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 盆栽と呼ばれる園芸があります。ボンサイと読みます。現代日本語では主に、植木鉢に根付かせた小ぶりの観賞用樹木を指します。元々は鉢植え全般を称していましたが、かなり狭まりました。大自然をコンパクトに表現していて、一部に熱狂的な愛好者が存在します。源流は中国にあるとされていて、明確な記録だけでも唐代まで遡ることが可能です。少なくても2500年前にはあったという推測もあり、いずれにしても極めて長い歴史を持っています。日本でも平安時代初期には伝来していて、当初は宗教的な贈答品として扱われていたとのことです。ここから江戸時代前半くらいまでは上流階級の趣味でした。しかし後半に入ると庶民にも浸透し、大衆文化として花開きます。20世紀に入る頃、欧米に素晴らしさを伝えようという運動が起こります。結果、あちらにもファンが出来たようで、今日に至るまで一定の勢力があるのだとか。ものに依っては一鉢で世間的な年収を上回るほどになり、経済規模も侮れません。昭和のマンガに慣れ親しんだ身としては、ボールが飛び込んで被害を受ける印象から抜け出せないんですけどね。

(・ω・) 陽の光を当てる都合上、野晒しが必要だもんな

【歴史に名を残すってそういうものかも知れぬ】
茜:日の本の経済を裏から支配したいよねぇ。
千:話の規模が許容範囲外で理解できない。
麗:そもそも、お金など価値の数値化に過ぎないのでは。
茜:流れを掌握することで人も制御可能になるんだよ。
千:やっぱり良く分からない。
麗:時たま別時空から紛れ込んでいるかの様になります。


【正しい直感だけど平坦な道ではない】
茜:最終的には、世界全てでも良いんだけど。
千:何処でも使える銭なんて無いのに。
茜:存在しなければ作るのが世の理じゃない。
麗:やりかねないのが恐ろしいです。
千:どういう理屈かは見えてないけど、
 うまいことすれば物凄いお零れが貰えそう。


【経緯については不明な点ばかりである】
茜:金銀は大抵の場所で誰もが欲しがるでしょ。
  同じく数字を追い求めるようになれば完成だね。
千:ついていけてる?
麗:雰囲気だけは。
茜:公康君は良い生徒だったよ。
千:ホイホイと金銭の匂いがする方に進んでたら、
 何故か君主に収まった部分は否定しません。


【どうあれ食う以外の使い道は無いのに】
麗:皆がふと我に返って、
 無意味だと気付いたらどうなるのですか。
茜:その時はしょうがないかな。
千:凄い綱渡りの気がしてきた。
麗:とはいえ領地で賄える米が権力の現状も、
 似たようなものかも知れません。

 近頃、金相場がまた高騰しているのだそうです。通貨の信頼と反比例的な関係にある訳ですが、限界突破するとどうなるのでしょう。世界規模でハイパーインフレを起こすのか、なんやかんやで上限があるのか。無学で浅慮な私にはトンと想像が付きません。
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