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 終わりも見えてきたので改めてプリンシパルの思い出を語ってみるコーナー。今年の正月辺りに復帰したブログも、週三ペースを守り続け、予定通り、九ヶ月弱くらいで終わりそうです。ぶっちゃけ、他に続けるものも思い付かなかったので、十一期はほぼ確定でしょう。まーた何か適当なカタカナ単語を探してこないといけません。ん? ここまでが五音程度のカタカナだったからって、それを敢えて踏襲する必然性はないんですかね。キリよく十期が終わる訳ですし。『それゆけ黄龍ちゃん! 土留色』、うむ、無いな。その悪意に満ちたチョイスはなんだというツッコミは、華麗に受け流すとしまして。
 プリンシパルといえば、新キャラである強欲の悪魔マモンを抜きには語れない感があります。何の脈絡もなくいきなり湧いて、もう立派な準レギュラーくらいの立ち位置です。作者視点で見ればですが。本人が強欲というより、人々の強欲を唆すという、本来の意味での悪魔みたいですね。更に言うと、悪魔という肩書だけで色々と美味しいので、そのキャラクター性を薄めない為、もう他の悪魔は出てこない可能性も考えられます。怠惰の悪魔ベルフェゴールと月読の最終決戦はどうするんですかーと言われると、ちょっと見てみたくはありますが。でも、黄龍ちゃんとか、そこら中、だらけてる奴ばっかりなので、どうやったらそいつらをブチ抜けるキャラクターを獲得できるのかという問題も残ります。もう怠惰が過ぎて軟体生物となり、アメーバ状のスライムのように生活するくらいしか無いのかも知れません。そんなのをどうやってコントで表現しつつ、そして誰が読みたいんだという話になる訳ですが。

(・ω・) 出オチとしては、ちょっと面白い気がするのは疲れてるせいだろうか

【あながち間違ってないのが歴史の業か】
朱:万里の長城って~、敵から身を守る為に作ったんですよね~?
黄:北の騎馬民族は、常に中国の裏ボス的存在なんだよぉ。
白:あんまし文字文化が無いからよく分かってないけど、
 あっちはあっちで色々と複雑な部族争いとかあったんでしょ。
黄:そういう風に言われると、
 万里の長城は隣の夫婦ゲンカの巻き添えを食わない為の、
 防音兼防護壁に見えてくるから不思議なんだよぉ。


【独創は所詮雑味とされるこんな世の中さ】
白:しかしまあ、よくあんな長いもん作ったよね。
黄:中国の伝統的な必殺技、人海戦術なんだよぉ。
朱:その人数を動員できる権力を示す意味もあったんでしたっけ~?
白:少数精鋭とか一点特化型をあんまし理解しないのが、
 中国の伝統的な弱点でもあるとは思うんだけどね。
黄:個性的とか、アクが強いで括られる朱雀や白虎がそれを言っても、
 一種の自虐に感じられるのは気のせいであろうか、なんだよぉ。


【いつから上官になったんだ】
ヘ:今日はお前ら駄馬共に、戦術上の心得というものを教えてやる。
黄:この、ドン引きするくらいの上から目線はなんなんだよぉ。
月:新兵に軍規を叩き込む教官気取りなのだろう。
黄:それ、軍師とか参謀からは相当遠い存在なんだよぉ。
月:別に誰が任命したって訳でもない、自称だから勝手と言えば勝手だがな。
ヘ:貴様らには、まず上官の命令は絶対だという、
 基本から叩き込まなくてはならんようだな!


【全体的な構造に無理があるとしか】
ヘ:上が、あのカラスは白いと言ったら、同意しろってやつだ。
月:思うのだが、仮に白いカラスが今更見付かったとしても、
 それはカラスじゃなくて別の種族として扱われるよな?
黄:ワシとタカの生物学上の違いは大きさだけみたいな話なんだよぉ。
月:出世魚も、別に鑑定士が居る訳でもなく、漁師と漁港の匙加減一つだしな。
ヘ:こいつら、ネコ科以上に、上下関係というものを理解する気がないな。

 ヘルの表記が、平仮名の『へ』であっても、片仮名の『ヘ』であっても、誰も気付かないことに気付きました。初期の容量カツカツのファミコンかよ。
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