機械式時計は、数百年の歴史を持つ、からくり仕掛けで動く時計の総称です。動力は、ゼンマイバネや振り子となります。アナログ腕時計のほとんどで採用されているゼンマイバネですが、振り子式より昔からあるのだそうです。これは同じ長さ、重さの振り子が一往復するのに掛かる時間が一定であると発見したのがガリレオで、実用化されたのが更に後の時代だからだそうです。そういう風に言われると、意外と最近の技術の様な気もしてきました。 時代は飛んで、1970年代、日本のメーカーであるセイコーが、クォーツ式時計の特許技術を公開し、安価で大量に生産される流れを生み出し、機械式時計は瀕死の重傷に追いやられました。このクォーツ式、やっていることは機械式と同じく、一定の時間を刻んでくれる基準を使って時を計算する訳です。が、その細かさが桁外れです。クォーツとは水晶のことですが、これに電圧を掛けると一秒に三万回以上振動します。これをどうやって数えてんのかは今一つ分かりませんが、精度という意味では革新という以外の何物でもありません。しかしこれでも、一月に最低でも、数秒程度の誤差が生まれてしまうのだそうです。そこで誕生したのが九十二億ヘルツのマイクロ波を照射するセシウム原子時計です。1967年から国際的な一秒の基準にもなっており、一億年に一秒くらいしか誤差が生まれないのだそうです。もう何言ってんだか分からない領域です。最新の物理学では、十のマイナス十五乗とかの時間も計測しなければいけないので必要なのは分かるのですが、ぶっ飛びすぎていて、頭がバーニングします。それにしましても、人類は文明を数千年近く持っていて、時刻という概念は長年持っていたのでしょうけど、それを正確に計ることに関しては、割と近年になってからのことみたいです。太陽の位置で大体の感じを掴むことは遥か以前から行われていたでしょうが、厚い雲に覆われていては役に立ちません。一分一秒に追われる現代人の生活が、如何に背景の薄っぺらいものであるかを、今一度考えてみては如何でしょうか。 (・ω・) それでも宿題や納期は待ってはくれない悲しい現実が 【兵器開発なんて大体そんなもんらしいぞ】 結:戦国時代後期と言えば火縄銃! 海:そして、火縄銃と言えば三段撃ち! 舞:史実では使われなかったって説もあるっちゃある訳だけど。 結:我ら、三という数字には、過剰反応させて頂きますよ、と。 岬:何か、いつにも増して姦しいですね。 綾:新型火縄銃の試作品が届いたことで昂るのは分かりますが、 新しい玩具に目を輝かせる幼子にしか見えませんわ。 【開発失敗でえらいことになった国も多いと思うんだ】 海:ちなみに、この一丁が我らの月収を上回るという。 舞:それも、量産化が進んでかなり抑えられている訳で。 結:普及以前は、城一つに相当したと聞く。 舞:ミサイルみたいなもんだと考えれば分からんでもないが。 結:使い物にならなかった場合、家老の首くらいでは済まないであろうなぁ。 綾:それだけの投資が無駄になりましたら国ごと滅びますので、 逆に問題ありませんわよ。 【真の達人は戦わないことで名声を高めるみたいな理屈】 綾:火縄銃最大の利点は、練度の低い農民兵でも一定の戦力になるということですわ。 山城での防衛戦が主となる我らにとっては欠かせないものですの。 海:そう言われると、神々しいものに見えてきたかも。 結:神棚に奉って、朝晩拝むことにしよう。 綾:ちゃんと使ってくださいまし。 岬:使用されない武器こそ最強という見方もありますよね。 舞:お館様が言うと、意味合いが全く変わる感じなのが凄いよね。 【一周目はともかく二周目なら論外】 綾:ライフルも切っていない、この古典的な銃で命中精度を高めるのは難しいですわ。 数を揃えて斉射することで、壁として活用するのが正しいんですの。 結:そこまで分かっているなら、近代的な改造とかしちゃえばいいんじゃ。 綾:仁義に反しますわ。 岬:変なところで律儀ですよね。 海:ゲームでも、初心者救済のお助けキャラとか使ったら負けだと思ってる気がする。 火薬の原料となる硝石は日本国内ではほとんど産出しない為、輸入頼みで、ボッタクリ価格で売りつけられていました。後に人工硝石の開発に成功するのですが、どういった経緯であんな方法を編み出せたのかは、今イチ分かりません。 PR |
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