2016
お酒に関する法律は、よくよく調べてみると狂っています。まず、一般人が作ってはいけません。酒類は税金でガチガチに固められていますし、酒造業保護の面もあって、勝手に作られると困るからです。全く理由になってませんけど、何せ基本となる法律が出来たのが日露戦争以前まで遡るのですよ。ちなみに、法律でお酒とされるのは一度以上のものなので、それ以下ならセーフです。低度数の甘酒なんかが許されているのは、そういったものが根拠となっています。他にも、酒類以外のアルコール製品、消毒用や工業用のエタノールといったものは、二十世紀が終わるくらいまで国の独占事業でした。始まったのが1937年となっているので、戦費の足しにしていたのでしょう。戦後の復興費用に使った可能性もありますが、その後、五十年くらい改正しなかったところを見るに、完全に利権化していたと推察されます。この業界、よくある話です。嗜好品だから税金を掛けるというところまでは納得できても、自分や身内で飲む分を作るくらいは許していいと思うんですけどねぇ。売るとなると責任の問題が出てくるので、別の話になりますが。まあ実際、こっそりやっている分には、逮捕されることは少ないみたいですが、法に触れているというのは気分のいいものでもないでしょう。既得権益が絶対的聖域と化すのは、世の仕組みと言ってしまえばそれまでですが、どうにも釈然としない感情は残ってしまいます。
(・ω・) 麹菌さんが勝手にやったと言えば、何とか責任転嫁出来ないだろうか
【言ったもん勝ちの世界に身を委ねる】
月:私の講義に来る生徒を、分類してみた。
黄:なんつう、暇なことしてるんだよぉ。
月:他にすることが思い付かなったんだから、しょうがない。
黄:何か凄い本末転倒な発言があった気がするけど、聞き流すんだよぉ。
月:統計学的情報の実地調査と言い張れば、これも立派な研究だ!
【教育者としても最底辺だと自供】
月:一番多いのは、とりあえず単位になれば何でもいい派だな。
真面目に採点とか時間の無駄だし、やらかしをしない限り通すことが知れ渡っている。
黄:酷いぶっちゃけがあったんだよぉ。
月:上の方の大学は知らんが、うち程度だと学生は金蔓――お客様だからな。
気分よく御卒業頂かなくては。
黄:喋れば喋るほど色々露呈する訳だけど、
否定を始めてもキリがないのが、どうにも遣る瀬無いんだよぉ。
【自分では王道で正道だと思っているからな】
月:二番目は、私の熱狂的な信奉者だ。
欠かさず出席するし、熱心に板書を書き写して、核心を突いた質問もしてくる。
黄:そんなものが存在することが、未だに信じられないんだよぉ。
月:何の業界でも、マニアックを突き抜ければカルトになる。
極一部の人間しか喜ばない珍味みたいなものだな。
黄:これ、自嘲気味に言い放ってるように聞こえるけど、
実はあんまし自覚が無いパターンと見たんだよぉ。
【毎年毎年同じようなことやってるんだぞ】
月:三番目は、シラバスだけ見て、何となく選んだ連中になる。
黄:真っ当と言えば、真っ当な選択方法なんだよぉ。
月:とりあえず、アニメやゲームと言った文言を取り込むことに依って、
若干、濃いメンバーを揃えることが可能かという実験をしているところだ。
黄:何でそう、どうしようもない情熱の燃やし方をしてるんだよぉ。
月:まともにやったって、面白くも何ともないからに決まってるだろ!
大学の講義は高校までとは雰囲気がガラリと変わるので、戸惑う方も多いでしょう。底の方の大学は、本格的に動物園と変わらんとも聞きますが、毎日がエンターテイメントで楽しそうですね。
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