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 北京ダックと呼ばれる調理品があります。数多ある中華料理の品目で屈指の知名度を持っています。端的に言うとアヒルの丸焼きで、主に皮部分を食します。広東風だと皮のみを削ぎ、北京風は肉も切り取ります。ソース、野菜、薬味などと共に餃子の皮のようなもので包むのが一般的です。当然ながらアヒルを焼く食べ方自体は古来からありました。更に言うならアヒル食が盛んだったのは南京です。北京を冠している理由は明代の永楽帝が遷都した際、宮廷料理に加えたからというのが定説です。これが16世紀くらいの話で、数百年の時を掛けてじわじわ民間へと広まりました。現代ではちょっとした御馳走くらいの立ち位置で、庶民も口にする機会があるそうです。どうでもいい話ですが、日本で漢字の地名と洋名の組み合わせが定着したのはやはり語感でしょうか。北京鴨、だと悪くは無いんですが、高級な雰囲気は薄れます。というか単なる品種っぽく思えます。漢名は北京の鴨を焼く的な熟語が使われているようです。最近は英語以外も珍しくありませんし、本場風にベイジンカオヤーと呼んで良いのやも知れません。

(・ω・) 家庭で作れないから青椒肉絲みたいにはなれないかしら

【現代の国連加盟国でも一部は諦めてるのに】
岬:独自通貨を作りましょう。
綾:凄まじいことを言い出しましたわ。
岬:びた銭の為に資源を渡すなんて理不尽です。
  自国で賄うに越したことはありません。
結:理には適っているんだが。
海:どうすれば叶うか想像できない遠大さだ。


【技術不足で輸入に頼ってた時代だぞ】
綾:一応、鉱物はそれなりに産出しますわ。
舞:よし、掘って溶かして固めるだけだな。
海:図案はどうしてくれようか。
結:柿の実とか渋いし良さげだ。
綾:あまりに過程を放ったらかしていて、
 呆れと微笑ましさがごっちゃになっていますの。


【上意下達で何とかなる程度には飼い慣らしてる】
綾:領内に流通させる量は簡単ではありませんの。
  数年は掛かると見て良いですわ。
岬:三日後には飽きてる自信があります。
海:もっとすべきことがあるのは理解した。
舞:領民が受け入れるかは別の話だしな。
綾:それに関しては沙汰で強要させますので、
 製造よりは楽ですわね。


【加齢説と複数人説が対立するのか】
岬:肖像画を刻印してやろうと思ってたんですけど。
綾:かつてローマ皇帝がしていたと聞きますわ。
結:千年は残るだろうに、大した勇気だ。
舞:良い感じに美化するのだろう。
海:掛け離れた姿を幾つか描いてしまって、
 史家を混乱させそうである。

 現職の皇帝を硬貨に初めて刻んだのは、かのユリウス・カエサルなのだそうです。それまでは先祖を用いるのが一般的だったのだとか。ちなみにカエサル暗殺記念硬貨なんてのも発行されたそうです。古代ローマ人の悪ノリが凝縮されているというか、中々にぶっ飛んだ帝国ですよね。
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