2010
ここんとこ、ここのスペース、政治ネタが急激に減ってね? とお思いの貴方。大丈夫です、書いてる私も思ってますから。いえ、何と言うか、某政権与党の想像を絶する無能っぷりに、割と本気で、これ以上、悪名を残さない為に解散して政権を返上すべきと思ってるもので。
平たく言うと、幼稚園児の相手に飽きたと言うか。
( ・ω・) 園児の方が、新しい発見とかあるとか言っちゃダメだよ!
君ってばパープルオーブの時といい、兄さん、姉さんからの贈り物を良く狙うよねぇ。ってか、今の今までシスが探知しなかったんだから、市場的、文化財的な価値は無いと思うよ。
「それで、何と書いてありますの?」
しかし、仲間とはいえ、こうも遠慮が無いというのは果たして関係として良いものなんだろうか。今の僕には、ちょっと分からないよ。
「『この手紙を読んでいる君へ。どうやら、俺は我が愛剣と離れ離れになってしまった様だ。幸運にも、この仕掛けに気付いてくれたことには感謝するが、その剣の所有者は俺、アリアハンのアレルだ。武器屋辺りに下取りしないで貰いたい。後々、然るべき御礼をするから、アリアハンへ送って貰えると助かる』」
「何て言うか、大袈裟な手段で隠してあった割には、随分、色々なことを想定した書き出しだよね」
そう言えば、こういう無駄とも言える細かい予防線とか好きな人だったなぁ。と言うか、まさか僕が真っ先に読んでいるとは、流石の兄さんも想定してないと思う。
「『仮にも一剣士として剣を手放すというのは何事にも耐え難いことであるが、人生には何があるか分からない。不本意ながらも、この様な手段で亡失を防がせて貰う』」
この若干の理屈っぽさが、僕の兄だなぁと思わされるところだ。何だか懐かしくて、ちょっと目が潤んできたよ。
「『さて、前置きはこれくらいにして、本題に入らせて貰う。名乗った通り、俺の名はアレル。アリアハンでは、勇者として知られている』」
何の迷いも無く自身を勇者だと言い切れるのが、兄さんが、兄さんたる部分だ。