シンギュラリティと呼ばれる言葉があります。英語のsingularityをそのままカタカナ語化したものです。滅多に無いこと、特異性、普通じゃない、などの訳があります。しかし最近は、技術的特異点という和訳で知られるようになっています。端的に言えば、人工知能の総合的な能力が人間のそれを上回り、人工知能が生み出す人工知能が更に高性能になるなどの革命的な転換点といったところでしょうか。結果、人間の想像が及ばない勢いで革新が起こり続け、生活の全てに影響が及ぶとされる未来予測に於ける考え方の一つです。世に広めたカーツワイル氏に依ると、2029年に人間並の知能となり、2045年にシンギュラリティが起こるとされています。これは早まるとも、やってこないとも言われており、どうなるかは分かりません。SF的に考えると、人格を持った人工知能に人権を認めなくて良いのかとか色々と面倒な問題もあって、本当に人間にとって良い事態なのかも曖昧です。そもそも現行技術が進んだ先に自我が芽生えるかどうかが不明瞭なのですが。結局、やってみなけりゃ分からんという、いつもの話に落ち着きそうなところはあります。 (・ω・) 結果、悪夢の様な出来事が起きて抱えていくしかなくなることもある 【こちとら客だぞと逆ギレするまでが一連の流れ】 黄:ともあれ、こんだけ集めたんだから庭でバーベキューでもするんだよぉ。 白:じゃあ裏山行って適当な獣でも狩ってこようか。 朱:家庭菜園から野菜を持ってきますね~。 月:なら私は、焼き加減について色々と文句を付けることにする。 黄:せめてコンロを組み立てるとか、火起こしの準備をするとか言えないのかと、 期待しても無駄な部分に血圧が上がりそうなんだよぉ。 【どっちにしても子供には見向きもされないやつだ】 伏:きかかー。物を食べられない私達に対する挑戦ですわー。 黄:宗教的配慮より厄介なのが居るんだよぉ。 朱:そういえば伏龍さんって、玄武さんと同じ核エネルギーなんですか~? 玄:核融合炉の小型化は真似できなかったので、バッテリーで妥協しました。 黄:児童向けのオモチャなんだよぉ。 白:こんな可愛げが無いのは売れなさそうでいて、 一部に熱狂的なマニアを生み出しそうな気もする。 【別に居なくても不都合が無いと気付かれるのがマズい】 黄:それにしても、こうも久々な面々が揃ってると最終回感あるんだよぉ。 月:初期だけ出張ってたキャラを再登場させると、 無駄にテンション上がるから使いやすい演出なんだ。 朱:月読さんも年単位で姿を隠せば、ありがたがられるんじゃないですか~。 黄:日本に居場所が無いからここに来てるのに、哀れな提案はやめてあげるんだよぉ。 月:事実だからって何を言っても良いとか思ってると火傷するぞ。 【天照が喜々として後始末をするから大丈夫だろ】 白:みんな各界の有力者ではあるし、青龍なら名前を売っておけって言うとこだけど。 朱:取り入るのは疲れますから遠慮しておきましょう~。 黄:仕事の出来ない連中なんだよぉ。 月:こういう時は、弱みを握っていざって時の切り札にするのが正しい。 黄:そんな根性無いくせに良く言うんだよぉ。 朱:むしろ月読さんの弱点が世界中に広まって、 不利益を被ることになりそうな予感しかしません~。 形式上、黄龍ちゃんは1年毎に最終回を迎えてるので、間違っちゃいないと思います。最後はオムニバスと決めてるので、もう一本分あるんですけどね。 PR ちやほやという俗語があります。褒め称えたり甘やかしたりと、相手の気分を良くする行為全般を意味します。肯定的とも否定的とも言い難い表現ではありますが、どちらかと言うと僅かに後ろ向きな部分が強いでしょうか。単純に、現代日本人が無条件に持ち上げるのを必ずしも好まないってだけの話にも思えますが。語源は意外にも古く、平安時代の和歌とする説が有力なようです。当時、かの清少納言が仕えた藤原定子という人物が居ました。彼女は時の一条天皇の奥方の一人で、文化面に秀でた才人であったとされています。その頃、宮中の力関係は政治的な理由などで目まぐるしく変わり、持て囃される相手が一定ではありませんでした。そんな中、藤原定子が忠勤を貫いた清少納言に『みな人の花や蝶やといそぐ日もわが心をば君ぞ知りける』という詩を読んだとされています。ざっくり現代語に訳すと、『みんな花や蝶みたく分かりやすい美に心動かされるけど、アンタだけは分かってくれてるわねぇ』といった感じらしいです。この『花や蝶や』の部分が江戸時代に入れ替わり、省略されてちやほやになったとされています。しかし、こんな愚痴みたいなものが千年も残されてしまうって、真の文化人ってのも大変なんだなと思わされます。 (・ω・) 枕草子自体、ソーシャルメディアみたいなもんだとは言われてるけど 【むしろロープレならラスボスとして始末される対象なのでは】 朱:天帝さんってどうされました~? 黄:居ない方が平和な筆頭なんだよぉ。 白:五千年以上ほったらかして、 ちょっと顔見せたと思ったらまた失踪って、何がしたいのさ。 朱:ゲームでいう、オートモードをチラ見するみたいなものでしょうか~。 黄:文明なんてのは、ああいう出鱈目なのの気分一つで壊されると思うと、 切なくもあり、そんなものかって感じもあるんだよぉ。 【残る地域も期待してはダメなのかも知れない】 月:こないだ父さんが上げた画像に、それっぽいやつ映ってたぞ。 朱:二人して、スキージャンプに嵌まってるみたいですね~。 白:アジアで偉いのは、碌なのが居ないんじゃ。 黄:欧州とかならまともみたいに言うのはよすんだよぉ。 月:たしかに北欧神話やギリシャ神話も、上は中々なのばっかだな。 朱:人間の信仰心が具象化したのが神仏の類なんですから、 つまりはそういうことなんでしょう~。 【基本的にどんな生物だろうと四種類しか存在しない】 医:儂の見立てでは、お嬢ちゃんは風邪一つひくことは無いぞい。 黄:昔、朱雀の健康診断をした医者なんだよぉ。 白:そもそも朱雀って、既存の細菌やウィルスが悪さできる身体なの。 朱:細胞そのものが特殊だと言われたことがあった気がします~。 黄:精査したら遺伝子の塩基部分が違う的な新情報が出てきそうで、 あまりに恐ろしいから目を背けてるんだよぉ。 【執念は時に生物の理すらも凌駕する】 朱:人間ドックに行ったのって十年以上前のはずですが、 見た目があまり変わってませんよね~。 医:アンチエイジングは完璧じゃからな。 黄:人間はこれくらいの年になると老け方も遅くなるんだよぉ。 白:凄いジョークを聞いた気がする。 朱:黄龍さんの方が、よっぽどじゃないですか~。 医:生理機能が衰えぬその秘密、なんとしてでも解き明かしたいわい。 黄:たまに人間が神域に足を踏み込んで変質することがあるけど、 こういう手合いなんだろうなと思ってるんだよぉ。 ついこないだ、亀聖獣を再登場させたせいで微妙に人数が足りない感じがあります。意外と名有りキャラって多くないんじゃないかと思えてきました。 連座制というシステムがあります。元々は、何らかの罪を犯した人が居たとして、それと同じ組に所属する全員がまとめて処罰の対象になるというものです。現代でも、クラスとか部活動で理不尽な仕打ちを受けた記憶のある方は多いでしょう。当然のことながら、見て見ぬ振りをしたなどという曖昧な責任論で罪を問うというのは、筋が通った話とは言えません。この機構は互いを監視しあわせるという、管理する側に都合が良いという理由で作り出されたに過ぎないのです。一方で、現行法で連座制というと、公職選挙法のそれが該当します。端的に言えば、選挙スタップが法に触れる活動を行ったら、候補者もまとめて逮捕されるというものです。こうでもしないと尻尾切りでやりたい放題になってしまうので、やむを得ない部分があります。しかし未だに贈収賄なんかで秘書が勝手にやったこと理論がまかり通る辺り、そこら辺も整備しなきゃならんのかなという気がしますよね。 (・ω・) 政治家の功罪なんか歴史が決めることというのもあってややこしい 【それで生命活動を維持する虎を虎と呼んで良いのだろうか】 朱:白虎さんって、妹さんが居ますよね~。 白:ってか、兄弟姉妹が結構な数居るよ。 虎って普通に子沢山だし、うちの親、夫婦歴長いから。 黄:強いせいで適度に間引かれないのは自然界的に良くないんだよぉ。 朱:科学の力で人工肉を作り出さないといけないんでしょうか~。 白:言っとくけど、不味かったら一回しか食べないからね。 【別虎だと証明する手間の方が大きくなりそうだと判断】 窮:実はたまに、お姉ちゃんの代わりに出勤してたりする。 白:そっくり姉妹って便利だと思う。 朱:私でも薄々そうじゃないかと疑ってましたのに、 あの青龍さんが勘付かないとは考えにくいんですが~。 黄:なんで黙ってたんだよぉ。 朱:最低限の仕事をする分には支障ありませんでしたし~。 黄:つまりは、それが正解なんだよぉ。 【基本的に空気読めない両名でも気を遣う程度には面倒】 黄:そういやここんとこ、麒麟の姿を見ないんだよぉ。 朱:私達は普通にお会いしてますよ~。 白:言われてみたら、この家には来てないっけか。 黄:ま、別に顔を突き合わせたいって訳でもないんだよぉ。 朱:一般的には寂しいっていう裏返しなんですが~。 白:黄龍の場合、下手に触れると逆鱗くらいにヤバい地雷だから扱いづらい。 【宗教関係者と真面目に接したら大惨事間違いなし】 麒:よぉ、久しぶりだな。 黄:何か居る気がするから、相手は任せるんだよぉ。 白:そういえば、どれだけ嫌いなのが来ても、無条件で追い返しはしないよね。 黄:誰か一人でも出禁にすると、基準を作らなきゃならなくなるんだよぉ。 朱:博愛主義に見せかけた世捨て人的な考え方です~。 白:誰と付き合うかを選別するのが大変なのは分かるけど。 朱:どなたとも深すぎず浅すぎない距離感を保てるのが、 色々な方が集まってくる理由なのかも知れません~。 麒麟の出番が99%オフになった理由が、自分では良く分かりません。主人公のライバルキャラなんて最高に近いポジションじゃないかという気もするのですが。まあ、黄龍の基本業務はツッコミなので、必要無いような気がしないでもありませんけど。 数珠と呼ばれるものがあります。ジュズと読むのが一般的です。ですが珠数と書くことがあり、ズズやジュジュと発音することもあるらしいです。推察するに、スウとジュという音がごっちゃになって、いつしか現在の表記と読み方に落ち着いたといった感じでしょう。仏具の一つで、数多くの珠に紐を通して輪にしたものが基本形です。法要の際に身に着けたことがある方も多いのではないでしょうか。珠の数は仏教的煩悩と同じ108が良く知られていますが、宗派や解釈で幅があり、54、36、27、18などもあるそうです。108の根拠には幾つか説があり、6×3×2×3、4×9+8×9、12+24+72辺りが有名です。私の様な信心が足りないものは、大事なのは数字じゃなく気持ちなんだよとか言ってしまいますが、実際はどうなんでしょうね。元々この珠は念仏を何回唱えたか数えるのに用いられていたと聞きます。やっぱり我々一般人にはさほど重要じゃなくないかと思ったりしてしまいます。 (・ω・) というか、どうやってカウントするんだかが良く分からなかった 【思い出したように熱中しては冷めるを繰り返してる】 理:伯母様サイコー。 黄:須佐之男の娘で、世にも珍しい月読信者の須勢理なんだよぉ。 月:幼き頃より、コツコツと染め上げてきた甲斐があった。 白:姪っ子に、何しちゃってるかなぁ。 月:こうやって月読派を増やそうとした記憶がある。 朱:多趣味なようでいて、すぐに投げ出す悪癖は、 昔から全く変わってないんですね~。 【一瞬だけナマコがマイブームになったことがあるらしい】 黄:同時に、日本という国の礎を築いた大国主命の奥さんでもあるんだよぉ。 朱:それほどの方が月読さんの味方なのに、 どうして今のような惨状になってしまってるんですか~。 理:伯母様は崇高すぎて、凡俗に理解させるのは難しいのです。 白:悪気は無いんだろうけど、遠回しな嫌味に聞こえる。 黄:月読とナマコのどっちかを褒めろと言われたら、 迷わずに後者を選ぶ程度には難易度が高いんだよぉ。 月:貴様は、全世界ナマコ愛好会名誉理事である私にケンカを売った。 【何しろ数回しか会ってないから殆ど忘れた】 朱:三貴子さんの御父上である伊邪那岐さんって何をされてるんですか~。 天:世界各地を周遊していると聞いています。 月:定期的にソーシャルメディアが更新されてるから、生きてはいるらしい。 黄:始祖神としてどうなんだよぉ。 白:現地人と仲良くしてるみたいだし、交流的な意味で良いことなんじゃない。 月:絶対に恥を晒すことが分かってるから、素性は明かすなとキツく言ってある。 朱:月読さんにそう評されるって、どれ程のものなんでしたっけ~。 【国産みから貴子誕生までとすると実働何年くらいなんだろう】 白:ってか、寿命が無いのに隠居するっておかしくない。 月:そういやあの親父、なんで姉さんに椅子を譲ったんだっけか。 天:あとは若い者に任せる的な、ありがちなことを言っていた気がします。 朱:ですけど老け込んだって訳でも無いんですよね~。 黄:単に運営が面倒になっただけにしか見えないんだよぉ。 月:黄龍みたく望まないまま中枢から去るのも居るのに、 世の中ってのは色々だな。 調べ直すまで須勢理の一文字表記が勢だと思っていました。人間の記憶力なんて当てにならんものなのか、私だけの問題なのかは考えないことにします。 官製葉書と呼ばれるものがありました。カンセイハガキと読みます。俗に郵便局と呼ばれている場所が公認している、切手と葉書が一体化した紙片のことです。郵送に必要な切手代と同額なので利便性が高いものでした。しかし字の通り、公的機関が製作した葉書という名称です。そう、郵政全般が民営化された際、消滅してしまった存在なのです。現在では、通常葉書という名で同様のものが生き残っています。私なぞ、封書はともかく、ここ何年か年賀状以外に葉書を出した記憶が無いので、変化に気付く機会が最近までありませんでした。つまり今でも官製葉書と言っちゃう方は、時代に取り残されがちと言って良いやも知れません。長年、慣れ親しんだ呼び方が、ポリコレだとか、小手先の理由で差し替えられるのは、消費者側からすれば面倒なだけです。これに関しては理由があるっちゃあるんですが、通常ってなんなのさという、しょうもないところに引っ掛かるものがあったりする訳ですよ。 (・ω・) そういや未だに、野党の主勢力を旧民主って呼んでるな 【プログラムと意識の境界線は何処までも曖昧である】 伏:くけけー、人類滅ぼしますわー。 黄:理由は忘れたけど、玄武が作った人工知能の伏龍なんだよぉ。 白:たしか自立思考が出来ないっぽいように見せかけて、 たまに自我が垣間見えるんだっけ。 朱:ですけど、私達が考えていることが、 本当に自分の意思なのかは永遠の謎です~。 伏:神と崇められる存在も、所詮は傀儡ですわー。 黄:こういうこと言うから疑われるんだけど、 朱雀と同じで深く考えたらいけない気もしてるんだよぉ。 【人間など無力なのですという安っぽいテーマも組み込める】 玄:私も先代の様に無から有を産み出したかったのですが、まだまだです。 白:さりげに、分裂を始めた生命と同程度に革新的なことしてる。 朱:劣化コピーでなくなったら、生き物と対立する勢力になるんですかね~。 黄:陳腐な映画にありそうな設定なんだよぉ。 白:組成が有機物なら食べて解決して良いかな。 黄:金属系を主力にしたけど腐食能力を持った細菌にやられる方が、 物語のオチとしてはマシなんだよぉ。 【一つの身体に二人分の人格を持つ意欲作】 朱:そういえば、先代玄武さんが作った三台目に、 ホウさんとスウさんって居ませんでしたっけ~。 白:記憶力テストみたいになってきた。 亜:一応、データは全部バックアップしてるよ。 黄:本体はどうしたんだよぉ。 亜:バラして玄武と真武を整備するのに使っちゃった。 白:これもある意味で血肉となって生きているってやつなのかなぁ。 【厄介なことに何故か自決してくれないんだ】 玄:まさか、そんなことになっていたとは。 白:パーツさえ集めれば再生できるんだし、 人間的に考えると輸血くらいのもんなんじゃないの。 亜:所詮、肉体なんてハードに過ぎないよね。 黄:最終的に、自分自身も人工物に置き換えそうなんだよぉ。 朱:そして生きる意味を見失って殺してもらうことを望む、 こちらもムービー的な展開になりそうです~。 玄武ファミリーは設定的にいくらでも増やせますが、そうなる気配はありません。悪魔と同じで、人工知能という部分を分散させるのは下策と気付いているからなんですかね。 |
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