2011
代表選といえば、いわゆる小沢票の動向が話題となっていますが、こいつら逆にすげーよな。何でこの期に及んで、小沢氏の決定についていけるんだろう。まあ、親戚やら何やらが、関連の利権を貪ってるからでしょうけど。見ように依っては麗しい忠誠心に見えないこともないですが、私の中で忠義心とは歯向かわないことではなく、過ちを犯した主君に耳の痛い諫言を出来ることなので、単なるイヌ扱いになっています。中国共産党って、歴史的にイヌが一番出世するよね!
( ・ω・) だから割と本気で、近々中共は滅びると思ってる私
「迂闊だったわ。これでも幼い頃から貴族達の醜い宮廷政治を見てきて、人を見る目はそれなりのものだと自負してきたというのに、あの沈黙を読み違えるなんて」
「まあ、これでも純情な一庶民ですので、ちょっと挙動が違うんでしょう。もう少し、下々の者のことを学ばれたら如何かと」
「軽口を叩ける立場だったかしら」
ゴメンナサイ。ちょっと調子に乗りました。
「それで、あの時は何で口籠ったのかしら?」
「……」
言い回しを選ぶのに、又しても沈黙してしまう。
「僕の大事な人が、深く関わってるから」
ようやく搾り出した言葉が、これだった。洞窟の奥がどうとか言うと飛んでいってしまいそうで、口にすることは出来なかった。
「クリスさんは、どうして僕がそのことを知ってるって気付いたの?」
「この剣を鍛えた人がジパングの出身でね。事実上の国主であるトヨ様と懇意にされてるらしくて、色々と話を聞いたらしいわ」
あの人は何をしちゃってるのかなぁ。いや、多分、情報を集める一環だったんだろうから、そんなに責められることでも無いんだけどさ。
「で、その後は、情報を集めて、キメラの翼で追ってきたって訳。この辺は、まだ小さかった頃に父達と来たことがあったしね」