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 小沢問題の何が問題って、あの党大会が動画として表に流出したことですよね。何、あの独裁国家。批判を一言口にしたら、家族まで粛清される訳?
 あれを見て、ドン引きするのが民主党支持層だ。拍手喝采するのが、良く訓練された民主党支持層だ。フッハッフー。この国は本当に地獄だぜ。

( ・ω・) 尚、最初から民主党好感度が最低線の私に、特別な感慨はない

「ところでクレイン」
「どうした」
「この、魔力で厳重に封をされた部屋って何なの?」
 片隅にある扉を指し示しながら、そう問い掛けた。家の構造から考えて、独立した部屋と言うより、物置といった大きさだと考えられる。その一角に張り詰めた魔力は、家に掛けられていたものとは比べものにならなくて、手を近付けただけでも圧力を感じる程だ。
「メロニーヤ様の、男としての秘蔵品が隠されてるとか、そういう話じゃないよね?」
 積極的にこんな冗談を言う辺り、僕も随分、こなれてきたものだと思う。
「あぁ、そこは開けたことねぇし、何が入ってるのかも分からねぇ。
 普通にやったんじゃ、家をぶっ壊しても傷一つ入りやしねぇから、とりあえず放っておいてある」
「メロニーヤ様しか知らない、特別な鍵が必要ってこと?」
「さぁな」
 何か気になるなぁ。愛弟子にも伝えてないってことは、凄いものが眠ってるんじゃないの?
 メロニーヤ様とクレインを攫った魔物達さえも放置したってことになるんだから、意外と、本当にどうでもいいものなのかも知れないけど。
「バラモスを倒せるヒントになるものが、入ってるかも知れないよね?」
「何処ぞの童話じゃあるまいし、んな都合の良いことがあってたまるかよ」
 でも、もしそんなことがあれば、シルビーさんが言うところの『一階の宝箱を取り忘れた心境』だよね。
「ちょっと失礼」
 不意に、シルビーさんが割って入ってきた。
「もしや、ここの中にこそ、私達が求めていたものがあるのではなかろうか」
「阿呆。だから、んな都合の良い話があるわきゃ――」
『ウォン』
 突然に、扉を覆っていた魔力が小さな音を立てて消えた。

 

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