雑巾という言葉は、よくよく考えてみれば不思議な言葉です。巾の方は布のことですが、頭についている雑は何を意味するのでしょう。現代日本語の感覚で言えば、大雑把的な雑か、雑兵、雑魚といった数だけは多いけど、取るに足らないものといったところですか。雑巾の場合は後者があてはまりそうです。しかし雑巾は最近でこそ、その為にわざわざ作られていますが、元々は使い古した衣類を転用したものです。大量生産大量消費が根付く前に、掃いて捨てるほどの布切れが出たのか、疑問が残ります。となると案外、作りが甘い方なのかも知れません。いずれにしても、その身を削り、いずれ汚れきって捨てられる献身的な存在に対して、人間は何と傲慢な名付けをしてしまったのでしょうかと、いつもの如く適当なことを言ってみます。 (・ω・) 文化とは、即ち下で支える奴隷があってこそ成立するものだ! 【百年戦争も切れ目なく戦っていた訳ではない】 公:それにしても、小競り合い程度はしょっちゅうだが、 本格的に軍勢がぶつかりあう、一般人が連想する戦はほとんどないな。 遊:当たり前だ。そんなもんを年中やってたら、誰が田畑の管理をするんだ。 戦費は嵩むし、死人も出まくりとなったら、数年で行き詰まるぞ。 公:遊那に懇切丁寧に論破されると、妙に遣る瀬無く、そして腹立たしい。 遊:折角、事細かに解説してやった反応が、それか。 【天下統一がどれだけ大事業かよく分かる】 公:何と言うか、これだけ武闘派っぽい面々が揃っていながら、 内政と有力者の懐柔に奔走する日々に疑問を感じた訳だ。 遊:ほぉ。 莉:言わんとすることは分からなくもないけど、具体的に何処を攻めるのさ。 遊:東西は全国屈指の大大名、北は天然の要害である山岳に守られた岬陣営。 いっそのこと、茜から山城を取り戻すか? 公:つくづく、どうやって現状維持してんのかすら分からん立地条件だよなぁ。 【毒だって使い方次第で薬効があるからね】 涼:一つ、検証すべき情報があるんだが、いいか。 公:どうした、どうした。 涼:東側の領地での揉め事を、桜井君が離反する前後で比べてみたんだが、 明らかに減っている。 莉:どういうこと? 遊:茜が東の大大名をおちょくって、からかって、弄んだ結果、 疲れ切って、周辺への圧力を掛ける気力すら無くなった可能性が高いな。 公:世の中、何がどう絡んで好転するか、分からんもんだ。 【トップ以外を弱体化させるという話なら間違っていない】 莉:ひょっとして、全国の大名をヘロヘロにさせれば、平和になったりする? 公:何か、凄いこと言い出したぞ。 涼:残念だが、民の食い扶持を確保せんと山賊化などで治安が低下するだけだ。 上にそれを抑えつける力が無いと、むしろ状況は悪くなるとみていい。 莉:うまいこといかないもんだね。 公:そもそも、戦乱の世になったのは幕府が無力化したからだと、 今更説明しないといけないとは思わなんだ。 合戦シーンが少ないのは、単にこの形式で表現するのが難しいからです。某大河の様に予算の都合ではありません。 PR |
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