何でも、社民党の辻本議員が離党を正式に表明したそうです。前国土交通副大臣。権力の旨みが、忘れられないんですね。選挙が終わるまでは我慢したのは義があるような、セコいような。まあ、これで社民党消滅へのシナリオが、また一歩進んだ訳ですね。
( ・ω・) つーか、次期衆議院選で勝てる気がしないだけって気がしてきたよ
うーん。商人同士とはいえ、こんな遠くにまで名を轟かせる程の人だったのか。只者じゃない空気はあったけど、裏打ちされた感じだ。
「ところで、クワットさんは、スピルのことをどう思います?」
「金で国を買うという目的と、その手法についてかね」
「ええ」
「私が行う商売を正道とするのであれば、値を操作してまで儲けようというのは邪道と言えるだろう。だがこの類の金の稼ぎ方は、小規模ならば古来よりあったもの。金に貴賎は無いと考えるのであらば、それそのものを責めることはお門違いだとは思う」
「そう、ですか」
「国を手中に収めるというのも、成程、たしかに私欲あってのこと。だが真に能力があれば、或いは今の世よりも良くなるやも知れぬ。
私はスピルに会ったことが無いので一般論しか語れませんが、商人として、そこまで道を外れているとは言えませんね」
「はぁ」
商人の発想というのは、やっぱりついていけない。お金を儲けられれば何でもありなら、贋金でも作れば良いじゃない。国には睨まれるかも知れないけど、腐った国なら袖の下一つでどうにでもなるって。
「しかし、若干、品性に欠けているのも、又、事実」
「へ?」
消極的肯定から、消極的否定に軸が動いたことで、変な声を漏らしちゃったよ。
「金の流れが鈍ったこの時代に、それだけの網を張れる行動力は素直に賞賛致しますが、このまま見過ごしては商人としての矜持が許しません。何しろ、我が家に入り込んで芝を踏み荒らす様なものですからね」
「と、いうことは――」
「私の商売にとって、益になることでもあるようです。ここは、スピルが持つもの全てを、叩き潰すか、取り込むことにしましょう」
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