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 人が生息できる標高の限界は、五千メートル台だと言われているそうです。六千を超えると、生来の低気圧低酸素への耐性が高く、且つ訓練や生活習慣に依って慣れた人でも、常に留まるのは難しいのだとか。単に、食料や飲料水、燃料などの確保が難しいのもあるんでしょうけど。これが七千、八千メートルを超えると、生活どころか、長時間留まることすら困難になるそうです。世界最高峰のエベレストが九千メートルに満たないことは有名ですが、そこら辺近くまでは一応、生き延びられないことはないという辺りに、人の陸地への適応が感じられます。
 一方、深海はどうでしょうか。無論、人は水中で呼吸できないので、例えばスキューバダイビングの道具を使った場合、どうなるのでしょう。何でも、水圧によって窒素中毒になるので、五十メートルも行けないのだとか。百メートルも沈んだら、並の装備では確実にお陀仏コースらしいです。ちなみに、世界最深のマリアナ海溝は一万メートルを超えます。潜水艇を使えばその近くまでは行けますが、大型旅客機は平然と上空一万メートル辺りを飛んでいるので、上と下では、難易度が色々な意味で違いすぎるようです。太陽光すらまともに届かない深海は、宇宙に比肩するくらい謎が多いとも言われていますが、まあ、流石に、宇宙は大袈裟でしょう。一ピコも、一フェムトも、ほとんどゼロじゃんくらいのノリの表現だと思います。要はどっちも、大して分かってないという例えなのでしょう。

(・ω・) 宇宙の年齢と広さすら諸説あるのに、比べるのは無理があると思うよ

【ゴミ山からかろうじて使えるものを漁るみたいな】
朱:大体出揃った感じですけど、どれが最強ですかね~。
黄:怠惰イチオシなんだよぉ。
マ:ウチは色欲やなー。
月:まず、選ばなくてはいけない現状に問題は無いのだろうか。
黄:大罪に相反するものが何かは知らないけど、
 前向きなものが思い当たらないんだから、しょうがないんだよぉ。


【似合わなすぎて腹が立つな】
月:私としては、傲慢を主張する。
  理由は、これだけは実力が伴えば許される感じがあるから。
黄:器のちっささを露呈してるんだよぉ。
朱:やっぱり傲慢は向いてないんじゃないですか~?
月:やだやだ、私、傲慢がいいのー。
黄:駄々っ子は暴君と称されることもあるけど、
 これは傲慢に分類されるのか、ちょっとした検討材料の気がするんだよぉ。


【フェンリルとヘルにも言ってやってくれ】
マ:考えようによっちゃ、ガキが持っとる全能感は、
 神に届くかもと思てるっちゅう意味で、本来の意味の傲慢に近いかも知れへんで。
朱:それって、無知でないと神様に逆らおうなんて思わないってことですか~。
マ:搦め手ならともかく、真正面からやる奴はアホ以外のなにもんでもないやろ。
黄:大昔、天帝の爺にケンカ売ったこと自体に後悔の類は無いけど、
 こうバッサリ切り捨てられるとやっぱり遣る瀬無いんだよぉ。


【ベルフェゴールと対決する日は近い】
月:成程、幼児の様にゴネれば何でも通ると思えばいいのか。
黄:一応、傲慢の象徴たるルシファーはちゃんと反逆したんだよぉ。
月:いや、軽く言うけど、実行するのはめんどいじゃん。
黄:やっぱりこいつ、怠惰が構成成分の大半を占めているのだと、
 得たくもない確信を得てしまったんだよぉ。

 私の中で悪魔マモンは新キャラとは思えない馴染みっぷりを披露していますが、読者の皆さんにどう思われているかは、あんま考えないようにしておきます。
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