忍者ブログ
[1479] [1478] [1477] [1476] [1475] [1474] [1473] [1472] [1471] [1470] [1469]

 私、気付いてはいけないことに気付いてしまいました。昨日の参議院選に於ける民主党の比例得票率は31%程ですが、これって世論調査で民主党に投票すると言った人の比率と大差ありませんよね。いわゆる無党派層は、民主、自民、みんなに三分したらしいので、上乗せが無かった訳では無いようです。詰まるところ、私の持論通り、『民主党に投票します』なんて世論調査で言っちゃう人は、案外、選挙には行かないってことなんでしょう。

( ・ω・) 或いは組織が弱いということやも知れないけど、それはそれで政権与党としてはどうよ

「ところで、そろそろその手を放して貰えないものかね。若い子は嫌いじゃないけど、好戦的すぎるのは趣味じゃないよ」
「うくっ」
 勢いのままに詰め寄ってみたものの、無抵抗のおばさんを殴りつけるのには抵抗があった。不本意だけど、言われるがままに右手の力を抜いて、拘束を解く。
「言っただろう? 仮にあたしを殺したところで計画は滞りなく進む。
 尤も、勇者の息子であるあんたに、そんな問答無用な力の行使が出来るとも思えんけどね」
 そこまで、調査済みなのか。
「更に言えば、あんたらの後ろ盾である、ポルトガのクワットってのは、少し出来そうだからねぇ。むしろ派手に暴れてもらって、足元を掬う材料にしたいくらいのものさ」
 こちらの素性が殆どバレているというのは、余り気持ちの良いものじゃない。まるで宵闇の中で誰かに見られている様な不気味さを感じて、背筋に冷たい感覚が走った。
「あんたら戦士の類は、暴力的な力が一番強いと思ってるかも知れないがね。世の中、綿密に組織を運営できる裁量と、金の力が最強なのさ。
 魔王軍の問題は、いずれ国を根底から作り変えた後に、腰を据えて対処すれば良い。どの道、今の国家体制だとジリ貧なのは、大抵の奴らが認めてることだろう?」
 う、た、たしかに何処の王国も、長年の戦役で疲弊してて余力は少ないけどさ。世の中の仕組みを根本から変えるなんてしてたら、それこそ付け入る隙を与える様なものじゃない。
「とりあえず、確実に一つ、間違ってますわ」
 アクアさんが、スピルの言葉を遮った。うん、ここは一つ、バシッと言ってやってよ。

 

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
4 5 7 9
11 12 14 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索