不思議の国のアリスと呼ばれる童話があります。イギリスの児童文学で、原題がAlice's Adventures in Wonderlandなので、ほぼ直訳と言えるでしょう。主人公の女の子アリスがウサギを追いかけていたら摩訶不思議な世界に迷い込んでしまうという筋書きで、異世界探訪ものの起源の一つと言えるやも知れません。しかしこの物語、アリスが着ている水色のゴスロリ服や、トランプの兵士といった部分部分の印象はあっても、全体の内容を説明できる人は少ないのではないでしょうか。私も自信がありません。多分、オムニバス性が強く、混沌としていている為に、通して憶えるのが難しいからではないでしょうか。桃太郎の鬼退治みたいに、明確な目的がある訳でも無いですし。ちなみに、ラストは夢オチということになっているそうです。広げるだけ広げた世界観を、破綻なく纏めるにはこれしかないという、古典からの実にありがたい教えがここにある訳ですね。 (・ω・) こうやって、自分に都合の良いように解釈する性根は大事だよ 【完璧な人工知能が出来ない以上は否定しきれない部分もある】 マ:魂の重さが二十一グラムって言うやん。 玄:人が死んだ際、その重量だけ軽くなったという実験結果に由来する説ですか。 メ:再現性がある訳でもない、都市伝説みたいな話らしいけどね。 玄:意識など、所詮は微弱な電流が生み出した脳内プログラムだというのに、 そういう風に考えられる理由が分かりません。 マ:あんたが言うと、えらい引っ掛かるんはなんでやろなぁ。 【本業が悪巧みとか悪意の増幅だから仕方ないのさ】 マ:体重計乗った時、ホンマは魂の分だけ軽い思たら少しは気ぃ紛れるんちゃうか。 メ:生きてる人はみんな同じだけ背負ってるんだから、条件は変わらないんじゃないの。 玄:水分と老廃物を絞っただけでダイエットに成功したと考える方も多いですから、 自分を誤魔化すという意味では良いんじゃないですかね。 マ:人生苦労しとると魂が重うなるいう噂作ったら流行る気ぃしてきたで。 メ:どうしてそういう、人の弱みにつけ込むみたいな発想には長けてるのかな。 【既に毒が全身に回って手遅れなんじゃなかろうか】 マ:歌詞に、明日とか未来を入れておけばええゆう風潮に辟易しとんねん。 玄:いきなりどうしたんですか。 メ:今日の仕事をどう終わらせるかで精一杯すぎて、 先々に希望を抱くということに嫌悪感があるんじゃないの。 マ:言いたいこと端的にまとめてくれて助かるで。 玄:さりげなく末期的で、先生に診せないといけない感もありますが、 気付かなかったことにしようと思います。 【一度受け入れた以上は最後まで責任持たないといけない稼業なので】 マ:他にも、輝く、夢、信じる辺りも制限してええんちゃうか。 玄:大分、方向性が絞られることになりそうですね。 メ:捻くれた人にしか受けない感じになりそう。 マ:ウチも聴きたいかっちゅわれると、ちょいアレやな。 玄:クレーマーは優良な顧客にならないという好例を目の当たりにしました。 マ:文句言うやつをガシガシ切り捨てられるんやったら、 ナース業も楽でええねんけどなぁ。 悪魔の悪意というのは客体でこそ映えるものであって、主役になってしまうと鳴りを潜めるんじゃないかとちょっと思います。メインヒロインよりサブヒロインの方が人気が出るというのも、これに類するものなのではと疑っていますよ。 PR |
フリーエリア
最新記事
(11/24)
(11/22)
(11/20)
(11/17)
(11/15)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ内検索
アーカイブ
|