バロメーターというものがあります。英語では、barometerと表記します。本来の意味は気圧計です。御存知の通り、空気の密度というやつは一定でなく、気象状況に依って変化します。気圧が下がると気分が落ち込んだり耳鳴りがするなど、身体に影響が出ることもあります。古来より感覚的に理解していた部分はあったでしょう。科学的に数値化されたのは、17世紀に入ってからです。最も古典的な装置は水銀を用います。水銀を満たした縦長の器を液体の表面から離さずひっくり返すと、内部に真空が発生します。これは水銀の比重が高い為に大気が押し返す力に勝るからです。その長さは76cmが標準で、水で同じことをやろうと思ったら10m以上が必要となります。この76cmというのが曲者で、厳密に測定すると日々変化することに気付きました。空気が薄くなれば短く、逆であれば長くなります。水銀は人体に有害なので現代だとあまり使われていませんが、長年この原理を応用した器具を使って気圧を測定してきました。そして気圧計は、晴雨計という別名もあります。気流は気圧が高い方から低い方に向けて発生するので、雨雲も風下に溜まります。つまり低気圧になると雨が降りやすくなるということです。古傷が痛むから天気が崩れる的なシーンがたまにありますが、あながちオカルトという訳でも無いのです。ここから転じて、何かを判断する指針をバロメーターと称することがあります。天候は農業を始めとして凄まじく重要な情報ですが、人工衛星から雨雲を注視するなんてのは最近になってのものです。経験則を可視化したのは、結構な偉業と言えるんでしょうね。 (・ω・) 単位であるミリバールを知っているかで年がバレることもあるぞ 【当時の海軍は海賊業で食ってた割合が大きい】 公:水軍が、欲しい。 遊:一応、契約してるのが居なかったか。 公:あんな情勢と金次第でどう転ぶか分からんのじゃなく、 自前の直属部隊って意味だ。 莉:大大名ですら持ってるのは少ないんじゃなかったっけ。 遊:陸上の軍すら御してるとは言い難いのに、 良くそこまで高望みをしたものだと感心すらする。 【歴史は見切り発車でしか動かないとも言えるんだけど】 遊:設立に必要な人材の登用方法と育成に掛かる時間、 維持も含めてどれだけの費えが求められるかを計算したのか。 公:安くはなさそうだ。 莉:ざっくりすぎない。 公:こういったのは勢いで始めないと形にならんからな。 遊:そして後世に瓦解の発端であったとされるのが、 お決まりの流れとなる訳だ。 【どれかというと説き伏せる力が欠けているだけでは】 公:しかし海路を抑えれば交易に有用で、 資金繰りが楽になるという利点もある。 莉:先進的な考えなのかな。 遊:支配地域を広げてからでないと旨味は少なそうだ。 莉:あれも足りぬこれも足りぬで、やっぱり使いこなせないんじゃ。 公:先取りしすぎると凡俗がついてこれないのは、 いつの時代も変わらぬものなのだなぁ。 【傍目には立場に潰されて壊れたとしか思われないだろう】 公:ちなみに輿すら酔う方だから、船の上で戦とか絶対に無理だ。 遊:船員に軽んじられるな。 莉:武芸に秀でてないと、他が優れてても一目置かれないのが武人だし。 公:誤魔化すのと潔く告げるので、どっちがマシになるんだ。 莉:克服するって選択肢は無いの。 公:そう言って持ち上げた畳に俺を乗せて、 ゆっさゆっさと揺らす気だろ、分かってるんだぞ。 船酔いは、三半規管が感知した情報に脳が対応しきれていないせいで発生するというのが現代的な解釈です。なので個人差はあるものの経験を積めば軽減されるはずではあります。そこに至るまでが大変であることは事実なんでしょうけど。 PR |
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