集合住宅と呼ばれるものがあります。複数世帯が一つの建物に住まう形式で、古くは長屋、最近はアパート、マンションなどが代表例になります。長年の個人的な疑問として、アパートとマンションの境界線は何処にあるんだというのがありました。いえ、雰囲気的にアパートはせいぜい二、三階建てくらいまでで、マンションはもっと大きくて構造的にガッチリしてるというくらいは分かっています。しかし病院と診療所が入院設備の多寡で決まる様に、法律的に決まっているのかと言われると、そういった話を聞いたことがありません。調べてみると、やっぱり明確な条件というのは無いようです。作った人とか大家さんや仲介する人がそう呼んだらという話なのだとか。まあメゾンだのハイツだの、なんか良く分からん頭文字が付いてる時点で、色々と有耶無耶になってる感じもしますけどね。 (・ω・) そこら辺をキチッとすることに需要はあるのだろうか 【大事なのは再犯をしないかどうかなのである】 朱:この間、自動販売機に小銭が残っていて貰っちゃったんですけど、 知られたら怒られますかね~。 黄:気にしてる時点でセーフ感はあるんだよぉ。 マ:罪悪感に勝る免罪符はあらへんで。 黄:悪魔が言うことは一味違うんだよぉ。 朱:反省してるから許してあげようって、割ととんでもない考え方ですよね~。 【月曜があるからこそ日曜が尊いと言える大人になりたい】 ホ:何をコソコソ喋ってるんだい。 朱:月曜日と金曜日を定期的に入れ替えることで、 いわれなき月曜日への風評被害を減らせないかという話をですね~。 黄:凄い誤魔化し方なんだよぉ。 ホ:その問題は、土日も働けば解決する。 朱:青龍さんみたいなことを言い出しましたよ~。 黄:万年夏休みの身でアレだけど、 休日と平日の両輪があってこそのカレンダーだって誰か言ってたんだよぉ。 【過ぎた正義が傍迷惑なのは歴史の常だし】 則:なんじゃ、小鳥が三羽も集まりおって。焼き鳥でも作るのかえ。 朱:極悪人寄りの方がもう一人居ましたね~。 マ:元人間でこの不遜っぷりはスカウトしたいくらいやで。 ホ:たかが人だろ。ボクに掛かれば大したこと無いさ。 黄:知らないって怖いんだよぉ。 朱:黄龍さんの目が届くところに置いている部分があるのに、 これがキッカケで暴走を始めたらどう責任を取るんでしょうか~。 【一度口にしたら意地になって撤回できない人も多い訳で】 則:品行方正が至上とはつまらぬことを言うのぉ。 そんなものは、為政者の都合でしかないわ。 黄:元皇帝が言うと反応に困るんだよぉ。 マ:従順な子羊を量産したい層がおるっちゅうんはたしかやしな。 朱:かといって、果てしない混沌も勘弁して欲しいですよね~。 黄:結局は何事も程々が良いって結論になるはずなんだけど、 確立した対立構造の解消にはとんでもないエネルギーが必要なんだよぉ。 鳥という生き物は人類永遠の渇望である自力での飛行能力を生まれながらに持っているせいか神格化されがちなようです。ペンギン、ダチョウも鳥類だぞということが定義づけられた時、失望した方もひょっとしたら居るのやも知れませんね。 PR 草の根を分けて探す、という言い回しがあります。何かしらの人や物などを見付ける行為を強調した慣用句です。草という単語にはアマチュア的な意味が含まれると以前に書いた記憶があります。そして草の根になると、隠れて見えないところ、という語意になるんだそうです。最初にこの言葉を聞いた時、細い根を一本一本裂いて調べるのかと思った方も居るのでは無いでしょうか。少なくても私はそうです。単にあのモジャモジャした中もくまなくチェックしろという意味だと薄々は勘付いています。どっちにしても、そんなところに隠れられるようなものを探してるのかという感じもありますが、ものの例えなので良いのでしょう。私なら猫の毛の合間を探すとか作りそうですが、ノミくらいしか見付からないような気がしてなりません。 (・ω・) その以前に、噛みつかれない為にはどうすれば良いのだろうか 【きっと鳥類系神族であることに掛かっているのだろう】 黄:そういえば、ホルスの左目はウジャトの目っていう、 月の象徴として知られてるんだよぉ。 朱:日本神話だと、左目は太陽神の天照さんでしたっけ~。 ホ:言っておくけど、ボクの方が遥かに古いからな。 黄:年上自慢をするとは、まだまだ若いんだよぉ。 朱:黄龍さん視点だと、大抵の方がヒヨッコですものね~。 【団体や階級が多すぎて微妙に分かりづらいというのがツッコミどころ】 黄:そして右目がラーの目で、太陽担当なんだよぉ。 マ:ウジャトとラーは神格でもあるで。 朱:ひょっとしてホルスさんって、すごく偉いんでしょうか~。 黄:高位神慣れしすぎて、逆に感覚が掴めないみたいなんだよぉ。 マ:別神話のランクがどれくらいかっちゅうんは永遠の課題やししゃーないわ。 朱:ボクシングみたいに、数字で順位付けされたものを発行して欲しいですよね~。 【あれが関わったらメカオシリスとして復活を遂げそう】 黄:そんな訳だから、大抵の時間はホルスに監視されてるという解釈も出来るんだよぉ。 マ:悪さするんなら月の無い夜とは良く言ったもんやな。 朱:うまいこと繋げてきましたね~。 ホ:それは長年の問題だったが、人工衛星を活用することで解決している。 黄:エジプト神もハイテク化してるんだよぉ。 朱:先代玄武さんを紹介したら、何か新しいことをしでかしそうですね~。 【現代ならコンピューターグラフィックでキモ可愛く動いてくれそう】 朱:人工衛星を新しい目として利用してるってことですよね~。 マ:上位天使の目玉はぎょうさんある訳やし、顔面中目ぇだらけにしたったらええねん。 朱:メタトロンさんが三十六万五千個でしたっけ~。 黄:具体的に絵にするとヤバイやつなんだよぉ。 ホ:遠隔で宙に浮かせれば大丈夫だろう。 黄:無数の眼球が周囲に浮遊してる様は、ホラー以外に表現できないんだよぉ。 いつも天照と月読が左右どっちの目から産まれたのかを忘れてしまいます。鼻という一つしかないところから産まれた須佐之男は、この時点で運命が決まっていた気がしてなりません。 黄龍ちゃんに登場する神話の元ネタは、陰陽五行、日本神話、北欧神話、キリスト教、仏教、ギリシャ神話になります。武則天だけ史実の人物だったりする訳ですが。こうして見ると網羅してるようで、意外と少ないような感じもあります。有名所はそこそこ抑えていますけど。初期は四神プラス黄龍、麒麟、三貴子に他数名と、一つの神話から結構な数を出していました。いつからか、一つのカテゴリから一名という流れになり、少しずつ侵食していった感じがあります。多神教や天使はメジャーなところでもかなりの数になるので、消化しようと思ったらキャラ付けがえらいことになるのでしょうがありません。バトルものなら片っ端から退場させられるので良質な素材なんでしょうけど。今回、エジプト神話を出典としようと思ったキッカケは忘れました。ホルスなのは、鳥系ってことで朱雀と絡ませられるなくらいのノリでした。確定するまでに、エジプト神話の著名なところをあれこれ探し回った気もしますけど。そろそろ神話自体はそれなりに知られてるし格も高いのに何故かローカルというコンセプトは放り投げつつある気もします。ホルスも中々の高位神ですが、知名度がどんくらいのものなのかは良く分かっていません。個人的にはホルスの黒炎竜のイメージが強くて、原典を塗り潰してます。サブカル漬けの日本人には良くあることです。この話にマモンが出てきているのは、最近、双頭のカラスとして描かれることが多いと知ったからだったりします。結果として、優等生の宿敵として絡ませられるなという流れになった辺り、良く出来たもんだなと思っています。物語は生き物という名の無法地帯であると誰かが言っていた気もしますが、九割方同意する次第です。 (・ω・) 残り一割は、理性という名の暴走ストッパーってことにしておこう 【楽して欲望を満たしたい方はどうぞ御連絡を】 マ:そもそもウチらが天使やめたんは、杓子定規な雰囲気に嫌気が差したからや。 今更真面目になれゆわれても、反応に困るわ。 朱:何度聞いても、サラリーマンの退職理由ですね~。 黄:再就職の時は、『御社の未来志向の社風に惹かれたのです』とでも言っておくんだよぉ。 朱:悪魔さんは団結して新会社を作った感じですっけ~。 黄:有能でやる気があれば、幾らでも仕事がある好例なんだよぉ。 マ:無能で無気力なんは、ウチら悪魔の格好の顧客やけどな。 【単に性格の問題だろと言われると否定しきれないものがある】 ホ:世は秩序があってこそ成り立つ。 道を外れた自由に美学を感じるのは若さゆえの錯誤だ。 マ:ウチ、まだピチピチの若人やし。 黄:言葉の端々から、無理してる歪みが感じられるんだよぉ。 朱:若手社員に迎合する重役程度には厳しいものがあります~。 マ:悪もん扱いされるより、こっちのがこたえるんやけど。 朱:その何処か冷めた感覚こそ、若者ではない証拠なのかも知れません~。 【そういうのはマンガやドラマの類でしか成立しないから】 マ:ええか。世の中にはかぶきもんとか悪漢いう連中がおるねん。 あいつらはあいつらなりに、信念持って生きとるねんで。 ホ:チンピラの戯言に、魂なんてものは籠められていない。 朱:見事な平行線ですね~。 黄:根本的に、人という生き物の解釈が違いすぎるんだよぉ。 朱:ここまで意見が合わないと、 一周して良い飲み友達になれそうな気がするから不思議なものです~。 【モチベーションを数千年保ってるのは素晴らしいのか狂ってるのか】 朱:黄龍さんのようにどんな方でも受け入れられるようになるには、 一万年くらい生きないとダメなんですかね~。 黄:単にどうでもよくなってるだけなんだよぉ。 ホ:悪事の看過も、また罪人の所業だぞ。 朱:なんでもかんでも有罪になりそうな勢いです~。 マ:天使連中も、こないに目輝かせてた時期ある気ぃしてきて、なんや懐かしいわ。 新キャラクターの、この手探り感が自分でもモゾモゾしたりもしますが、一つのキッカケで化けることもあるのが良いところです。孵らない卵が紛れてることもありますが、親鳥はそれでも温め続けるものらしいです。 ピン札と呼ばれるものがあります。この場合は、ぴんさつ、と読む場合が殆どの様です。日本銀行券、つまりは日本銀行が発行している紙幣の内、使われたことのない新品、またはそれに匹敵するほどシワや折れ目のない綺麗なものを俗に呼称します。単純に、ピンとしていて、まっさらな状態だから名付けられたようです。御祝儀など、礼を尽くす際に用いることが推奨されます。別に破ったからといって直接的に文句は言われませんが、常識の無いやつというレッテルが貼られる、恐ろしい罠であります。だったら五百円玉で渡すぞと、器の小さいことを考え出すのが私なのですが、相手の生誕年の硬貨で揃えるというのは新しいマナーとして使えないでしょうか。分かりづらいし、後の処理が面倒だと言われると、その通りではあるのですけどね。 (・ω・) 定着した礼儀の源流って、文化学的に面白そうではある 【借金もローンと言い換えれば罪悪感が減るよね】 ?:ボクの話をしてるのかい。 朱:なんだか、ボクっ娘が軒先に居ますよ~。 黄:さっき話題に出た、ホルスなんだよぉ。 マ:ホンマここ、なんでも集まりおんな。 朱:なんとかホイホイ的に、神族にしか分からない匂いが漂ってるとかですかね~。 黄:そこは龍脈とか言っておけば格好が付くんだよぉ。 マ:言い方一つで心象変えるんは、悪魔的に常套手段やで。 【胡座をかいてブームが過ぎ去ったんだろうと思われる】 朱:女の子だったんですね~。 黄:世間的には男神だけど、この業界で性別は曖昧なところがあるんだよぉ。 朱:そういえば月読さんもそんな感じでした~。 黄:公家に対抗して武家の象徴として祭り上げられたから、 男ってことの方が都合良かったらしいんだよぉ。 マ:そこが人生のピークなんが物悲しいわな。 朱:売り時を見極めるセンスは、絶望的にありませんもの~。 【悪魔を滅しても天使がその数だけ堕天する気もしてる】 ホ:ところで、何やら悪の香りを感じてやって来たんだけど。 朱:ふに? 黄:非道を働いた叔父を成敗した過去からか、 風紀委員的な優等生になったみたいなんだよぉ。 朱:なんと言いますか、悪の権化なら居ますけど~。 マ:そないに持ち上げられると照れるがな。 黄:天使が甘っちょろいせいで野放しになってるから、 隣の学校から出張してきたみたいな話になってるんだよぉ。 【火の粉が飛んでこない対岸の火事はエンターテイメントである】 ホ:悪者を更生させるのがボクの使命さ。 黄:うーん、なんだよぉ。 朱:人生観に口を出す気は無いですけど~。 マ:なんや、おもろそうなやっちゃな。 黄:これは難敵だと思うんだよぉ。 朱:皆さん諦めてて真正面からどうにかしようって方が居ませんでしたから、 見物するって意味では興味深いものがありますね~。 相変わらず、新章の前振りが長いと自分でも思います。二年ぶりの新キャラは、エジプト神話からホルスという話だったのです。経緯については、次回の前文ででもタラタラと語られるんでしょう、多分。 一発屋という俗語があります。分かりやすい例としては、お笑い芸人が一世を風靡するヒットギャグを生み出したものの、その一つ以外は鳴かず飛ばずの状態なんかが挙げられます。他にも、音楽家や漫画家、小説家、映画監督、スポーツ選手など、世間に通用するものが一点しか無い人に適用されます。野球選手に関してだけは、打率は低いものの強烈な長打が魅力という意味も含まれてしまいますけど。と言うか、そっちが語源らしいのです。現代でも使うかと言われると微妙なところもありますね。最近では元メジャーリーガーで、打率は伸びないものの三振と四球と本塁打が多い打者であったアダム・ダン氏を比喩的に使うのは見掛けます。私は、ロマン砲なんかと呼んでいますが。この場合は、当たればでかいけど当たらないんだよなぁ的な意味を籠めている節はあります。流行るかどうかなんて半分は運なんだから、一発でも当ててれば立派なもんだろと思わなくもありません。 (・ω・) 当たるんじゃなくて当てるんだよと言い切れる人は凄いよね 【壁画が残ってても何かの間違い扱いで封印されそう】 朱:エジプト神話にも、ホルスさんって方が居るんですね~。 黄:鷹や隼の顔を持つ、ファラオの象徴とも言える神様なんだよぉ。 朱:設定からして強そうですね~。 マ:猛禽類が採用されてるんに本気さが感じられるわな。 黄:たしかにスズメやペンギンの頭だったら、 威厳より愛らしさが先行するんだよぉ。 【右頬を叩かれたらその勢いで裏拳をぶちかましてやれ】 マ:親父がオシリスっちゅう王様やったんやけど、 王弟のセトにぶっ殺されて王権奪われたんで、ホルスが復讐したいうんが有名や。 朱:親孝行なんですね~。 黄:その感想で倫理観を問えそうなんだよぉ。 朱:中国では、間違いなく美談になると思いますよ~。 マ:東アジアは仇討ちに肯定的なところあるわな。 黄:やられた分の怨嗟を前向きに消化できれば理想的ではあるけど、 それが人間らしいかと言われると疑問が湧くという矛盾があるんだよぉ。 【少年向けだからこそギリ許される感じはある】 黄:ちなみにオシリスはバラバラに切り刻まれたけど、 奥さんであるイシスの魔術で復活したんだよぉ。 マ:バトルもので死人が蘇ってまうんに通じるもんがあるな。 朱:どんな顔してホルスさんと再会したんですかね~。 黄:一応、それでオシリスは死者の国の主になったから、 文字通り住む世界が違うんだよぉ。 マ:この構成で親子幸せに暮らしましたオチはモヤモヤするし、しゃーないで。 【自国の首脳の後ろ盾を答えるのすら割と難しい】 朱:ということはオシリスさんって、月読さんやヘルさんと同じ、 冥界の関係者なんですね~。 黄:あの世の勢力図は、地味に謎が多いんだよぉ。 マ:ウチら悪魔も、ちょい担当しとるで。 朱:ますます分からなくなりますね~。 黄:死ねば分かると気楽に言ってみたいところだけど、 生きてても国際情勢が分かりづらいのと同じ匂いは感じてるんだよぉ。 古代エジプトといえば、王族が将来的に復活する為、ミイラになるのが有名です。しかし蘇った人など居ないでしょうに、どうやって説得力を持たせていたんでしょうね。 |
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