2007
月読の婿、募集要項。金と力と暇は持て余してるので、経済力は一切問わず。特典、永遠の若奥様。振り回されるのが好きな人歓迎。最重要事項、本人より天照を憎めること。
( ・ω・) 適度な応募、待ってるぜ
【怒りが蘇る】
ヘ:気を取り直して、婿選びを再開する。
黄:大した逞しさなんだよぉ。
?:何じゃ、何じゃ。ここで若い嫁が貰えるって本当かのぉ。
ヘ:……。
黄:とりあえず、ちょっと喋り方が似てるだけで蹴り飛ばしてたら、
審査は一切進まないと思われるんだよぉ。
【むしろ虎が邪魔してる】
朱:大した蹴り技ですよね~。脚線美です~。
黄:勢いだけで発言するのはやめて欲しいんだよぉ。
朱:これが~、人の恋路を邪魔する奴は虎に蹴られて死んじまえ、って奴なんですね~。
黄:そして、巧いことを言ってる様で、得点を付けるなら実に微妙な発言なんだよぉ。
【儒教とは無縁です】
白:と、ところで、何で私達は両手両脚を縛られてるのかな~、って。
窮:うにゃー。
ヘ:親を見捨てた罰だ。むしろその程度で済んで良かっただろ。
白:うう……あの爺さん。せめて記憶が飛ぶくらい殴っておいてくれれば良かったのに。
窮:うんうん。
黄:相変わらず、親子とは思えない発言に、溜め息しか漏れないんだよぉ。
【脳味噌白トリュフ男】
フ:はて。何かありましたっけ?
黄:こっちは、本当に記憶が飛んでるんだよぉ。
ヘ:獣化せずとも、普段から色々と飛んでる奴だ。深くは考えるな。
黄:心が切なくなるのは、気のせいではないと信じたいんだよぉ。
フェンリルの様な旦那を持つと、嫁さんは一生、苦労しますが、案外、楽しいのかも知れませんよ。
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