この文章には、『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』のネタバレがガッツリと含まれています。三十年程前の作品ですが、これから読まれるという方は御留意下さい。 最近、『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』を読み返す機会があったのですが、よくよく考えてみると、冷戦構造をモチーフにした部分がある気がしてきました。人間そっくりに作られたリルルがスパイとして潜り込むのは当時、西側と東側の間で盛んに行われていた手法です。ジェームズ・ボンドの007に代表されるスパイ作品も冷戦中は大量に作られていたので、着想の一つだったのでは思われます。 他にも、リルルは何度となく、祖国メカトピアの為にという言葉を使います。そしてかつては階層社会であったメカトピアに平等主義が浸透したという話から見るに、旧ソ連がモデルなところは否定できない気がします。最終決戦の、どれだけ兵士ロボットが壊れようとも大局的に勝利を収めればいいという戦い方は、旧ソ連そっくりです。兵士は畑で穫れると揶揄されていただけのことはあります。このアホかと思う人海戦術が、局面に依っては意外に有効だったりするのが、戦争の難儀なところです。前線兵にとっては溜まったもんじゃありませんが。 メカトピアの祖であるアムとイムに競争本能を植えつけたことが、建前上は共産主義のソ連っぽい国を生む下地になったというのは、何とも皮肉溢れる話ではあると思います。 (・ω・) やっぱり子供向けだろうと、社会の勉強をしないと面白いものは作れないんだな 【割とそういう風に成り立ってる説】 白:ガツガツ、ムシャムシャ。 黄:相変わらず、よく食べるんだよぉ。 朱:ここまで来ると、生態系に寄生してるように見えますよね~。 黄:食物連鎖の頂点なんてそんなものの気もするけど、 とりあえず今日も世界は回ってるんだから大丈夫ということにしておくんだよぉ。 【ペットフードのヘビーローテときたら】 白:……。 黄:どうしたんだよぉ。 朱:た、足りないんでしたら、お持ちしますよ~? 黄:デザートにされることに怯えすぎなんだよぉ。 白:いや、なんか肉、飽きたかも。 黄:肉食獣にあるまじき発言があったようで、 あれだけ食ってりゃ、そりゃそうだろうという二つの意見が戦ってるんだよぉ。 【自己催眠最強説到来】 朱:そもそも~、食べ物に飽きるってどういう現象なんですかね~。 栄養があるなら、いくら食べてもいい気がするんですけど~。 黄:同じものばっかり食べてたら偏るからじゃなかろうか、なんだよぉ。 朱:でも、味付けを変えれば結構イケるとも言いますよね~。 黄:結局、脳なんて騙くらかすのは容易で、 そこんところを極めるのが悟りの類なのかも知れないんだよぉ。 【これがいわゆる三角食べか】 白:いやさ、肉を食べ続けるだけの人生で本当にいいのかって、 ネコ科なら誰しも思うところだよ。 猫:まーお。 朱:ど、同意してますよ~。 黄:魚でも食ってろ、なんだよぉ。 白:そっちも飽きたら、生きてくのが大変じゃん。 黄:そん時は畑の肉と称されるけど、 微妙に認められてない大豆でも食べて凌げばいいんだよぉ。 大豆を肉っぽく加工した食品はありますが、宗教上の理由もないので、特にメリットを感じない食べ物であります。 PR |
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