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 ギャンブル界隈には、オカルトと呼ばれる摩訶不思議な論理が通念としてまかり通っています。一例として、逆張りが挙げられるでしょうか。これは負けが込んでいる人の反対の行動をとることで勝率を上げるというものです。なんだか、一見すると理に適っているように聞こえなくもありませんが、勝てない人は平静さを欠いて無茶苦茶な行動を取っていることが多いだけです。わざわざ逆に進まなくても充分に搾り取れます。指針として活用するのはありやも知れませんが。他にも、縁起担ぎをしないギャンブラーは居ないとすら言われています。逆に確率や統計を徹底追求する人を、デジタル信者と煽る始末です。こういったオカルトがはびこっている以上、理屈の上では計算を突き詰めれば、相当の確率で勝てるはずですが、そこまで脳が負荷に耐えられない人が多いのも事実な訳で。結局は成功体験に基づき、偏った情報を信じてしまうのが人間という生き物なのかも知れません。某公然違法賭博の必勝法なるものが廃れないのも、納得できると言えば、納得できてしまう次第です。

(・ω・) ルールと場が支配されてて、勝てると思う理屈が分からん

【魔女が善意で働く訳無いだろうというありがたい教え】
月:シンデレラの魔女って、どうしてガラスの靴なんか履かせたんだろうな。
  ヒールを折ってくださいと言ってるようなもんじゃないか。
黄:恥を掻かせて引き立て役にしようという陰謀だった可能性があるんだよぉ。
月:女社会、こえーなー。
黄:とはいえ、階段から転げ落ちても壊れない強度を誇る上、
 最終的に王子様を掻っ攫われた辺り、詰めの甘さが目立つんだよぉ。


【そろそろ新宗派を立ち上げる勢い】
月:他にも日付変更と共に魔法が解けるとか、公務員の定時上がりに通じるものがある。
  明け方までとは言わんが、舞踏会が終わるまで何とかならんかったのか。
黄:月が見えてる間しか有効じゃないとか、
 ファンタジーな理由があったかも知れないんだよぉ。
月:月、やっぱ、パネェな。
黄:趣旨とは全く関係無い部分に食い付いたのはともかくとして、
 それで納得できるなら、喜ばしい限りなんだよぉ。


【人魚姫みたいな前例もあるから何とかなるさ】
月:更に言えばだな。魔法で生み出されたはずのガラスの靴が、
 どうして数日経っても消えてなくらないのか。
黄:一度身体から離れれば適応外の可能性は考慮すべきなんだよぉ。
月:つまり途中で離席して一回全裸になっておけば、
 魔法が解けないルートもあった訳か。
黄:システムの盲点を突いた、実に画期的な意見ではあると思うけど、
 童話で裸は、ちょっと難しいんだよぉ。


【討論ではなく一方的にまくし立ててるだけだからな】
月:これに関しては、元々、ドレスは魔法だけど、
 ガラスの靴はプレゼントだって説もあるらしいけどな。
黄:その理屈だと、もう片方の靴も消えないから、
 わざわざ履かなくても、証拠を提示できるんだよぉ。
月:そこまでは、知りませんがな。
黄:この、ちょっと守勢に回ると抗弁が弱まる辺りに、
 ダメ教授がダメ教授たる由縁がありそうなんだよぉ。

 シンデレラは童話界の金字塔とも言うべき作品ですが、何故、ここまで人を惹きつけるのでしょうか。この件に関しては深く掘り下げたいようで、面倒だからいいや派との争いが、私の中で起きています。
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