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 民主主義は色々と問題の多いシステムだというのは、ここでも何度か触れました。ポピュリズム、大衆迎合主義と訳されますが、時に、安直に革新的な政党を選んで、事態をより悪い方向に進めてしまうこともあります。長年、民主主義を採用している国なら、一回や二回はやらかしています。その度に、反動で保守的になるのは、歴史的な宿命の話として。その上で、何故、民主主義が現在、最も合理的な社会運営システムとされているのでしょう。最大の理由は、政府が変更されるにあたって、ほとんど血が流れないという点だと考えます。日本史、世界史、どこを見回しても、王朝が崩壊する時は血生臭いものです。有名なところで漢王朝末期、フランス革命、幕末などなど。近年では、ソ連が大変なことになりました。近い将来、中国共産党の時にそうなるでしょう。その度に最も困窮するのは一般庶民です。その点、議会制民主主義ならば、選挙に二、三回勝てば、立派に政権を担当するに値すると評価されることになります。易きに流れるのが大衆というものですが、どうしようもない無能をいつまでも玉座に座らせておくほど、お人好しでもありません。自分で選んでおいて、それもどうなんだという気がしますが、責任を転嫁する凡俗だからこそ、行えるとも言えましょう。そういう見方すると、民衆が賢くなることこそが民主主義の成熟だと考えていましたが、今度は社会の硬直化を生む可能性を孕んでいる気もしてきました。そういった考え方をすると、民主主義とは現代人の程度に合った、実に現実的な存在なのかも知れませんね。

(・ω・) 結局は世の中、最も安定する方に流れるものなのかも知れないな

【意見は聞くけど採用するかは気分次第】
茜:何処も攻めてこなくなって暇だから、兵器開発をしようと思うんだけど。
千:普通、戦う為に武器を作るんであって、
 時間があるからどうこうってもんじゃないんじゃない。
茜:そういう考え方もあるって、一部専門家は言及してるらしいね。
千:いつも通り一蹴されたけど、僕めげない。


【散財そのものが快楽という人も居る】
茜:とりあえず、火縄銃を巨大化させた大砲的なものは試作するとして。
千:初歩的な発想ではあるよね。
麗:こういったものは、確実性と耐久性と反動をどうするかという、
 技術的問題の方が厄介ですからね。
茜:そこを試行錯誤するのが、楽しいんじゃない。
千:火薬がバカ高いこの時代に、
 ほとんど趣味で予算を注ぎ込める神経がちょっと羨ましい。


【いつの時代も軍事予算は桁外れだからしょうがない】
茜:何とかして、飛行船的なものって作れないかな。
麗:その場合、ヘリウムガスをどうやって封入するかが鍵になりますね。
  水素でも構いませんが、爆発事故の危険性が残ります。
茜:ん? ひょっとして、水素ガスの飛行船を敵城に突入させれば凄いことになる?
麗:風向きなどを計算する必要がありますが、火矢よりは被害を与えられるかと。
千:こうやって、最先端の科学技術は、真っ先に争いごとに使われるというお話でしたとさ。


【城に籠もったまま隣の領土まで弾を飛ばせばいい】
千:大体、打って出る気も無いのに、そんな高火力兵器なんか構想してどうすんのさ。
茜:うーん、ロマン?
麗:ロマンじゃ、しょうがないですよね。
千:しょうがないのかなぁ。
茜:世界を無難に動かすなら現実主義でいいけど、
 革新的なことをやりたいなら夢想家にならないと。
千:それで運営方針が引き籠もり特化って、
 言ってることとやってることが乖離しすぎてないかな。

 とりあえずは幕引きとなりますが、多分、もう一回くらいやるでしょう。
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