失礼。訳あって、ネットを切断されておりました。
でもまー、ブログの更新さえ無ければ、ネットがない環境というのも良いもんですよね。繋がってるとついつい無駄なことしてしまったりしまいます。意志薄弱な人間なもので、ブログを纏めて更新して、自主的にネットを切断なんて真似は出来ませんし。
でも、ネット中毒の様で、無きゃ無いで別にそこまでしんどくないのは中毒なんですかね。むしろ清新さがあると言いますか、これはこれでと言いますか。
( ・ω・) でも繋がったら生活は元通り! やっぱり中毒なのかも知れないよ!
「さて、と」
残る幹部は、一人だ。
「君は一体、何者なんだい?」
ホセに問われ、返答に迷う。はて、この場合、僕は一体、何者になるんだろうか。
「通りすがりの……勇者、かな?」
我ながら、随分と間の抜けた表現だと思う。だけどこれ以外に思い付かなかったのも事実な訳で。
「そだねー。勇者って言ったら余計な厄介ごとに首を突っ込んでこそって感じがするもんねー」
はい、シスのそれこそ、余計な一言だからね。
「まあ、カルロス海賊団はこれで終わりだろうからね。後は漁師に戻るなり、好きに生きれば良いと思うよ。
だけど、今度もし悪事に加担する様なことがあれば、世界の裏側からでもやってきて懲らしめるからね」
アリアハンの山賊をやっつけた時もそうだけど、僕って賊退治するたんびに、説教してる気がしてならない。
「その若さで、何という器の大きさだ。
それに比べ俺はカルロスなんかの暴力に怯えて、自分の命を言い訳に、何てことをしてきたんだ!」
い、いや。そこまで大仰に反省されると、それはそれでむず痒いんですけど。
「頼む! 俺をあんたの旅に同行させてくれ!」
へ? イマ、なんとオッシャイマシタ?
「罪滅ぼしという意味もあるけど、それだけじゃない。君という男の大きさを間近で見ることで、俺は俺の生き様というものを見詰めなおしてみたいんだ」
正直な所、ホセが何を言っているのか良く分からないです。
「と、とりあえずですね。今は興奮状態と言うか、いきなりのことで混乱してる面もあるでしょうから、ここは少し時間を置いた方が」
こっちが混乱して、敬語なんて使っちゃってるよ。
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