2010
何だか、テロの実行犯が持て囃されてるようですが、理解出来ないことが多数。え、何で旅券偽造という日本での犯罪を免除してまで入国させる理由があるんですが。韓国でなら、特にそんな法をねじ曲げなくても会えるんですよね。新情報は特に無かったみたいですし、そもそも、日本は司法取引は認めてませんよね。つーか、日本と韓国って、犯罪者の引渡し条約結んでませんでしたっけ。あれって殺人クラスの重犯罪じゃないと適用されないんでしたか。
( ・ω・) 何か進展するならまだしも、このグダグダだと、本気で意味が分からない
「うくぁぁぁ!」
宿の部屋に帰ってきて開口一番、行き場のない怒りが噴出して、口から漏れ出てきた。
「うるさいよ、他の客はボチボチ寝てるんだ! 叫ぶんだったら海にでも行っておやり!」
いえ、たしかに大声を出したことに関しましては素直に陳謝致しますが、おばちゃんの声も充分やかましいと思います。
「珍しいね、そんな露骨に荒れるなんて」
「何か、あれだけ言いたい放題言われて反論の一つも出来なかった自分にも腹が立って」
一瞬、勇者になる為には口喧嘩も強くなければならないのかなんて本気で思っちゃったし。
「うーん、でも国を盗るって言われると、大怪盗たるあたしとしちゃ、心踊るものがあったりもするなぁ」
「シスは、あんな考え方に賛同する訳!?」
「いやいや、金で買うなんてのは全く興味無し。ってか、金で買えるもんに興味持ってる内は素人だね。
やっぱりまともなルートじゃ手に入らないものをこっそり盗んでこそ怪盗ってもんでしょ」
しかし、僕の仲間二人は、どうしてこんなにも頭の中身が独特なんだろうか。
「くーくー」
「ぐおー、ぐおー」
「二人共、おねむオネムでーす」
成程、トーマスさんは術者のモロゾフさんが寝ててもそれなりに動ける自律型なんだね。これなら、野宿の時もそれなりに安心だよ。
「じゃなくて!」
「ごふっ!?」
頭がクサクサしすぎて、もう自分でもどういったノリで接してるのかが良く分からない。
「何で、さも当然の様に僕の部屋で寝てるんですか! 自分達の部屋があるでしょう!」
もうやだ、この寄生精神に充ち溢れたオジさん。