2010
皆様は、数ヶ月前、政府民主党が『(普天間問題は)沖縄県知事選の結果も参考にして考える』と言っていたのを憶えておられるでしょうか。その政府民主党が昨日、沖縄県知事選に独自候補を擁立するのを事実上、断念したそうです。ちなみに現状、有力候補二名は、どちらも県外移設派で、想像を絶する惨敗をする恐れがあって、それから逃げる為だというのは、誰の目にも明らかなところであります。
( ・ω・) 来年の統一地方選は、聞いたこと無い負け方するのではと、オラワクワクしてるんだぞ
「だから私は、何が何でもヒヒイロカネを手に入れる必要があるの。私達を嵌めたことなら水に流すこともやぶさかじゃないから、今すぐ持ってきなさい」
「ヒィィィ、わ、分かりました。仰せのままに致しやす」
未だ地面に這いつくばったまんまの責任者は、おののきながら近くの鉱員に指示を出した。あ、ゴメン。色々と衝撃的なことが重なったせいで、存在そのものを完全に失念してたよ。本当、悪意とかはないんだよ、多分。
「それにしても、こんなことされて水に流すって、心が広いんですね」
まあ、僕としても本気でケンカを売ったところで何の得も無いんで、ここらで手打ちにしても良いんですけどね。ある意味、仕事らしい仕事はしないまんま、目的は達成できる訳だし。
「何を言ってるの。私は、やぶさかでもないって言ったのよ。どう料理するかは、存分に誠意を見せて貰ってからでも遅くは無いわ」
「……」
成程、ジャジャ馬でも、公女様は公女様。しっかりと政に携わるものとしての心構えが染み付いておられるようで。
「こんな殺風景なところで長話も洒落っ気が無いわ。村長のところにでも押しかけましょうか。今だったら、貴賓を扱うようにしてもてなしてくれるわよ。土埃も、払い落としたいしね」
しかしこの人も大概、良い度胸してるよ。アクアさんと同年代だろうし、案外、気が合いそうな気がする。
「じゃあ、モロゾフさん達も行きましょうか」
そして、こっちはこっちでどういった塩梅なのかさっぱり分からないし。ああ、もう、誰か颯爽と現れて状況を説明してくれないかなぁ。