説客と呼ばれた人々が居ます。ゼイカク、ないしはセッカクと読みます。中国史で春秋戦国時代と呼ばれる、始皇帝が誕生する少し前に頭角を現したとされています。戦国時代という名が示す通り、当時は小国が乱立していて小競り合いから大規模戦闘までが頻発していた時期です。建前上、周王朝ではあったのですがかなり弱体化していて、応仁の乱以降の足利将軍家と似ているでしょうか。この状況から、何処も他国の情報を喉から手が出るほど欲していました。その為、諸国を回り見聞を広めた存在は重宝されました。中でも弁が立ち、礼儀作法を修めた者は交渉人や参謀に近い形で活躍しました。彼らを、説客と称したのです。ほぼ誰かの臣下としてやフリーに近いなど立場は様々だったのだとか。教養と口先さえあれば誰でも出来るという考え方もありますが、敵国に乗り込んで利害を説くのが本業みたいなものですから危険な稼業です。実際、上との行き違いで煮殺されたという記録が残ってたりしますし。現代でもネゴシエーターは重要な役割を担ってますが、口下手で社交性皆無な私の様な人間から見れば、異次元の生き物のようにすら思えてなりません。 (・ω・) まず相手の心境を推し量れというのが無理ゲーすぎる 【自由落下し続けるらしいけど空気の有無で速度が全然違うな】 天:それで宗教に限らず創作の定番ですが、 数を大きくするというのはどうでしょう。 朱:たしかに日本神話はインパクトのある数字が思い付きませんね~。 黄:八百万も、八、百、万という代名詞的なものの組み合わせで、 エイトミリオンって意味じゃねーんだよぉ。 天:阿鼻地獄に落ちるまで二千年も掛かる的な持ちネタが欲しいです。 黄:仏教は仏教ででかくすれば良いと思ってる節があるけど、 感覚的に分かりづらいのはマイナスなんじゃないかと疑ってるんだよぉ。 【だから奇数にしておけとあれほど言っておいたのに】 天:例えば、八岐大蛇も八つの頭だなんてケチくさいことは言わず、 百でも万でも好きなだけ生やせば良いじゃないですか。 黄:正直、キモいんだよぉ。 朱:只でさえ命令系統がどうなってるんだと言われてますのに~。 天:最新の研究では、合議制である可能性が高いとのことです。 黄:尚のこと頭数を増やしたら纏まらないんだよぉ。 朱:それよりも、四対四で対立したらどうなるのかが気になって仕方無いです~。 【むしろコンプまで残り一個なのがモヤモヤしそう】 天:三種の神器だって、剣、鏡、勾玉の三つに拘る必要はありません。 矛、髪飾り、腕輪と、神性を持たせられそうなものは幾らでもあります。 黄:ゴテゴテとアバターを付けまくったみたいなんだよぉ。 朱:一つ当たりの価値が下がりそうです~。 黄:供給過多になれば値崩れを起こすのは基本中の基本なんだよぉ。 天:オリジナルの天叢雲は紛失したことになっていますが、 大量にあれば、それくらいなら良いかになるかも知れません。 【日本神話で最も有名と言えるエピソードだというのに】 朱:アマノウズメさんが踊るシーンを大人数にするというのはどうでしょう~。 黄:歌劇団やアイドルみたいになってるんだよぉ。 天:そうなると演出や統制にも拘らないといけませんね。 黄:あんたを引き摺り出すのが目的なのに、何しれっと参加してるんだよぉ。 朱:これが噂に聞く、インフレに依る設定破綻というやつでしょうか~。 黄:話の整合性より盛り上げるのを重視してるって視点では一緒だけど、 これは役目を放棄した天照の頭が残念なだけなんだよぉ。 元々はこの日本神話の数字をインフレさせてみるというのがネタの取っ掛かりでした。でも一本分にするにはキツいかなと柔軟性を持たせてみた結果こうなりました。今にして思うと、幾らでも広げられたんじゃないかと思わなくもないんですけどね。 PR |
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