります。交感神経を刺激するので、この状態が続けば精神状態が不安定になったり、不眠の原因となったりもするようです。昼型の生活をしてる方なら、日中に放出して、暗くなったら止めるというのが健康的なのでしょう。そう簡単にコントロールできるものなのかどうかは、また別の話ですが。脳内麻薬という異名を持つものの一つでもある訳ですが、制御する術が知れ渡れば、色々な問題が緩和される気もしてなりません。
(・ω・) どうにもコンセントレーションを高めるのが苦手で困る
【尖りすぎてて人様の目に触れるのを控えたい】
黄:この国で、仙人自体は人気キャラなんだよぉ。
月:神秘的だし、気功的な技を使えることになってるから使い勝手はいいよな。
玄:本当に、何を誤って不人気になってしまったんですかね。
月:推察するに、個性が無いんだろう。
パラメーター化したら平々凡々で、ユニットとして使用する気になれない的な。
黄:まるで何かしら特徴があれば持ち上げられるみたいな物言いだけど、
月読一人で完全否定できる、砂の城程度の論理なんだよぉ。
【爺さん無理すんなと声を掛けたくなる】
玄:ですが、売りがあるに越したことは無いですよね。
黄:何も無いよりは、可能性が高いとは思うんだよぉ。
月:趣味でロックバンド組んでるとかか。
黄:アウトロー気取りという意味では、割と親和性ありそうなんだよぉ。
玄:社会への風刺を書き綴った詩歌など、本質的に同じものですしね。
黄:こうして並べてみるといけそうな気がしてきたけど、
絵面がどうしても年寄りの冷や水にしか思えないんだよぉ。
【コンセプトの迷走は端から見ると喜劇である】
月:始めた動機が、女の子にモテたかった辺りだと、なおいいな。
黄:もう、とっとと下山して、俗衆として生きるべきだと思うんだよぉ。
玄:異性に好意を持たれる云々はともかく、
チヤホヤされたくない方というのは、人格が消失しているのではないでしょうか。
黄:元来、仙人ってそういうものだった気がするんだよぉ。
月:民衆と同目線の、庶民的な仙人が居たっていいじゃないの。
【自分が富貴になれないなら皆で貧しくなろう理論】
月:暇そうだし、スポーツに勤しんでもいいんじゃないか。アメフトとか。
黄:数ある競技の中から、それを選択した理由を問いたいんだよぉ。
玄:では、ハンマー投げではどうでしょう。
黄:本人が楽しんでるなら問題は無いはずなんだけど、
モヤモヤしか残らないんだよぉ。
月:こうやって地道に仙人の幻想を破壊していっても、
私達に需要が回ってくる訳でもないのは分かってる。
別段、詳しく研究してる訳でも無いのですが、中国のマンガやアニメに於いて、落ちこぼれの道士、つまりは仙人的な主人公が活躍するというのは鉄板中の鉄板の様です。