小説を原作とした作品をアニメ化、ないしは実写化する時、一つの問題が生じます。当然のことですが、映像作品なのでキャラクターをデザインするか、役者さんにそのキャラクターを作ってもらう必要がある訳です。しかし、その展開媒体が大ヒットしてしまった場合、原作の方のイメージがむしろ否定されることすらあります。これは小説に限ったことではありません。漫画を原作とした作品であろうと、アニメ発で売れてしまったら、そちらの印象が強くなってしまいます。そして原作から追ってる面々がそういった方々をニワカ呼ばわりし、無益な派閥争いを繰り広げる訳です。書きながら、具体的に幾つかの作品が思い浮かんできました。 以前、ハリーポッターが舞台化するにあたって、ハーマイオニー役が黒人であることで一騒動ありました。これも人種差別とかそういうややこしい話ではなく、イメージの固定化がもたらした弊害です。原作者は作中で彼女の人種について触れていないと言ったそうなのですが、そんなものが無視される程度に映画版の印象が強かったのでしょう。そういう風に考えると、私もスーパーマンのイメージはクリストファー・リーブのまま、全く更新されてない気がします。その作品のファンであるなら、全ての媒体に対して、それぞれの味わいがあると玄人っぽいことを言うべきなのでしょうか。でもまあ、日本国内に関して言えば、漫画作品のアニメ化はともかく、実写化でイメージが固まることは殆ど無いから杞憂の気もします。世間的に完全に食ってしまった作品は、釣りバカ日誌くらいじゃないですかね。個人差が大きい話なので、なんとも言えない面もありますが。 (・ω・) 実写化で売れたと言っても、大抵は原作ありきだからね 【印象だけで割り振られてる説が急浮上】 玄:龍族といい、亀といい、中国の方って異様に爬虫類が好きですよね。 黄:たしかに、カエルとかサンショウウオとか、両生類の聖獣はあんま聞かないんだよぉ。 朱:水陸両用とか、信仰の対象になってもいいはずですけどね~。 玄:その要素を亀が吸収したのだと仮定すれば、玄武としては誇っていいのでしょうか。 黄:そりゃ玄武を含めた亀は属性が水だけど、基本的に肺呼吸だし、 乾燥地帯に生息する輩だって、たくさん居るんだよぉ。 【敢えて色々敵に回していく所存】 朱:爬虫類さんって、生命力が強いイメージはありますよね~。 黄:飢餓に強いヘビや、長寿な亀が尊ばれるのは、自然な流れではあるんだよぉ。 玄:では、成体から幼生へと立ち戻り、 永遠の寿命を持つベニクラゲが持ち上げられる時代が来る可能性もあるのでしょうか。 黄:若返るというフレーズは、特に女性にとって魔性の言葉らしいけど、 ある程度以上から全く老けない身としては、今一つ共感できない世界なんだよぉ。 【繁栄するの飽きた説すらあるくらいだからな】 朱:爬虫類といえば、大人気の恐竜さんが居ますね~。 玄:ああ、妬ましいです。 黄:この通常営業っぷりに、安心感を覚えつつあるんだよぉ。 朱:変わらない日常の価値は、その中では気付きにくいものですから~。 玄:例え恐竜のように悲劇的な結末が待っていたとしても、 私は華々しく生きたいのです。 黄:とはいえ、恐竜の時代は短く見積もっても一億年はあった訳で、 太く短くと言うには、ちょっとばかし無理があるんだよぉ。 【願えば望みは叶うという次元の話じゃない】 朱:ですけど、地球の真の支配者は昆虫さんという意見もあるらしいですけど~。 黄:あの繁殖力と生命力はやべーんだよぉ。 玄:個の究極が黄龍さんとしても、種の究極はあちらかも知れませんね。 朱:私が、毎日分裂して地球を覆い尽くせば勝てますかね~。 黄:その計算だと、一ヶ月で十億を超えて、二ヶ月で百京という狂気っぷりだけど、 朱雀なら有り得そうで怖いから、口にするのはやめて欲しいんだよぉ。 倍々ゲームの恐ろしさは、ドラえもんの奇作、バイバインでお馴染みですが、宇宙の膨張速度はそれを上回るという仮説もあるそうです。真面目に考えたら、常人なら発狂間違いなしですね。 PR |
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