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 こっそりガソリン暫定税率撤廃を打ち出した民主党。次なるマニフェスト詐欺は、『医療費上限月四万円』だそうです。必要な4000~5000億程度の財源は、もちろん不明。もうそろそろ、財源が必要な政策は、それをある程度は確保しない限り発表するの違法にしようぜ。そうじゃないと『法律で決まってる訳じゃない』とか言い出す人が続出しますし。

( ・ω・) しかしここまで信義ゼロの総理ってのも、神業だと思うんだ

「ふぅん!」
「ぐげっ」
 左肩から、生木を折るかの様な異音が放たれた。同時に、痛みを痛みと認識出来ない程の衝撃を近辺で知覚する。外れたのか、或いは変な折れ方をしたのか。考えが、全然、纏まらない。
 ああ、何だか痛みと共に意識さえも薄らいできたような……まるで草むらでのんびりと寝転がってる時みたいに、ぼんやりと満点の星空を見上げて――。
「……」
 星、空? 室内に居るのに、何でそんなものが――あ、さっきのイオで天井に穴があいたのか。月が……綺麗……だ……な。
「おいおい、あんたんとこの大将、完全にぐったりしちまったぜ。こりゃ、勝負ありじゃねーのか」
 エンリコの声が、遠くに聞こえた。
「はん! あいつを甘く見るなよ。そりゃたしかに、身体は貧相で力が無い上、俊敏性もねぇ。かと言って、剣の太刀筋や読みに光るもんがある訳でもねぇし、基本的に甘ちゃんだ」
 お師匠さんの声も、聞こえた気がした。
「だがな、あいつの魔法の才能だけは本物だ。素人の俺が見ても分かる、奴は、格が違うんだよ」
「あぁ? 魔法だぁ? ざけんなよ。あんな体勢から、どんなのが有効に放てるってんだ。その上、ドンのタフさじゃ、一発で仕留められる様なのは限られてるんだぜ?」
 ま……ほ……う……?
 そう、だ。 僕が僕である為の、唯一の拠り所。兄さんの強さにも、姉さんの剣技にも遠く及ばないと悟ったあの日、僕は魔法使いになることを決めた。師を持たず、今でも自分に自信は持ちきれていないけど、これをなくしちゃったら、ここに居る意味さえあやふやになってしまう。

 

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