親指姫という物語があります。デンマークの童話作家である、ハンス・クリスチャン・アンデルセン氏に依る一作です。タイトル通り、親指サイズの女の子が主人公です。ここまでは御存知の方も多いでしょうが、粗筋に関しては金太郎程度しか共有されていない気がしてなりません。ざっくりまとめると、まず親指姫がチューリップの花から生まれます。ある日ボートで遊んでいると、ヒキガエルに息子の嫁として誘拐されてしまいます。何とか逃げ出すものの今度はコガネムシに求婚されます。しかし腕が二本しか無いのを仲間達に笑われたことで捨てられてしまいました。しばらくしてノネズミの老婆と暮らすのですが、隣に住んでいた金持ちモグラに愛の言葉を囁かれました。姫的に無かったので、助けたツバメと共に南の国へ逃亡しました。そのツバメにも言い寄られたのですが断って、花の妖精である王子様と結婚します。めでたしめでたし、姫は末永く幸せに暮らしましたとさ、で締められます。とりあえず、乙女ゲーかと言わんばかりにモテまくりです。それも種族に関わらずなので、相当に魅力的なのでしょう。一方で話の起伏がそれしか無いとも言えます。身体の大きさが出オチになっているのは、インパクト不足が原因なのかも知れません。ちなみに親指姫はあだ名で、ラストにマイアという名前を貰います。これも知名度が足りていない辺り、もう少し広報に力を入れるべきな気がしてきました。 (・ω・) 内容を知る人は、ツバメを振るのが酷いと思うらしい 【闇タバコの横行もそんな感じか】 朱:キリストさんは水をワインにしたんでしたっけ~。 マ:やつが捕まったんは、酒税法違反いうんが通説や。 黄:ムチャクチャ言い出したんだよぉ。 マ:せやけど、勝手に作られたら生産者はええ迷惑やん。 朱:権益の保護にうるさいです~。 黄:悪魔なら密造酒の奨励をしろとツッコみたいけど、 極悪な税金を掛けることで実現してそうなんだよぉ。 【欲望なくして発展は有り得ないという基本中の基本】 朱:パンと魚を増やしたこともあるそうです~。 マ:そっちも、味が良かったら商売上がったりやで。 黄:微妙だったら貧困層のセーフティネットになるんだよぉ。 朱:他に無ければ我慢するしかありません~。 黄:その手のマズいものを食べずに済む生活を目指すのが、 社会の正しい在り方ではあるんだよぉ。 【話術が生命線って観点でもな】 朱:湖の上を歩いた伝説なんてのもあります~。 黄:凄いことは凄いけど、感銘が難しいんだよぉ。 マ:やっとることは、アメンボやもんな。 朱:メッセージ性が欲しいですね~。 マ:『こんな感じに世間から浮いたらアカンで』とかどないや。 黄:言い方がメシアよりコメディアンに近いけど、 場の空気を支配するという意味では同類なんだよぉ。 【目先の小銭を拾う悲しい習性が籠められている】 黄:だけどキリスト自身は、 こういった奇跡の数々を誰にも喋るなと述べてるんだよぉ。 朱:ふに? マ:教えの本質が歪められるいう考え方らしいで。 朱:弟子さん達が言い触らしてるじゃないですか~。 黄:商材として見たらこんな派手なのはそうそう無いし、 経営理念が無視されるのは仕方ないんだよぉ。 当然と言えば当然なのですが、奇跡を吹聴するなと後世に伝えたのは高弟である使徒達です。自ら力を誇示しないのがスマートであるという感性は、古くからあった訳です。結局、持ち上げてるのは身内だから台無しとするのが、現代人的な受け止め方なんですけどね。 PR |
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