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 バッカスの名で知られる神様が居ます。ギリシャ神話に登場するディオニュソスの英名です。ゼウスとセメレの子とされています。例に依って、ゼウスの放蕩で誕生した一柱です。同時にヘラの怒りの買ってしまうお決まりの流れで、セメレは死んでしまいました。それでもヘラの腹の虫は収まらず、ディオニュソスを半狂乱にして追い出します。現代のトルコに相当する土地までフラフラと彷徨っていたのですが、そこで正気を取り戻しました。以降も旅を続け、中東を経てインドにまで到達したと言われています。その最中にブドウ栽培とワイン製造の技術を広めて、酔いどれ珍道中を繰り広げました。この為、彼は豊穣と酒の神として崇められているのです。バッカスには、大酒飲みの意味があるくらいです。こんな経緯なので歌劇の類と相性が良く、古代ギリシャの文化に多大な影響を与えたとされています。21世紀になった今でもギリシャとイタリアの方々は飲んだくれてるのかと言いたくなるくらい陽気だと思ってしまうのは、偏見なんですかね。

(・ω・) 主神がゼウスって、やっぱフリーダムすぎるわ

【隠居済みだから身罷っても影響は無い】
朱:有力候補は居るんですか~。
月:一番上の蛭子兄さんは捨て難い。
  失敗作と追放したのが逆襲とか、物語的にも映える。
伊:それって、私を殺しに来ているのでは。
黄:過去は受け止めるべきなんだよぉ。
天:ここから感動の再会に持ち込めれば、
 評価がウナギ登り間違いなしです。


【憎しみの連鎖は狭い範囲で終わらせないと】
黄:骨が無いから蛭子なんて名前を付けた禍根があるし、
 和解は厳しそうなんだよぉ。
天:現代だと批判されるセンスだと思います。
朱:凄まじい他人事っぷりですね~。
月:会ったことねーのに、どうしろと。
天:これに関しましては父の罪業なので、
 そちらで完結して頂きたいです。


【お湯を沸かし続けるだけで無限の電力が】
月:似たのだと、父さんが斬った迦具土兄さんとか。
朱:伊邪那美さんを焼き殺した方でしたっけ~。
黄:炎使いは定番なんだよぉ。
月:死者の怨念で、魂だけ現し世に蘇るのだ。
伊:もしや、恒久的な動力源として活用できるのでは。
黄:こんくらいドライというか、ぶっ飛んでないと、
 国家の祖は務まらないのかも知れないんだよぉ。


【引き継ぎとか軟弱者の考え方だからな】
伊:ですが迦具土の肉片から数多の神が誕生した訳で、
 黄泉の国に居るとは考えにくいのですけど。
黄:そこら辺はどうなってんだよぉ。
月:私は単なる管理人なので何とも。
朱:仕事をしてません~。
月:言って担当する前の話なんだから、
 知らなくても仕方ないじゃんか。

 長年、日本神話を題材にして書いていますが、イマイチ死生観が分かりません。神が切り刻まれて大量の神が生まれるのは、子孫的な表現なのか、魂が分割されているのか。死を忌み嫌う割に創造の起点にもなっている訳で、世界は循環で成り立っていると考えているのかも知れませんね。
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