湯たんぽを買おうか悩み中。一リットルくらいで充分なのに、三リットル級ばかりなのは何故。とりあえず間繋ぎで、ペットボトルで代用。これは素晴らしい。猫が居れば、間違いなく寄って来るレベル。
( ・ω・) ペッタンポと命名。日本国全土に普及させる手続きへと入る
【金さえ貰えば何でもありよ】
岬:思ったよりボリュームがあって、一回では終わらなかった為、
今回も政党交付金についてです。
公:流石は、無計画に定評がある執筆者。
岬:さて、この政党助成法が適用され、交付金を受け取ることが出来る条件は、
先に述べた政党の定義に当て嵌まる通り、五議席以上を持っているか、
近い国政選挙で2%以上の得票を得ていることです。
但し2%があったとしても、
一人も国会議員が居ない政党は受け取ることが出来ません。
公:理屈は、分からんでもない。
ってか、最初から気にはなってたんだが、何で2%なんだ?
何か根拠があるのか?
岬:これはこの法律が制定された当時、民社党と統一会派を形成していたスポーツ平和党が、
議席は少ないものの2%の票を獲得していましてですね――。
公:オーケー、皆まで言うな。概ね、把握した。
岬:良くある話です。
公:ああ、良くある話だ。
岬:では、この政党交付金。どの様に分配されるかと言うと、
大きい政党ほどたくさん貰えると思って構いません。
公:まあ、無難な話だよな。
岬:ところが過去には、『議席数で貰える交付金が違うのは不平等だ』と主張した、
新党護憲リベラルという政党があってですね――。
公:何だ、その、徒競走で順位を付けるのは不平等とか言い出す、
昨今のPTAみたいな論理。
岬:五議席ギリギリのところと、三百議席を持つ大きな政党が同額貰えるなら、
先ず間違いなく、貰える時期だけ六十政党に分割しますよね。
公:それはそれでアホらしい話だが。
岬:実際、政党助成金が貰える五人の議員というのが、
新党立ち上げの一つのラインとなっています。
最近では、民主党並びに無所属の議員で改革クラブを発足しようと五人を集めましたが、
直前で姫井由美子議員が参加を取り止め、四人だけの政治団体としてスタートしました。
その一月後、衆議院無所属の西村眞悟議員が加わり、
今は正式な政党として認められています。近々、交付金も支給されるはずです。
公:そいつら、本当に政策信条、近いんだろうな。
岬:その件に関しましては、ノーコメントで。
ちなみに元民主党の二名が比例選出で、民主党以外で議員をやっているのは、
筋違いだという批判が出ている件もテーマから逸れるので敢えてコメントしません。
公:何だかもう、訳分からん。
岬:ちょっと前になりますが、2005年、いわゆる郵政選挙の際、
国民新党は六人の国会議員を有していました。
そして、郵政民営化反対という立場では近い方向性を持つ日本新党は四人しか居なく、
政党として認められませんでした。
そこで国民新党は長谷川憲正参議院を日本新党に期間限定で貸し出し、
五人のラインをクリアしました。
公:それは流石に酷いと思います。
岬:そもそも、五人という枠があるから、こういうことも起こり得る訳です。
究極的には、政党助成金の存在意義そのものから議論して、
どの様な形態が一番かを国民が考えるべきでしょうね。
今項目の纏め:政党交付金は、国会議員が五人以上所属しているか、近い選挙で2%以上の票を得ていれば貰うことが出来る。その為、器の小さい切り貼りも密やかに行われていたりもする。
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