膠と呼ばれるものがあります。ニカワと読みます。獣の皮や骨などを煮沸してコラーゲンとゼラチンを溶出し、乾燥させた物質の総称です。接着剤や染料の素材として古くから利用されてきました。その歴史は確認できるだけでも古代中国やエジプトまで遡ることが可能で、人類文化に欠かせない存在であったことが伺えます。ただ日本で使われ始めたのは7世紀前後と遅めで、これは獣肉を食べる習慣が無かったからとされています。材料や製法にも依りますが接着力は極めて強力で、力自慢の中国皇帝が弓の弦を引き剥がせなかったという逸話が残っていたりもします。また膠着という単語がありますが、膠で固められたかの様に動きが見えない状態を意味します。弱点が幾つかあって、動物性有機物な為に環境次第で腐ってしまうことがその一つです。他にも製造する時に結構な臭気を発するので、隔離された場所で生産していたようです。現代だと化学的に合成された接着剤が出回っているので見掛けることは減っています。最も身近と言えるのは書道の墨でしょうか。膠と煤を混ぜ合わせて固めたもので、そのままだと臭いので香料を入れるようです。画材の原料としても欠かせないそうなので、工業的な役割は一段落してもしばらく現役であり続けるんでしょうね。 (・ω・) 豚皮と豚骨を煮込んだら作れるはずだけど、近所迷惑だろうな 【たまになら熱いけど毎回は勘弁してくれ】 マ:逆に、探偵も互助会を結成してええんちゃう。 玄:解けない謎があったら、他の方に委託するという解釈で良いでしょうか。 マ:誰かて苦手分野はあるやろ。 時刻表トリックの専門家が、無理して密室に挑む必要はあらへん。 玄:迷宮入りは減りそうですが、この釈然としない気持ちはなんでしょう。 マ:バトルもんの主人公が、大一番で脇役に託すみたいな話やからな。 【商売が成立してないのに続ける執念が怖い】 マ:頼られた数を実績として公開すれば、客も目安になるやん。 玄:意外と利点があるんですね。 マ:何処がええんか初見には分からんのが課題やし悪ないやろ。 玄:引用回数が優劣の参考となる論文みたいになってきました。 マ:解決件数は長くやってれば誰でも稼げるで。 同業に認められてこそちゃうか。 玄:ことこの事務所に関しては十年後も閑古鳥ではと、 頭をよぎってしまったこと自体は罪にならないと祈ります。 【主役に必要な資質だから仕方が無い部分はある】 玄:この理屈ですと、犯人側も徒党を組んできそうです。 マ:三人寄れば文殊の知恵と船頭多くして船山に登る、 どっちになるか興味深いところや。 玄:一般論として、我が強いと素直に任せられません。 マ:犯罪に走るようなんに、そないな器量は求められへんなぁ。 玄:実は探偵も込みでの発言だったのですが、 気付いていないならそれはそれで良しとしておきましょう。 【死体と同室なくらいで飯が食えなくなる軟弱者に用は無い】 玄:で、マモンさんは何が得意なんですか。 マ:悪意に晒されて心が参っとるやつは、ガンガン回してくれてええで。 玄:精神的タフさは重要です。 マ:むしろイキイキしだすと、もっぱらの評判や。 玄:正直、下手な犯人より逮捕した方が良いのではとも思うのですが。 マ:ヤバい連中に対抗できるんは同類だけやから、必要悪ゆうやっちゃな。 探偵に必要な資質というと、明晰な頭脳を挙げる人も多いでしょう。しかしどんな状況であろうと冷静な判断を下せる精神性こそが最重要な気もします。とはいえそれだけじゃどうにもならないのは、走れることが最低条件のサッカー選手なんかに通じるものがあるんですかね。 PR |
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