2021
韋駄天という神様が居ます。イダテンと読みます。天は仏教でのランクを表すものですが、元はバラモン教の神様ともされていて、どちらに属するのかは曖昧なところがあります。四天王の一角、増長天の配下である八将軍の筆頭です。しかし彼の名は、下手をすれば四天王である、持国天、広目天、多聞天、増長天より有名やも知れません。それはひとえに、俊足の代名詞としてです。話としては釈迦牟尼が入滅、つまりは逝去した直後に遡ります。彼の遺骸が、キリスト教的に言えば聖遺物に相当するのは想像に難くないでしょう。実際、所有権を巡って争いに発展したらしいです。これを、仏舎利(ブッシャリ)と称します。そして足の速さが自慢の捷疾鬼(ショウシツキ)が盗んだとされるのですが、韋駄天が一瞬で追いついて取り返した逸話にちなんで現代の用法に至りました。その距離はざっと1280万kmとされています。月までは大体38万kmありますが、太陽だと1億5000万kmくらいなので、それほどでもない気がしてきます。金星が最も近付く時で4000万km程らしいので、3分の1と考えればイメージしやすいでしょう。いや、いつものことなんですが、なんで仏教って具体的にとんでもない数字を設定するんでしょうね。結果として余裕で光速を超えてますから、時を遡ることも出来そうな気がしてきました。でかい数字でハッタリをかまそうというのは分かりますが、自然科学の定説と宇宙の大きさが相まって、色々と妙な感じになっちゃってますよね。
(・ω・) でも時間のスケールに関しては、まだ仏教のが上なんだよな
【かつての巨悪が復活したパターンについては知らない】
月:悪の軍団がヒーローの居る街を重点的に狙う理由、
という議論に終止符が打たれる日は来るのだろうか。
黄:落としやすいところから行った方が効率的ではあるんだよぉ。
月:最終話近くに実施して世界の大半が陥落してしまい、
絶望の中で決戦に挑むという展開ならそれなりにあるんだが。
黄:連中もそんな大事業を成すのは初めての経験だろうし、
手探りで進めていくのは仕方ない部分があるんだよぉ。
【とはいえ目的を正確に伝えて実践させる難易度は高い】
月:最大の障壁だからこそ早めに対処しようという説はある。
黄:結果として経験を積ませて、強化させてる事実はどうするんだよぉ。
月:実行部隊である部下が軽んじてるせいにすればいい。
黄:上の意図を下が汲み取れないのは、国家、法人、家庭に至るまで、
どんな集団にでも通用する真理なんだよぉ。
月:最近じゃ上役のコミュニケーション能力に不備があるって風潮だが、
配下の責任逃れじゃないかとも思ってる。
【研究で調査した経験があるってことにしておこう】
月:逆に、育て上げた正義にやられたいのかも知れないな。
黄:破滅願望持ちは、話を大きくしがちなんだよぉ。
月:もし抹殺に成功してしまっても、道連れが出来る訳だから問題は無い。
黄:一人で居なくなれと言い放ってやりたいんだよぉ。
月:自決って、勢い任せ以外で成し遂げるのは難しいし。
黄:妙に生々しい説得力があるけど、
得は無さそうだし、掘り下げて聞きはしないんだよぉ。
【帝国を誕生させるのと同等かそれ以上が必要かも】
月:派生として、善玉と関わることで生を実感できるというのも考えられる。
黄:構ってちゃんは、小規模で完結して欲しいものなんだよぉ。
月:迷惑を掛けるのが数名か、億人単位って違いだけだとすると、
本質的には痴情のもつれと変わらん気がしてきた。
黄:どれ程の影響を与えるかが個人の器量に依存すると解釈すれば、
とてつもない大物ではあるんだよぉ。
月:私なんぞ、それに掛かる仕事量を計算してしまって、
絶対に無理だと端から諦めるだろうな。
作劇の都合という部分には触れようともしない辺りが、実にこいつららしいと言いますか。もしくは、私達が想像する地球より規模が小さくて、主役が住んでる地域ら辺しか存在しないのかも知れませんけど。
Post your Comment