フリーエージェント宣言していた横浜三浦投手が、残留を決意したそうです。一方、私はと言えば、『本人の意思だから』と格好付けてクールぶっていたのですが、さりげにちょっと泣きそうです。
( ・ω・) ふに~、だよぉ、うにゃー
【金がないならエコを食えばいいじゃない】
岬:エコエコ詐欺が全盛期に突入しようとしていますよね。
公:第一声がそれかよ。
岬:エコに非ずんば人に非ず。
私達は、人類が何度となく克服しようとしてきた差別を、
新たに生み出す時代に立ち会おうとしているのかも知れません。
公:そこまで言い切ったら、ある意味、大したものかも分からんな。
岬:いえ、さしたる資源国でもない日本が、
大量消費を極力しないというコンセプトは良いと思うんですよ。
だけど、こう押し付けがましく、且つ、企業イメージの為に利用されると、
噛み付きたくもなるじゃないですか。
公:それは只の、天邪鬼さんです。
岬:国家レベルでも、環境保護を建前とした詭弁は幾つもまかり通ってきました。
最近では、バイオエタノールが記憶に新しいところでしょう。
公:おぉ、俺でも聞いたことがある。
岬:穀物を原料としてエタノールを生み出し、
それをガソリンに代わる燃料として利用する計画です。
工業的にお酒を生み出してると言っても良いでしょう。
詳しい説明は省きますが、植物が穀物の主原料である糖分を生み出すには、
二酸化炭素が必要で、バイオエタノールを燃やして燃料としても、
地球全体の二酸化炭素の総量は増えないということで計画は進められました。
公:昨今大盛況の、地球温暖化対策か。
岬:ですが、バイオエタノール製造施設の建設や稼動に、
充分以上の重油等を消費する為、何の対策にもなってないという説もあります。
公:ダメじゃん!
岬:更に、当然のことながら、食料を食料として以外に消費すれば、値段は高騰します。
日本の様に、経済的に豊かな国はそこまででもありませんが、
食べていくだけで精一杯の地方の国民にとっては、まさに死活問題です。
公:そんなことをしてまで、バイオエタノールを押し進めた理由って――。
岬:一応、建前としては、石油はいずれ枯渇するものですから、
代替のエネルギーが必要ということになっています。
まあ実態は、何らかの利権団体が絡んでるんでしょうけど、
今のところ、明確なことは分かっていません。
公:所詮、そんなもんか……。
岬:一年ほど前ですが、アメリカのブッシュ大統領が、
『原子力発電は二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギー』とか言い出したんですよ。
たしかに、放射能問題とか、臨界の問題を考えなければ事実なんですけど、
あの人が言うと疑心暗鬼になるって、凄いフィルターですよね。
公:言う人に依って印象が全く変わるのは、社会の基本だ。
岬:日本では毛嫌いされている原子力ですが、
二酸化炭素排出量を抑える為には利用せざるをえないのも事実です。
ここ二十年以上、電力消費の30%前後を担い続けていますしね。
もちろん、夏はクーラー全面禁止、冬は暖房器具使用禁止、
工業施設も稼動制限を設けて、
経済に深刻な打撃を与えてでもという覚悟があるなら、話は別ですけど。
恐らく、国民の大多数はNoを突きつけるんじゃないでしょうか。
公:世の中、そんな簡単に良い方向へは回らないのよね……。
今項目の纏め:政府が環境問題を取り上げる時は確実に裏があるとまでは言い過ぎにせよ、企んでることが多いのは事実。一つ一つの吟味がいつだって肝要。
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