2020
矛という武器があります。槍のように柄が長く、先端が両刃になっている為、突くだけでなく払うも出来るものです。数千年前の中国には既に存在していた、最古の戦闘用具の一つと言えましょう。日本でも、イザナギが国産みをする際に用いたのが天の沼矛とされていて、既に伝わっていたことが伺えます。しかし、この国で人気が高い戦国時代と江戸時代を舞台とした作品に登場することは稀です。日本刀が神格化されすぎているというのもあるでしょうが、単に使用頻度がガタ落ちになったというのが史実なようです。そもそも、長柄の武具というのはリーチを活かして敵を近付けさせないというのが最大の使い道です。ですが矛のように先が広がっていると固定する必要性などから重くなり、使い勝手が悪くなります。結果、払う部分は無くてもいいから軽くしようということで槍へと進化していったらしいのです。昔は青銅が主流で強度や加工技術に問題があって矛が一般的でしたが、鉄が普及していくにしたがって槍が強くなったのだとか。一方で、矛を収める、矛盾など、言葉としては未だに残っていたりもします。リモコン式のテレビしか使ったことが無い世代にも、チャンネルを回すという言い回しがギリギリ通じるみたいなもので、現物と縁がなくても魂だけは継承されていくものなんでしょう。
(・ω・) いや、チャンネルは変えるもんだろと力説されると否定は出来ない
【情熱が無尽蔵に生み出されるかどうかについては言及しない】
黒:遅まきながら気付いたのだ。
五龍などという古い枠組みに囚われず、黒龍一族の始祖になれば良いとな。
黄:どれだけの時間が掛かるか分からないとか、
現実的に可能かという点を無視すれば間違っちゃいねーんだよぉ。
玄:そこに目を瞑って良いんでしょうか。
黄:例えどれだけ誤った道を歩もうとも、
取り返しがつかないことはないのが龍族の良いところなんだよぉ。
【同じ北方と黒担当だし復権する望みは断っておかないと】
玄:大体、龍族は一代限りの方だらけですし、増やすことなど出来るんですか。
黄:基本はたまたま長生きしてるマムシだから、
養殖に成功すれば不可能では無いんだよぉ。
玄:科学も進んでることですし、遺伝子をどうこうすれば何とかなりそうですが。
黄:完全に、パニック映画の導入部分なんだよぉ。
玄:逆にそれを黒龍さんの一派がやったと言い張ることで、
合法的に抹殺する流れに出来る気がしてきました。
【年明けして延々と読み上げてたらヤバい人になってしまう】
白:誕生日を祝う習慣が無いことに気付いたんだけど。
黄:人間ですら二十過ぎたら扱いが雑になってくイベントなんだよぉ。
朱:ですけど逆に御年配になると大々的になりがちですよ~。
白:それ、あと何回できるか分からないからじゃ。
黄:黒いこと言い出しやがったんだよぉ。
朱:カウントは数字を積み重ねるより、
残り幾つか数える方が盛り上がるのはたしかです~。
【倫理と法律で何処から人として扱うか線引きしないといけないんだよ】
白:そもそも私、正確に何歳かとか、何月何日生まれって知らないし。
朱:母子手帳とか無いでしょうしね~。
黄:親の記憶が雑だと、どうにもならないんだよぉ。
白:黄龍に至っては、血縁者すら曖昧なんだっけ。
朱:まず卵生ですと、卵を産んだ日なのか、
孵った日なのか決めないといけないって玄武さんが言ってました~。
黄:朱雀も今の自我になった日なのか、個体が発生した日なのかで使い分けてるし、
きっちり母体から出た日と決めてる人間が異様なのかも知れないんだよぉ。
誕生日に関しては、朱雀だけ2005年10月15日と明確な設定があります。今年でもう15歳かよと気付いてはいけない事実に気付いてしまいますよ。
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