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 『それゆけ黄龍ちゃん!』に於ける、黄龍や白虎といった聖獣勢は、人間サイズの、人間の形で生活しています。黄龍には巨大な黄金龍形態がありますし、白虎も本来の姿は五百キロくらいだと、どっかで書いたような記憶があります。ではなぜ、わざわざ人間を模して生きているのでしょうか。作者に、ケモナー属性が薄いんだよという冗談はさておき、おそらくは普段の生活が便利だからでしょう。ホモ・サピエンスという種は、多少の個体差はあれど、大体150センチから190センチくらいの大きさです。その人類が使うほとんどのものがそれに合わせて作られているので、それに合わせた結果と言えるのではないでしょうかと、今、適当に理屈を捏ねました。人の、もっと快適に暮らしたいという欲望の発露を掻っ攫うような行為ではありますが、上に生きるものなんてこんなものという風刺が籠められていたんですよ。これも、今、適当に考えたものですが。

(・ω・) しかし朱雀の鳥形態は、ビックリするほど想像がつかないな

【童心をどこに捨ててきた】
月:正義とか悪って、勝者が決めるものだよな?
黄:絶対的な正義が存在しないことに気付いた中学生みたいなことを言い出したんだよぉ。
月:伊賀忍者が善玉っぽい扱いが多いのは、徳川家と関わりが深いからだという事実。
黄:歴史は、権力者と小説家が作るとはよく言ったものなんだよぉ。
朱:ひ、ヒーローものの番組を見ながら、
 そういう感想を述べるのもどうかと思うんですよ~。


【黄龍好きにも通じるものが】
マ:どっちかっちゅうたら、隠密なんてどれも悪もんちゃうんか。
月:ダークヒーローに憧れる気持ちは、大抵の青少年にあるものだ。
マ:たしかに、ウチらへの信仰もその類っちゅう感じはするわな。
月:今からでも、そっち路線で何とかならないだろうか。
黄:月読が好きでたまらないとか言い出す奴はダークヒーロー推しと言うより、
 天邪鬼か、サブカルをこじらせすぎた末路って感じなんだよぉ。


【積み木は崩すまでが知育です】
朱:私達の正義は、社会の秩序を守ることじゃないですか~。
マ:ウチはちゃうで。
月:姉さんはそんな感じらしいけど、私はどうなんだろうか。
黄:千年単位でその仕事をしてると、町作りシミュレーションみたいに、
 全部、一気にぶっ壊したくなる瞬間が出てくるんだよぉ。
朱:こ、この方々に、正義とは何かを語る資格があるんですかね~。


【年功の味はほろ苦く渋い】
月:そういう意味で、少なくても五千年は頑張ってる青龍は凄いな。
黄:あれはもう、一種の中毒症なんだよぉ。
マ:何より凄いんは、その努力を上回る形で混沌となる中国社会の方やろなー。
黄:結局、働こうと働くまいと、社会の摂理は大して変わらないんだよぉ。
朱:い、一応は若い私の前で、
 そういうくたびれきった意見を言うのはどうなんですかね~。

 調べてみたら、今年の戦隊が忍者モノで、主人公が伊賀者らしいのですが、そこから発想した訳ではありません。伊賀忍者のヒーローと言ったら、ハットリくんでしょうが。
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