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 その昔、黄龍ちゃんに天孫ニニギを出そうと思ったことがあった気がします。ニニギは天照大御神の孫になります、だから天孫なのです。大国主が地上を治めてる頃、天照は『ちょっとあいつらから地上支配の実権奪ってきて』と息子に頼みますが、『我、超面倒。息子に任せる』と、まだ幼少のニニギにぶん投げたとかなんとか。今更ながら、碌でもない一族です。そして武力担当であるお供、武御雷神の穏やかな『話し合い』の末、ニニギは地上の支配者となるのです。現代の皇族は、この末裔ということになっているので、日本の祖は天照大御神とされるのです。
 さて、このニニギちゃん、現代の価値観だと割とヤンチャボウズです。後の嫁さんであるサクヤ姫に一目惚れして結婚を申し込んだはいいのですが、向こうの両親が『でしたら姉もお付けしますよ』と言い出します。しかしその姉イワナガ姫、少々個性的な面立ちだったらしく、『こんな奴と一緒にいられるか!』と実家に送り返してしまいます。実はこのイワナガ姫は不変の力を持っていて、ニニギは寿命で死ぬという天命を得てしまったのです。日本人が年老いて死ぬのも、面食いなのも、大体、こいつのせいということにしておけば丸く収まります。そういえばアダムもエデンを追い出されたが為に永遠の命を失ったんでしたっけ。神話とは、どこも結構似るものです。
 その後、なんやかんやでサクヤ姫と結婚したニニギちゃん。翌日、嫁から衝撃の一言『できちゃった♪』を告げられます。あまりにパニクったニニギちゃんは、『そんなすぐできる訳ねーから。俺の子じゃねーよ』と新婚早々、その婚姻関係をぶっ壊しに掛かります。一方、その言葉にマジギレしたサクヤ姫もサクヤ姫で、『だったら火の中で産んであんたの子だって証明してやるから』と、よく分からないことを言い出します。まあ、上位神であるニニギの子なら、こんなことくらいで死なねーよってことなんでしょう。イザナミは火の神、カグツチを産む時に死んだじゃねーかと言われると、あー、うん、まあって感じですが。ちなみに、出産は無事に成功したそうです。
 とまあ、中々にインパクトのある半生を送っているニニギですが、何故レギュラー化失敗したのでしょうか。元々、神話元のネタなんてエッセンス程度のこの作品なので、エピソードが邪魔になったということはないでしょう。それを言い出したら、武則天の方がよっぽど規制入るべき対象です。何となく私の中で盛り上がらなかった、あと寿命があんのにまだ生きてんのかというのが引っ掛かったくらいでしょうか。一般人よりは長命でしょうから生きている可能性はありますが、少なくても爺化はしてるので、月読辺りに徹底的にイジられる対象になりそうです。あいつらが精神的に幼いのは、長命なせいだと主張します。

(・ω・) 作者の精神年齢に問題はないのかと言われても、敢えてスルーを敢行する

【もはや師匠である意味が無い】
月:そういえば、最近、玄武を見ないな。
黄:不遇連合の師匠格のくせに、よくそんなことが言えたものなんだよぉ。
月:私は、弟子を信頼しているという意味では師匠界で三本の指に入るからな。
  まあ、何かやらかしても、責任は取らんのだけど。
黄:それは信頼しているのではなく、限りなく他人扱いしてるのだと、
 世間一般は評すると思うんだよぉ。


【推定だけど黙殺してる】
亜:……。
黄:遠い目をした、おかんの方が湧いたんだよぉ。
月:これは間違いなく面倒事のパターンだな。
黄:どの口が言いやがるんだよぉ。
月:面倒事を起こす方の奴が面倒事に巻き込まれる方が、
 慣れてない分、イラつくという現実も分からぬとはな。
黄:この平然と最低な発言を出来る感性が、
 既に面倒事の種だと気付いてるのかどうかが問題なんだよぉ。


【伊達に出番が無かった訳じゃない】
亜:科学ってさ、人が生み出した最後の宗教だけあって、
 一筋縄ではいかない代物だよね。
黄:何が言いたいんだよぉ。
月:我らに、言葉の裏を読む能力などは無いからハッキリ言え。
亜:玄武と真武の性格直そうと再調整してたら、
 とんでもないことになっちゃった、てへ。
黄:まあド直球で言われたからといって気分的にいいという訳でもないけど、
 善後策を考えられる分、まだマシということにしておくんだよぉ。


【誰にだってウザく思える瞬間くらいあるさ】
月:母親って、愛情はあるけど、案外、大雑把な生き物だよな。
  私のは、私が生まれる前に腐ってたからよく分からんけど。
黄:ひっでー言い回しなんだよぉ。
亜:私の場合、愛情とかあんのかなぁ。
  定期的に改造しなくちゃって使命感は湧くけど、基本的にはどうでもいいような。
黄:それに関しては世間一般の母親も似たようなところがあって、
 究極的に言えば濃度の問題だということにしておけば、言い訳はできるんだよぉ。

 何度か言ったことがあると思いますが、科学が科学であるのは、ある程度、理学を修めた人にとってだけであって、ほぼ全ての一般人にとっては宗教であるというのが私の持論です。地動説一つとっても、天体観測をちゃんとしないと証明はできないのですが、それを理学を修めてない方に理解してもらうのは、相当難しいようです。
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