2007
さて、本日より玄武編。不遇だとか、人気が無いだとか、一部で散々、言われたい放題言われてますが、毎シリーズ、一、二回はメインの話があるだけマシだと思います。相方で娘の伏龍を得たことですし。
( ・ω・) 麒麟なんて、『いきなり麒麟の話で驚いた』なんて感想を頂くんだぞ
【余程の強運なのか】
玄:先代から、何かとても大きな荷物が届きました。
朱:な、何だか、動いてませんか~?
黄:不審物として、業者にそのまま持って帰って貰いたいんだよぉ。
白:お、何々。日本の食べ物?
黄:こうも前向きにだけ物を考える存在が、
良くも今日まで生きてきたものだとちょっと思ってしまうんだよぉ。
【代々住まないと】
?:く、苦しいですぅ。そろそろ開けて下さいですぅ。
朱:こ、今度は、何か聞こえましたよ~。
黄:これはむしろ、送り返すのが確定した瞬間なんだよぉ。
月:まあまあ。面白そうなことに首を突っ込まないなんて、
江戸っ子の私には我慢出来ない。
黄:一代前が始祖の御姫様が、どうやったら江戸っ子になれるのか、
事細かに説明しやがれなんだよぉ。
【謹んでお断り】
?:ふぅ。な、何て奴らですぅ。お母様も空気穴くらい開けろですぅ。
朱:お、お嬢さんが飛び出して来ました~。
月:これは、日本の伝承で言うと、かぐや姫依頼の快挙。
黄:月の女神様として、速やかに引き取って欲しい訳なんだよぉ。
【こうはなりたくないけど】
白:ところでさ。
黄:何なんだよぉ。
白:これが本当の箱入り娘ってことで良いの?
黄:この立て込んだ状況で、
良くもマイペースにそんなことを言えるものだと感心さえするんだよぉ。
のんびりまったり。だけとほんのちょっとのカオス。それが、それゆけ黄龍ちゃん!