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2022

1204

 匍匐前進と呼ばれるものがあります。ホフクゼンシンと読みます。匍、匐という見慣れない漢字ですが、どちらも身体の前面を地に伏した状態、つまりは這うとほぼ同義です。匍匐前進とは文字通り、うつ伏せのまま前へと進む行為、ないしはその技法を意味します。陸軍歩兵が良く行う印象ですが、敵兵に視認されにくいことや銃弾に当たりにくいといったメリットがあります。転じて、歩みは遅いものの確実に成果を上げている例えとしても用いられます。一方で、葡萄という果物があります。御存知の通りブドウと読みます。字が似ているせいで錯誤してしまいがちです。他の使い所が、ポルトガルの漢字表記である葡萄牙くらいしか無さそうなのも拍車を掛けています。ちなみに亜米利加や仏蘭西といった日本語での当て字ではなく、中国での表記を輸入したというのが経緯なんだそうです。日葡の関係性がどうとかニュースでもあまり聞きませんし、匍匐前進よりも実用性が少ない知識の気がしてきました。

(・ω・) 葡萄牙の国際的な立ち位置とか、知られてないよな

【社会学で言う多様性の確保ってやつなんだろう】
白:有名になれば、変なのにも絡まれると聞く。
天:アンチの存在は人気の証と言われる由縁です。
白:比率はともかく、どっちかが十割ってのは難しいのか。
天:全方位に嫌われる真似をしても、
 何故か擁護する方が生まれるのは興味深く思えます。
白:炎上商法って実は合理的なんじゃないかって気がしてきたよ。


【ファンを拗らせて攻撃する人は居るけど逆はあるんだろうか】
ア:わたくしの目標は敵対している方も取り込むことですの。
白:但し女性に限るって部分はともかくとして。
天:創作では良くある展開ですけど、現実にはどうでしょう。
白:いっぺん嫌悪感を持っちゃったら、消すのは難しい。
ア:それを成してこそですわよ。
天:そういった方を歴史家はカリスマと呼んでいる訳ですが、
 やはりアイドル業で浪費していい才能なのかは議論すべきです。


【結果が伴うなら動機は問わないで良いんじゃないかな】
白:メンバーの人気格差でギクシャクしないのって、
 凄い利点なんじゃないかと思ったんだけど。
天:よそはセンター争いが過酷だったりするそうですが、
 うちは楽曲ごとの持ち回りですし。
ア:魅力を引き出す可能性を減らしたくありませんの。
白:このリーダー、たまに器量人っぽさを出してくるけど、
 自己満足が最優先だから狭量にも思えてくる。


【らしさの為なら不利益なんて気にしない主義】
天:同時に、競争意識に欠けるというデメリットもありますが。
白:そんなシステムを導入したとして、私がやる気を出すとでも。
ア:肉をぶら下げた方が、よっぽど効果がありそうですわね。
白:打ち上げにステーキ食べに行こうって話で良いのかな。
天:それで真面目に取り組んでくれるなら安いものとも言えます。
ア:けれど猫っぽさを推進するのであれば、
 いかに働かずして掠め取るかを考えるべきですわよ。

 例え十人くらいであっても、自由に意見を交わしたら満場一致なんて不可能に近いことは、まともな社会生活をしていたら気付きます。それでも纏めないことには何も進まないので権力や多数決を使うんですけど、その基本原理すら理解してない大人ってどういう環境で生きてるのか気になるところです。
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2022

1202

 尻子玉と呼ばれるものがあります。シリコダマと読みます。人間の大腸に存在すると信じられていた架空の物体です。これを妖怪である河童が抜くことで、根性無しになるという俗信があります。名前自体はそこそこ知られていますが、正体については謎が多かったりします。有名所だと臓器の一種で、宝珠のように光り輝いているなんてのがあるそうです。回収してどうするかということに関しても見解が幾つかあります。そのまま食べたり、彼らの上司である龍王に貢物として捧げるなどです。日本で龍というのは水神と解釈されがちなので、水辺に潜む河童にとっては頭が上がらない相手なのだとか。ちなみに龍王様は単にキラキラしてるのが好きなだけで、出どころに関しては深く考えていないとされています。生命力の根源だからという見方もあるようですが。なんでこんな逸話が発生したかについては、溺死体の括約筋が緩んで、まるで手を突っ込んだかのようになるからというのが通説です。いや、腑抜けどころか死んどるやんと言いたくなりますが、マイルドにした結果なんですかね。一説には取り戻すことも可能とされていますが、度胸が欠けている状態では中々に難しそうです。

(・ω・) 相撲で負けたら奪われるとも言うが、挑むメリットは不明だ

【素人が真似して火傷する系のカリスマ】
ア:子供向けのグッズを作りたいんですの。
天:規模を分相応にするのでしたら構いませんが。
白:全国どころか、世界中にとか言い出しかねないからなぁ。
ア:夢を届ける存在として、赤字や在庫は気にしませんわ。
白:経営者になっちゃいけないタイプのはずなんだけど、
 何故か帳尻合っちゃうのが不思議でならない。


【情熱カラーとしてならそれなりじゃなかろうか】
白:ところで日本の子って、どういうのが好きなのさ。
天:男女問わず、キラキラには心惹かれるようです。
白:それは年齢どころか、お国柄も関係ないんじゃ。
天:金銀宝石は大抵の国で人気があります。
ア:もはや本能ですの。
白:新鮮な肉を連想させる真紅が良いって地域も、
 探せばどっかにあると信じてる。


【人格が固まってからならまだしも不安定な時期はマズい】
ア:なりきりセットなどは定番ですわね。
白:こう言ったらなんだけど、
 私達に憧れる児童は早い内に矯正した方が良いと思う。
天:この発言をしてレゾンデートルが揺らがないのは、
 白虎さんくらいじゃないでしょうか。
白:いや、遠目から良いなぁって感じるくらいなら問題ないけど、
 アルテミスと深く関わるのは教育に悪いじゃん。


【程々のロマンと堅実な戦略のバランスが大事】
白:安上がりだし、カードみたいなので良いんじゃない。
ア:手を出しやすいというのも大事ですわ。
天:ポジティブに捉えましたけど、面倒になってるだけですよ。
白:写真やイラストを使い回せば、幾らでも作れるし。
天:こちらはこちらで、収益ばかり考えてファンを無視する、
 残念な運営になっていますね。

 何事もスピーディな現代であっても、グッズを展開するとなると企画を出してから店頭に並ぶまで半年から一年くらい掛かるそうです。なので一瞬でブームが終わってしまうと、とんでもない在庫を抱えることになります。その為、盛り上がりを予見して開発する必要があるのですけど、それをネタにされたワニが居たような気がしてきましたよ。

2022

1130

 虚数と呼ばれるものがあります。キョスウと読みます。実数では無い数を総称したものです。数学に疎いとナンノコッチャ感があると思われますので噛み砕いていきます。まず実数とは、文字通り現実世界に存在する数のことです。自然数と呼ばれる、1単位で数えられるものはもちろん、小数点以下まで続く分数、円周率、ルートなども含まれます。そして0とマイナスも範囲なので、日常生活で実数以外に触れる機会は無いかも知れません。これらの数の性質で共通しているのは、二乗すると必ず0以上になることです。正負どちらであろうと、同じものを掛け算すればプラスになる訳ですから。しかし虚数は違います。同数を乗算した際に、マイナスになると定義されているのです。どういうことなのという感想を抱かれるかも知れませんが、これに関してはそういうものだとしか言いようがありません。2次方程式、3次方程式などで解が実数とならない場合の対応策として考え出された概念で、文字通り虚像のようなものだったらしいのです。しかし高等数学の実学比率が高まると共に価値が見直されていきました。現代の科学技術は虚数なくして成り立たないと言っても過言ではありません。学問とは知りたいからやる手前勝手の極地だと考えていますが、積み重ねることで結果として世の役に立つこともあるんですよね。

(・ω・) だから即時結果を求める人は、器量不足だとも思ってる

【全く無いとは言わないけどローカル感は否めない】
ア:コラボレーションをしたいんですの。
白:商店街の宣伝なんかは良くしてるけど。
ア:もっと突拍子が無い感じの話ですわ。
白:イマイチ想像力が追いつかない。
天:感覚が麻痺しているのかも知れませんけど、
 アイドルと肉というのは、珍しめの組み合わせなんですよ。


【下手なマニアは視野狭窄になりがちだからな】
ア:間口を広げる為には、畑違いにも手を出すべきですの。
白:実際、それが目的なんだろうとは思う。
天:ですけど効果があるかは別の話になります。
白:仮にクズ鉄屋と協力して、何か捗るのだろうか。
ア:極端なことを言いますわね。
天:そもそもアイドルに興味が無いからこそ、
 こういった発想が可能なんでしょう。


【勝手に引き籠もったくせに自分抜きで盛り上がるのは許さない】
白:世には誰が相手でも仕事する有名人が居るとは聞く。
天:イメージを損ねるリスクと人目に触れる機会、
 どちらが良いかと天秤に掛けた結果ですかね。
ア:高嶺の花より、近くで愛でられる存在であるべきですわ。
天:私としては、遠巻きに崇められるのも悪くないのですが。
白:何だか分からないけど、
 そうなったら天照は拗ねて構えやモードに移行する気がする。


【実績次第で受け取り方が変わる言い回しだ】
ア:ということで、営業に行ってきますわ。
白:こういうのはマネージャーが意味不明な仕事とってきて、
 アイドル側がゴネるのが普通だと思ってた。
天:うちはそこら辺もリーダーが担当してますし。
白:そして大した文句を言わない私達が居る。
天:気付けば世間と相当ズレていそうですが、
 それもまたアイドル道とでもしておきましょう。

 仕事を選ばない作品やキャラクターというと幾つか思い浮かびます。蒐集癖が無いのでピンと来ないのですが、ああいうのって集め甲斐があると終わりが無い、どちらの感情が大きくなるんでしょうね。

2022

1127

 ケンタウロスと呼ばれる架空生物が居ます。ラテン語読みだと、センタウル辺りになります。馬の首の付け根から人間の上半身が生えている半人半獣の存在です。つまるところ六本の手足を持っている訳で、骨格がどうなっているのか気になるところです。同時に内蔵の詰まり方も謎に満ちています。心音はどちらの胸部からするのか、或いは両方なのか。消化器系も、下半身が草食なこともあって、とんでもなく長いんじゃないかとか考えてしまいます。この名はあくまで一族全体を指していて、特定の誰かのものではありません。個人として有名なのは賢者ケイローンでしょう。かの英雄ヘラクレスの師匠で、弓の名手でもあるという文武両道の傑物です。ヘラクレスが放った流れ矢で死んでしまうのですが、星座にしてくれという願いが聞き入れられて射手座となりました。一方で、この種族は粗野な荒くれが多いとされています。ギリシャ神話的に動物に近い生き物がそういった扱いを受けるのはしょうがない部分があるのかも知れません。けれど、お前のとこの最高神の品性を見直してから言えという気もしてくるんですよね。

(・ω・) ケイローンが強キャラなのは、ギャップ狙いの設定なのかしらね

【ストックがあるなら作中で使うわとなるわな】
マ:探偵の大会を開催したら盛り上がるんちゃうか。
玄:解決する事件はどうするんです。
  誰かが台本と模範解答を用意するしか思い付きませんけど。
マ:監修が専門家と犯罪者、どっちでも荒れそうや。
玄:小説家がトリックを提供してくれるとは考えにくいですし、
 地味な争いになる予感しかしません。


【男が多めの世界に姫は必須なのだ】
玄:その手のものは学生が基本ですよね。
マ:露骨に年齢制限かけてくるのやめーや。
玄:出演料がタダ同然、観客の年齢幅が広い、未熟でも許されると、
 構成側の理屈で言えば最強の人材ですし。
マ:オッサン共に紛れて、ウチみたいな若手が奮闘する想定やったんや。
玄:それだとチヤホヤされそうですが、
 イメージとしては麻雀の競技会に近いです。


【自身の都合で立ち位置を反復横跳びしてこそとも言える】
マ:まー、最中にほんまもんのが起こって有耶無耶になるんやけど。
玄:ありがちですけど、本筋の決着を付けて欲しいです。
マ:格付けしてまうと、後々面倒になるんちゃう。
玄:大人の事情に翻弄される訳ですか。
マ:ついさっき、作る方の論理を持ち出したんが口にするなや。


【真っ当に処理したいなら警察や弁護士を頼るべきなのは確か】
玄:と言いますか、予備選考で落とされない自信があるんですか。
  知名度か実績、どちらかが無いと弾かれますが。
マ:何事にも、裏ルートいうんがあるんや。
玄:正義を振りかざす立場としてどうなんでしょう。
マ:探偵なんて、裏社会に片足突っ込んどる存在やがな。
玄:そんなのを公の場に出して競わせること自体、
 コンセプトが誤っているのではと言っておきます。

 展開に困ったらとりあえずトーナメントを開けは常道ですが、完走するのが難しく投げ出してしまいがちです。目先の苦しみから逃れる為に面倒事を後回しにして難儀なことになるというのは、人生に通じる教訓が籠められているとも言えるんですかね。

2022

1125

 グルという俗語があります。サンスクリット語で指導者や尊師を指す単語が同じ表記となりますけど今回は違います。現代日本語で分かりやすい熟語に変換するなら共犯者が近いでしょう。犯罪や悪巧みを行う集団の一員であるという意味です。主犯が居て、その片棒を担ぐ立場であるという部分が強いかも知れません。語源は、諸説あります。グループの省略形という見解もありますが、江戸時代に存在していた用法である為、否定気味なようです。有力視されているのは、着物の帯です。昔はグルとも呼んでいて、輪になっているところから連帯のニュアンスになったのだとか。これだけだと善悪は含まれていない感じですが、何故か後ろ暗い使い方が主流です。経緯は不明ですが、歌舞伎に於いて共謀と同義で用いられていたらしく、そこから来ている可能性はあります。逆に一般に浸透していたスラングを歌舞伎側が採用したのかも知れませんけど。何にしてもグル呼ばわりされる時は大体が批難なので、出来れば回避していきたいものです。

(・ω・) グルっと回るとか言うけど、同源説があるのだとか

【倫理自体が社会を維持する為に作られた存在だからな】
マ:戦隊もんでヒーローが寄ってたかって悪役を倒すんは、
 どないなんって言われてるやんか。
玄:秩序を求めるなら道徳など些末な問題という暗喩なのでは。
マ:殴り合いで決着する世界観やし、しゃーないかも知れん。
玄:中途で話し合いを模索する展開もありますが、
 叩きのめした方が手っ取り早いのは事実ですから。


【三十人目辺りが何を言ってたか思い出せない自信がある】
マ:探偵も徒党を組んで犯人をボコったらええんちゃう。
玄:推理対決とか言い出してそれぞれ捜査をする印象ですけど、
 ちゃんと協調できるんですかね。
マ:百人くらい集めたら、誰か当たるやろになるかもな。
玄:律儀に全員分の見解を聞くとすれば、
 それだけで何日掛かるんだって話にもなりそうです。


【何故だか分からないけどテンション上がってきた】
マ:公平性を確保いうんやったら、犯人も増やさんといかんで。
玄:被害者もそれだけ必要になりますけど。
マ:医者と坊主が大忙しや。
玄:嫌な特需です。
マ:ロクでなしが死ぬことが多いさかい、
 悪魔も手が足らへんことになるやろなぁ。


【形にすることを考えたら無難が一番ではある】
マ:三桁はギャグにしても、五対五やったら何とかならへんか。
玄:安直に、探偵の中に真犯人が、
 そして容疑者っぽい方が真相を突き止める流れになりそうですけど。
マ:裏を掻くの好きやな。
玄:愛好家は、そういった可能性を真っ先に潰しますから。
マ:そないな先回りするからトンデモに走るんちゃうと言いたいけど、
 ウチも似たような思考してまうわ。

 ヒーロー物のオールスター作品は定番の域に達していますが、悪役とされるヴィランはどのくらいのクォリティにするべきなんですかね。見せ場を用意しないといけないので数は必要でしょうけど、リソースを注ぎ込みすぎると無理が出てくるので塩梅が難しそうです。
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