2009
原因不明の肩凝りってか、全身の筋肉の強張りと耳鳴りに悩まされて居たのですが、身体を温めたり、風呂に入浴剤を入れたりして、何とか緩和してきました。耳鳴りは若干残ってますが、頭は普通に動いてるから良いや。
( ・ω・) そろそろ、常時、サロ○パスを貼るくらい中年化してきたのかしらん
『ラーミアを目覚めさせるには、鍵が必要なのです』
「鍵?」
『天地開闢、この世を作り給う神々が生み出したとされる六つの宝玉』
『それを集める力と知恵』
『そして勇気を兼ね備えた者に、ラーミアは力を貸し与えます』
ドクンと、心臓が大きく高鳴った。
「それって、もしかして――」
『はい』
『貴方の持つ紫紺の宝珠――』
『パープルオーブはその内の一つです』
又、一つ話が繋がった。
兄さんは、このオーブを集めて、ラーミアを甦らせようとしてたんだ。
だけどそうすると、これを僕に託した理由って――?
『六つのオーブについて、話させて頂きます』
『これは人を導く者としての、器を測ります』
『ブルーオーブは、勇気の宝珠』
『レッドオーブは、探求の宝珠』
『イエローオーブは、才気の宝珠』
『グリーンオーブは、情念の宝珠』
『シルバーオーブは、希望の宝珠、とも呼ばれています』
『そしてパープルオーブは――』
そう口にすると、二人の少女は僕を見詰め、両目を閉じた。
『宿縁の宝珠』
『それが何を意味するかは、貴方自身の目でお確かめ下さい』
言って二人は、身を翻し、燭台を見上げた。
『勇者アレルは、ブルーオーブ、イエローオーブを手にし、ここへ納めました』
『その才覚は、まさしく勇者として相応しいもの』
『彼ならば六つの宝珠を集めることも、夢では無いと思えました』
真面目な話をしてる時になんだけど、身内が褒められるとやっぱり嬉しいものがあるよね。顔、ニヤついてないかな。