忍者ブログ
[832] [831] [830] [829] [828] [827] [826] [825] [824] [823] [822]

 昨日、パソコンを立ち上げてもモニタが黒く、二時間も立ち往生しました。OS自体は動いてるみたいで、グラボかモニタのせいだと弄り捲くった結果、何とか復旧。心臓に悪いから勘弁してくれ。

( ・ω・) 一万くらいの中古低スペックパソコンを、非常用に買おうかと思ったよ

【自衛隊、9条あれど、現存す】
岬:不思議なことですが、日本で憲法9条問題は、
 語ることさえはばかられる空気があります。
  改正の可能性の検討を示唆するだけで軍国主義者、ファシズムの申し子、
 戦前の侵略主義を継承する気かと徹底的に叩かれます。
  憲法第19条で、『思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。』
 と規定されているのにも関わらずです。
  核や皇室の問題もそうですが、議論さえしてはいけないというのは、
 民主主義の根幹から外れ、不穏な空気を助長させるのは、ほぼ間違いありません。
公:臭いものに蓋をしても、腐るだけだもんなぁ。
岬:まあ、タブーというのは、どの国にもあるもので、
 日本だけの問題では無いんですけどね。
  例をあげると、ドイツに於けるヒトラー問題、中国での体制批判、
 他にもイスラム教圏での偶像問題とかですね。
公:社会というのは、一筋縄ではいかんなぁ。
岬:さて、では何でこんな感じになってしまったのか。
  とりあえず、憲法9条の原文を見てみましょう。
 『1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
 国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
 国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
 国の交戦権は、これを認めない。』
公:んん?
岬:先輩に分かるレベルで要約すると、
 『率先して戦争はしません。その為の兵力も保持しません』ということです。
公:おぉ、それなら分かる。
岬:そして、ここで先ず問題となるのが自衛隊です。
  1950年の朝鮮戦争を機に警察予備隊が結成されたのが始まりで、
 1954年の自衛隊法施行に伴い、海上自衛隊、陸上自衛隊、航空自衛隊の三つが、
 正式に稼動を始めました。
  厳密には軍隊ではありませんが、事実上の国軍として扱われることもあります。
  例として、大臣は文民にしかなれないと憲法にありますが、
 現職の自衛隊員は事実上、選べません。
公:ちょっと待て。兵力を持てないんだよな、日本の憲法じゃ。
  自衛隊がほぼ軍隊なら、思いっきり違憲状態じゃないのか?
岬:先輩、何を言っているんですか。
  彼らが、『自衛隊』なんて名前なのは、伊達ではありません。
公:……どゆこと?
岬:9条を要約すると、『自分から外交目的で戦争はしません』と書いてあります。
  そして、『その為の』兵力を持たないと書いてあるだけです。
  諸外国が攻めてきたら応戦しないとは何処にも書いてありません。
  あくまで、日本という国を守る為の『自衛』兵力というのが、
 合憲論者の言い分です。
公:……詭弁?
岬:憲法なんて、どう読むかでかなりの幅が出るものですから、
 どちらが正しいかは、私には言えません。
  最高裁での判例は未だにありませんしね。
  とりあえず、この様な対立があることだけ把握して、次項へと行きましょう。

今項目の纏め:9条を要約すると、『外交目的で戦争はしません。その為の兵力を持ちません』である。自衛隊が合憲か違憲かについては、一概に言うことは難しい。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
4 5 7 9
11 12 14 16
18 19 21 23
25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索