2009
昨日の西ノ宮さんの話の続き。描いた-keighさん曰く、『プリンなら戦争もしょうがない』だそうです。
( ・ω・) あぁ、プリンならやむを得ない処置だよな
「あたしは特に無いけど、暑くなくて寒くもなくて、ご飯が美味しいとこが良いなぁ」
シス。それは充分に要求してるから、特に無いとは言わないと思うよ。
「わたくしとしましては、たくさんの国の方に主の愛をお伝えする責務もありますので、何処へなりとも参りますわ」
そう言えば、そんな目的もありましたっけ。
「ところでトヨ様。アリスト派について、御興味はありませんの?」
だー! 独自の宗教で成立してるこの国に、余計なちょっかい掛けないで下さい! 国際問題になりますから!
「余の人心掌握に一役買うのであれば、考えておこうぞ」
うまいこと躱されたのか、割と本気なのか、随分と怖い話になっちゃったなぁ。
「あれ、そう言えば――」
地図を見ていて、ふと、思い当たったことがあった。
「バハラタから直行でこっちに来たけど、ジパングとの間に、何か有名な場所ってあったっけ?」
地図には幾つか都市が点在しているけど、特別に知られた国は無い。って言うか、ここら辺はそれなりの領土を持った国家と言うより、都市が独立に自治してる感じで、今一つ把握しきってないってのが本音だ。
「ここの山あいに、ダーマがありますわ」
「ダーマ?」
あれ、何かちょっと聞いたことある様な。
「転職の為の、神殿ですの」
「職業訓練場ってこと?」
自分で言っておいてなんだけど、何か俗っぽすぎて、違う気がしてならない。
「概ねは間違っておりませんが、生活の為の技術を得ると言うよりは、わたくし達の様に、戦うことを念頭においた方の為のものですわね」
「魔法使いが戦士になったりするってことでいいの?」
「ですの」