一万円出せばどれくらいの中古パソコンが買えるのが、市場をざっとチェック。動作性をそんなに考えなければ、割と使えそうなのがチラホラ。ちょっと心動かれそうですね。
( ・ω・) 現行非常用ノーパソのスペックだと980円くらいだったよ
【火種になるには訳がある】
岬:では、そもそも何で9条が存在するかを考えてみましょう。
公:何で……だと?
岬:答は単純で、戦勝国であるアメリカを始めとした連合諸国が、
日本が、外交手段としての兵力を持たない方が喜ばしいと判断したからです。
別に、日本の恒久的平和を願っていた訳でも何でもありません。
公:また、ぶっちゃけたな。
岬:だって数年前まで戦争してた相手ですよ?
また敵になる可能性がある国に、力を蓄える可能性を与える必要はありません。
公:まー、そりゃそうかも分からんな。
岬:実際、憲法施行後数年は、日本に兵力はありませんでした。
9条の表現をそのまま実行していた訳です。
ですが1950年に朝鮮戦争が勃発し、
ある程度の兵力を持たないと危険だと政府は判断し、警察予備隊が結成されます。
自衛隊が正式に稼動するはその四年後、1954年のことです。
自衛の為の兵力と強引な解釈をし始めたのもこの時期と言われています。
尚、現在、韓国と揉めている竹島は、日本の兵力が脆弱なこの頃、
事実上、武力的に占拠されたものというのが定説で、
非武装と平和は関係無いという解釈の一端を担っています。
公:家に鍵掛けなくても泥棒に入られないみたいな話だもんなぁ。
岬:大体、攻撃しなければ攻撃されないなんて言ってる人は、
宝石ジャラジャラ付けて、治安最悪なスラムでも歩いてみれば良いんです。
公:流石、性悪論者、容赦ねぇ。
岬:とまあ、9条で揉めるのは、要するにこの思想の激突なんですよね。
私は、現在の世界情勢では、武力を持たないと護国は不可能だと思っています。
ですが非武装論者は、無い方が平和への近道と信じているか、
或いは、政治的理由でその様に言っています。
その為に憲法という、国の指針を利用しているというのが正しいところでしょう。
まあ、一部に……というか、かなりの実数が、
『世界中が9条と同等のものを持ち、軍隊を解体すれば平和になる』
と信じているようですが、とりあえず、国連常任理事である、
アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスで導入させてから言って下さい。
もちろん核兵器も即日、全撤廃です。
それを達成できたなら、こちらも土下座して謝らざるを得ません。無理でしょうけど。
公:どうどう、ちょっと落ち着いて。
岬:少し熱が入りすぎましたが、つまりは国民の財産と安全を守る国家という存在の、
方法論の違いがヒートアップする原因です。
誰だって死にたくありませんし、家族が被害に遭うのも嫌でしょう。
そして太平洋戦争での敗戦の傷が、良くも悪くも厭戦ムードを作り上げました。
たしかに、侵略された際、座して死ぬのも一つの思想でしょう。
ですが、それと9条に直接の関係はありません。
憲法とは国の指針ではありますが、所詮は、人がより良く生きていく為の枠です。
軍隊が必要であるか否かの論議に始まり、
その為に現行の憲法が充分であるかを議論する、
それが民主主義の根幹であり、正しい姿であると私は考えています。
今項目の纏め:9条とは元来、第二次世界大戦で勝利した連合国が、不必要な戦力を持たせない為に作られたもの。平和云々と、直接的関係は限りなく無いと言って良い。
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