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 そろそろ、民主党代表選も、勝ち馬と負け犬が決まりそうな情勢ですが、本当、負けた方の陣営はどうするんでしょうね。そればっかりが楽しみです。まあ、小沢氏が勝った場合、形骸的にポストを幾つか分け与えればそういう不満は抑えつけられるやも知れませんが、世論の逆風は絶望的でしょう。逆に、今優勢と言われている菅氏が勝った場合、下手なポストを与えようものなら、『小沢氏に取り込まれた』とうるさいはずです。もちろん、何も与えなければ、小沢陣営の不満は噴出する訳で。只でさえ、参議院は少数で、野党に土下座しなきゃいけない立場なのに。うは、オラワクテカしてきたぞ。

( ・ω・) まあ、政策なんてどっちも実行力無いんだから、とっととどっちが勝つか決めてくれ

 論拠が薄い気がしてならないけど、まあ、僕の手が汚れる訳じゃないし良いかなぁと思ってみたり。
 性格が、日に日にちゃらんぽらんになってる気がしてならないけど、ここは懐が広くなったって言葉に置き換えて誤魔化そうと思うんだ、うん。

「無理だった」
「早いですねぇ」
 僕がシスやジュリと昼御飯を食べている間、モロゾフさんは件の責任者を探しに行ってたんだけど、出されたスープが冷める前に食堂に帰ってきた。本当に働いてきたのか、勘繰っちゃうよ。
「作戦を、練り直そう」
「だから早いですって」
 幾ら村の規模がそこまで大きくないからって、この小半刻で本当にやれることをそれなりにやったのか。色々と、言いたいことが湧いてきてしょうがない。
「要はヒヒイロカネがそこそこ手に入れば良いんでしょ?」
「はい、シス。盗みはダメだからね」
 基本的な遣り取りは、出来得る限り短く終わらせるとして。
「鉱山の中で一年くらい働いたら、流石に代償でそれなりに分けて貰えるんじゃないですか」
「余り、真面目に考える気概を感じないのだが」
「そんなことないですよー」
 余り発展性を感じないし、おざなりな態度はこれくらいにするとして。
「そもそも、現場に来れば何とかなるという発想が甘かったんじゃないですか」
 大好きな魔法の勉強を邪魔された怒りが、今になって湧いてきたよ。ジュリの、捨てられた子犬みたいな表情にかどわかされた事実は、この際、さておくとして。
「まあ、ここまで来たら一蓮托生の間柄だ。少し、落ち着いて状況を整理しようじゃないか」

 

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