2011
民主党代表選が煮詰まってきたのか、グダグダ感を増しているのかは良く分かりませんが、何はともあれ、選挙無しで、三代目の総理が誕生する訳ですね。ふーん、お前らが三年、四年前に言ってた、『民意無しの総理禅譲とは何事か』って……アホらしくて、一々、突っ込む気にもなれませんが。
ともあれ、今回の代表選は、サポーター不参加なんでしょうか。それよりも、前回の『ノーサイドォォォ』に匹敵する名言だけを、期待したい所存であります。
( ・ω・) この状況で総理をやりたい奴って、アホなのかドMなのか、よく分からん
「あ、あのー、これは一体、どういうことでしょうか」
又しても、頭の方がついていかないのですが。
「あなた、私に言うべきことがあるんじゃないかしら?」
「え、えーと、この度は、お助け頂き、ありがとうございました」
「それで、本当に後悔しないわね?」
い、いえ、一つ、心当たりがあると言えばあるのですが、口にするかどうかは、検討中な次第でありまして。
「ふむふむ。これが世に言う、修羅場という奴か」
はい、シルビーさん。事情を全く知らないのに適当なことを言うのはやめましょう。たしかに、修羅場っちゃ修羅場だけど、シルビーさんが期待してる方向性とは、全く、関係が無いんだからね。
「私の旅の目的は、前に話したわよね?」
「ケインズ翁の仇を討つ為、だったかと」
「その仇の名前は?」
「ヤマタノ、オロリ」
わ、わ。思いっきり動揺して、ちゃんと発音できてないし。
「何か、心当たりは」
「あり、ます」
ここまで来ると、しらばっくれることが出来なかった。剣をつきつけられて脅迫されているのも一因だけど、何よりも気迫に押された格好だ。仇討ちが正しい生き方か、僕には分からないけど、一命を賭している覚悟だけは伝わってきた。