勤勉は罪悪かね

　月読と芽依は、入り口こそ似たキャラだったのですが、年単位での書き続けていたら、微妙に別個の人格として独立してきたように思います。実在の一卵性双生児だって、人間性に差が出るのと一緒ってことでしょうかね。

( ・ω・)　それにしても、ロクに働かないという一点が一緒なのはどうなんだろう

【お母さん代わりか】
芽：メイドの極意は、ロックの様なものだと思う。
？：同じ、発祥がイギリスだから？
芽：そういう風に、先んじてこっちの台詞を言われるとやる気がなくなる。
？：勉強しない受験生みたいな言い訳はやめなさいね。

【マイナージャンルだけど】
芽：メイドは～、何処まで行ってもメイドなの～♪
？：どちらかって言うと、演歌調なんだけど。
芽：これが今年、音楽界に旋風を巻き起こす、演歌ロック。
？：勢いで言ったんでしょうけど、実在したりするからね。

【仮初めで厚みは無いけど】
芽：目指すは、拘束の無いフリーメイド。
？：あんた、今でも拘束はゼロでしょ。
芽：こんな小うるさい上司から解放されて、自由の身になりたいもの。
？：そんなに自由を極めたいんだったら、暴走族にでも入りなさいね。

【絶対に無理でしょう】
？：ですけど～、フリーになると、メイドの大事な要素である忠節が薄らぎますよね～。
芽：はっ。
？：今更、気付かないの。
芽：つまり、目指すは一見、自由に見えて、裏でしっかり支えるクールビューティ路線。
？：あんたから一番、遠いところにあって、失笑さえ漏れやしないわね。

　風車の弥七的に、フリーランスに動く忍も悪くありません。