昨今の徹底した麻生総理叩きは、彼が『広告税』を導入しようとしているからだという噂を小耳に挟みました。真偽は定かではありませんが、まあ、あの気持ち悪いくらいの徹底攻撃は、それくらいあっても不思議では無いと思えます。そして天邪鬼だからか、ちょっと応援したい気分にも。
( ・ω・) まー、私は、自民も民主もぶっ壊れてしまえ派なんですけどね
【今日も続くよ、憲法談義】
岬:思ったより面白かったので、今項目も憲法を弄っていきます。
公:いつから、トーク番組風味に。
岬:第36条『公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。』
死刑廃止論の根拠の一つとされている条文ですね。
とりあえず死刑に関しては賛否色々とあると思います。
憲法的には、死刑が『残虐な刑罰』に相当するかが焦点になるところでしょう。
ちなみにフランスでは2007年に死刑廃止を明文化した改憲を果たし、
最高法規の立場で死刑を撤廃しています。
改憲がタブーじゃない国は良いですね。
公:ネチネチ続くなぁ。
岬:第38条『何人も、自己に不利益な供述を強要されない。』
いわゆる、黙秘権ですね。
憲法の立場から言わせて貰えば、例え奥さんに浮気を問い詰められても、
旦那は不利益になると判断したなら、喋る義務は無いんです。
公:痴話喧嘩に憲法持ち出す夫婦なんて嫌すぎるわ。
岬:第40条『何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、
法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。』
要は誤認逮捕や冤罪で無罪の人が捕まった場合、国はその責任に於いて、
補償をしないといけないんです。
公:かなりの確率で免職になる訳だが、次の職でも探してくれるのか?
岬:いえ、刑事補償法によると、
一日当たり1000円から12500円の金銭補償のみです。
ちなみに死刑後に冤罪発覚の場合は、3000万円以内ですね。
公:国が認める命って……安いんだね。
岬:第15条の2
『すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。』
第99条
『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。』
いわゆる、公僕様が守らなくてはいけない条文です。
皆さん、ちゃんと遵守しているでしょうか。
ちなみに日本で一番重い刑罰は、刑法81条、外患誘致罪と言われています。
諸外国と通謀して、日本に武力を行使させた場合に適用されます。
要は売国の極みですね。
死亡者がゼロであっても、問答無用で死刑になるのでお気をつけ下さい。
公:顔が怖い、怖いから、岬ちゃん!
岬:第27条『すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。』
いわゆるニートさんには耳が痛い様で、謎の条文ではあります。
御年配の方が楽隠居されることは良くありますから義務とは言い難いですし、
又、仕事を求めても景気状況如何では働けるとは限りませんから、
権利があるとも言い切れません。
まあ、あっても無くても実害は無さそうなので、
無理に改憲する程もないポジションの条項ですかね。
公:何処の社会にも、必要が無い奴は居るって言うんだね。
何という毒舌さん!
今項目の纏め:憲法、憲法言うけれど、色々あるよ。ちゃんと条文を読んだ上で、個別に考えようね。
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