ミラーテストと呼ばれるものがあります。鏡に反射された姿を、自分として認識できるかどうかの試験なのだそうです。ある程度の齢を重ねた人間の大半は出来るでしょう。これが出来る動物は、人類以外ではほんの数種と言われています。単に、人は視覚情報に偏重してる部分があるので、匂いや音を発しない映像に戸惑っているだけの部分がある気もしますけど。そもそも人間だって、鏡は目の前を映すものという知識が無ければ、全員が全員分かるとは限りません。野生動物に育てられた子供が社会性を持つのに苦労する話からも分かるように、人が人らしい見識を持っているのは教育のお陰です。群れで情報を共有している種は少なくないようですが、世界中に散らばった一種族が積み重ねているというのは、生物史上初めてのことなのやも知れません。まあ、月まで行って帰ってきたような連中に、何を今更と言ってしまえばそれまでなのですけどね。 (・ω・) そう考えると、やっぱここ百年の技術革新やべーな 【人間性に問題があるからそっちに頼らざるを得ないというか】 月:今日一杯で世界が終わるとしたら、何するよ。 黄:中学生みたいなこと言い出したんだよぉ。 月:死生観と人生哲学が垣間見える、心理学的に有益な質問だ。 黄:学者サイドからの物言いはズルいんだよぉ。 月:権威とは、有効活用する為に存在するのである。 【要するに趣味の延長線上なのである】 黄:とりあえずそっちの答えを聞いておくんだよぉ。 月:完成書きかけ問わずに、論文を全て焼き払う。 黄:生きた証の全否定は珍しいんだよぉ。 月:若かりし頃の日記とか詩集みたいなもんだからな。 出来ることなら、死ぬ前に無かったことにすべきだ。 黄:成程、こいつの学問への探究心がどういったものか、 実に端的に表れてるんだよぉ。 【無駄を尊ぶのは知性を持った証という見解もある】 月:後は、私が知り得る限りの機密情報をバラ撒いてやるかな。 具体的には、他の教授連中の恥ずかしい話とか。 黄:反撃で痛手を負う流れなんだよぉ。 月:これが最後なら、決着はつけておくべきだと思うのだ。 黄:仮にも知識層のやることかと言いたくなったけど、 野生の獣はやらないだろうなという意味では、間違ってない気もしてきたんだよぉ。 【異性と食事関連で埋まってしまったらしい】 黄:何にしても、生産的なことをする気が無いのは分かったんだよぉ。 月:夜になって、こんなことで良かったのかと思い悩むも、 とてつもなく薄めてるだけで普段と変わらんなと居直る訳だ。 黄:本当に人生に対する考え方がダダ漏れなんだよぉ。 月:今度、学生連中にアンケートでもとってみるか。 黄:この大学じゃ残念な結果しか出なさそうだけど、 大衆とはそういったものと言っておけば格好は付きそうなんだよぉ。 今日世界が終わるなら、色々とやってみたいことが頭の中を巡った末に、うまいもん食いたいくらいで落ち着きそうな小市民です。 PR |
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