2023
クロロホルムと呼ばれる化合物があります。トリクロロメタンの別名です。炭素原子を中心に、1つの水素原子と3つの塩素原子がくっついた構造をしています。常温だと液体で、溶媒や合成原料などで活用されています。かつては麻酔薬として吸引させていた時期がありました。しかし心臓に負担が掛かり、毒性も強い為に使われなくなっていきます。昏倒させる目的でハンカチに染み込ませて吸わせる展開を見掛けるのは、その名残と言えます。しかし現実にそんな現象は起こらないとされています。理由は単純で、一瞬では肺に充満するほど揮発しないからです。いきなり口を塞がれて、全力で息を吸い込む人は滅多に居ないでしょうし。首チョップと同じく、ファンタジー的なお約束と解釈すべきもののようです。現代なら意識を失わせるのに何かしら有用な物質があるかも知れません。しかし簡単に入手できるとは思えませんし、そこにリアリティを追求する必要性も乏しい訳でして。やっぱりクロロホルムか、それっぽい存在で良いんだなという話です。
(・ω・) 時計型麻酔銃に、マジツッコミを入れたりしないじゃんか
【もう一般人に戻ることは出来ない気がする】
マ:探偵と睡眠は、重要な関係がある思うねん。
玄:事件が起こったら、寝ずに動けるのが理想です。
マ:熟睡しとる間に犯行とか、恥晒しやで。
玄:その状況で体力を回復できる精神は凄いですけど。
マ:焼死を目の当たりにした直後に、
バーベキューを楽しめるくらいの根性は欲しいわな。
【肝心の活躍がいつになるかを問い掛けてはいけない】
マ:ちゅう訳で、こういった平時に寝溜めしとくんや。
玄:探偵とは、不摂生の権化であるべきなのでは。
マ:どないな偏見や。
玄:ダメ人間だからこそ、非常時に映えるんです。
マ:一理はあるな。
玄:まともじゃない環境だから混乱しているだけで、
信頼を積み重ねてる人の方が良いに決まってますけどね。
【チョコ系だと溶けるし選択肢が少ない】
マ:探偵の食いもんって、どないすればええんや。
玄:言われてみれば、探偵食とか聞いたことありません。
マ:有名所の好物はあっても、個人の嗜好やしな。
玄:お腹が膨れて、頭が回転すれば何でも良いのでは。
マ:一応、栄養バーは懐に入れとる。
玄:あまりに使う機会が乏しくて、
封を切ったら粉々になっていそうです。
【事態の好転に寄与する要素が皆無】
マ:いっそ兵糧丸みたいなんを開発したろかいな。
玄:定着したら、名を残せます。
マ:推理以外で知られるのはどうなん。
玄:全くの無名よりはマシに思えますけど。
マ:現場で『あの探偵丸のマモンさんですか』ゆわれても、
微妙な空気にしかならへんで。
今年のお盆頃に体調を崩したのですが、体力の維持に食べることと寝ることが如何に重要か痛感させられました。本当に一杯一杯の時は、どちらもまともに出来なくなります。情報として何となく知っていましたが、体感すると肝に銘じざるを得ないのです。
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2023
マスケット銃と呼ばれる武器があります。マスケットにも銃器という意味が含まれているので重複していますが、分かりやすくする為に付けたのが定着したと思われます。ライフリングが施されていない、先込め式の滑腔銃を総称したものです。火薬と弾を詰めて火を付けるという観点では、日本史でお馴染みの火縄銃もマスケットに分類されます。語源は、フランス語でオスの灰鷹を意味する単語から来ているというのが有力視されています。御存知の方も多いかと思われますが、銃弾の弾道はライフリングの有無で大きく変わります。進行方向に対して垂直に回転させることで空気を切り裂き、軌道を安定させる訳です。この火器業界に於ける大革命が実用化されたのは19世紀に入ってからで、別物と言って良い性能になります。なのでマスケットはここで死に絶え、前時代の骨董品と化しました。言い換えると、時代を表現する小道具として便利なのです。17~18世紀と言えば主にカリブで海賊が大暴れしていた時期でもあるので、代名詞的存在と認識している方も多いでしょう。前述の通り、射程が微妙な上に精度も低いので、どれほど役に立ったかは怪しいものがあるんですけどね。
(・ω・) 決闘にも使われたが、恐ろしいほど当たらなかったとか
【最初に食い付かせるのが大仕事だからな】
マ:かつての名探偵が現代に転生するネタはどうや。
玄:時流に乗りまくってますね。
マ:今時どないしたかて被るんやし、開き直るで。
玄:その精神性は必要なものですけど。
マ:ライバルも同じ境遇いう手垢まみれを予定しとる。
玄:そこまで行くと、一見だけしたくなるのが術中です。
【前世でも世捨て人みたいな生活をしてただろうに】
玄:どのくらい昔の方を想定しているか分かりませんが、
今の知識と常識に対応できるんでしょうか。
マ:スマホ一つ取っても、泡吹いて倒れるかも知れへん。
玄:そういった人物が本質を突く展開は受けそうですが。
マ:助手のサポート能力が問われるな。
玄:要介護探偵と呼ばれないかが気掛かりで仕方ありません。
【師匠だけでええやん感が拭いきれない】
玄:この設定だと、当代の名探偵が噛ませ犬になりませんか。
マ:しゃーない、必要な犠牲や。
玄:或いは、この業界は進歩が無い暗喩とも言えます。
マ:尾行や調査ならいざ知らず、
推理の技術なんて一代限りで継承されへんし。
玄:考えてみれば後継をしっかり育ててから引退する方は、
私が知る限り少ないです。
【増やすだけ増やして手詰まりになるソシャゲだろうか】
玄:末期は歴代探偵勢揃いで、犯人に同情するんでしょうね。
マ:敵役は徹底的に叩くべきいう、ヒーローもんの論理や。
玄:結論に大差が出る訳でもありませんし、
謎解き役が複数居る必要性は無いと思いますけど。
マ:とりあえず新規参戦させときゃ話題になるし、
活用方法は後で何とかしたらええねん。
ベッタベタですが、シャーロキアンの主人公が転生ホームズと共に事件を解決するという話は普通に成立するような気がしてなりません。著作権もとっくの昔に切れてるでしょうし。既に存在しているかも知れませんが、私が書く可能性はゼロなので、そこら辺は大した問題じゃないということにしておきます。
2023
涅槃と呼ばれる概念があります。ネハンと読みます。カタカナ語のニルヴァーナと同義です。仏教用語で、梵語に字を当てたものとされています。全ての欲が消え去り究極の智慧を得るという、仏教の最終目標に達した状態を意味します。また命の火が消えることから、特に釈迦牟尼の入滅を指したりもします。なので死後の世界みたいに使う方は、理解が怪しいのかも知れません。視点を変えると、お釈迦様クラスでも現世での肉体が滅んでようやく本当の悟りに至れるということでもあります。旅立ったのが旧暦2月15日なので、この日を涅槃会として法要を執り行う寺院も少なくありません。ありし日の釈尊に思いを馳せるんだそうです。生前に面識があるならともかく、伝聞に伝聞を重ねた伝説の存在が相手なので、シュールな行事の気がしてなりません。地域ごとに独自のお菓子が振る舞われるので、子供達にとってはそちらの方が重要だった可能性はあります。現代っ子はメーカー製のジャンキーなのが好みでしょうし、釣るのは難しいんでしょうけどね。
(・ω・) 熟語なら読めるけど、涅と槃の他の使い道が分からん
【出汁がどうとか語りながらで美味いのかね】
月:回転寿司屋で一目置かれたい。
黄:普通に食って帰りやがれなんだよぉ。
月:チェーン店だろうと、違いを出したいだろ。
黄:そういうのは、お高いところでやるものなんだよぉ。
月:ラーメン屋で通を気取ってるのは多いんだが、
あれはあれで独自の世界ではある。
【迷惑を考えなければ安上がりな趣味と言える】
月:定番通り玉子焼きでも頼むか。
黄:絶対、工場でパック詰めされてるやつなんだよぉ。
月:『ぬ、担当が変わったな』とか言っときゃ威圧できる。
黄:もはや手段と目的が逆転してるんだよぉ。
月:手抜きされたくないからマウントを取ってるだけなのに、
それ自体で満足するようになったら末期だな。
【何故その内容で持て囃されると考えたのだろう】
月:自分の名前が料理に付けられるのはロマンだよな。
黄:サンドイッチ伯爵が有名所なんだよぉ。
月:永遠に晒され続けるとも言えるが。
黄:そこらは、ネットで拡散されるのと同じなんだよぉ。
月:名声と悪名、どちらに転ぶか分からん恐ろしい時代だ。
黄:だけど人は能天気な予測しか立てられないから、
余裕で一線を越えて大炎上するんだよぉ。
【運の要素が大きいので確率の問題に過ぎない】
月:そういや小惑星を発見したら命名権貰えたっけか。
黄:歴史に名を刻むと表現したら大袈裟だけど、
ずっと残るのは悪くないんだよぉ。
月:私なんか、何処までなら審査を通るか、
チキンレースを始めたくなる。
黄:この手の邪念の持ち主には見付けられないと、
ピュアなことを考えてしまいたくなるんだよぉ。
軽く調べたところ、彗星は自動的に発見者の名前が付けられます。一方で小惑星はある程度の幅の中で決めて良いようです。アウトラインは国際機関の匙加減次第っぽいですけど。ちなみにどれだけ金を積んでも、公的な命名権を購入することは出来ないらしいです。どうしても欲しいんなら天文台を作って研究者を雇うんだなってことでしょうが、そこまで貢献したんなら権利はあるでしょうね。
2023
褌と呼ばれる下着があります。フンドシと読みます。御存知の通り、日本に古来より伝わる下腹部を保護する衣類です。少なくても古墳時代には使われていました。証拠として、着用した埴輪が幾つも発見されているとのことです。しかし布自体が高級品ということもあり、庶民が日常的に用いるようになったのは江戸時代以降とされています。昭和の戦争時に日本男児の象徴として推奨されますが、戦後は洋装が加速度的に普及して廃れていきました。現代では、どう身に着けるか分からない人の方が多そうです。一方で熱烈な愛用者も存在していて、しばらくは消えることが無いかも知れません。余談になりますが、日本ふんどし協会はふんどしの日というのを設定しています。2月14日で、2(ふ)10(とお)4(し)という、まあまあ苦しい感じから決めたとのことです。有名な聖職者の命日と被っていますが、開き直って女性から男性へふんどしを送る日にしたのだとか。義理ふんどし、友ふんどしといった応用性が乏しいので、普及するかは怪しいものがあります。異性にインナーを贈れる間柄って、その時点でかなり親密だと思うのですが、どういった感じで広めたかったのか良く分かりません。
(・ω・) 家族や恋人でも、普段遣いしてないものを渡されたら驚くわ
【こうやって日本の村社会を叩き込むんだぞ】
月:大学って、転校イベントがほぼ無いよな。
黄:小中高と比べて所属意識が希薄なんだよぉ。
月:学科単位で行事をあんましないからか。
黄:講義も選択制でバラバラだし、
一人二人が出入りしたところで盛り上がらないんだよぉ。
月:もしや強制でコミュニティに参加させられる、
高校までが異様なのではなかろうか。
【こんなレアケースを参考にしても勘違いするだけでは】
月:怠慢で留年しても、そこまで弄られんよな。
黄:年上の下級生までいくと、少し接し方に困るんだよぉ。
月:年長の准教授をどう扱ったもんか分からんのはある。
黄:教授様は嫌味なんだよぉ。
月:こっちは椅子が限られてるから仕方ない。
黄:巡り合わせだけで出世する輩が居る事実は、
学生達にとって良い教材なのか、未だに悩むんだよぉ。
【現実にギリギリ居そうなラインではある】
月:身長が半分と二倍、どちらにしかならないとしたら、
どういった判断を下すべきだろうか。
黄:子供みたいなこと考えてるんだよぉ。
月:人間のサイズは一定の幅に収まると決めつけてる訳だから、
あながちバカバカしい話題とも言い切れまいて。
【天邪鬼は逆張りに全てを注ぎ込んでるからな】
黄:極小数の例外に大半が合わせるのは非効率的だけど、
人権とやらで対応しないといけないのが現代社会なんだよぉ。
月:何処で折り合いをつけるかを論ずるべきなのに、
全ての主張を通そうとするから揉めるのだ。
黄:何でいきなり真面目に語れるのかと思うけど、
この教授だから仕方ないのかも知れないんだよぉ。
体型が標準から大きく外れていると、着られる服が限られるなど面倒事が増えます。初対面の相手には八割方イジられますし。とはいえ男女ともに理想の体つきというのは平均からちょっと離れてる訳でして。ここら辺は美意識も絡んでくるので難儀な話だと思います。
2023
海胆と呼ばれる生物が居ます。ウニと読みます。海栗という別表記もあります。ウニ綱に属する棘皮(キョクヒ)動物を総称したものです。棘皮動物とは、文字通り棘を持った動物のことです。ウニ、ヒトデ、ナマコが代表例になります。彼らは五放射相称という、珍しい特性を持っています。動物は、左右対称に近い種が多いというのは共通認識でしょう。しかし棘皮動物は中心点から広がるように同じ部位が五つずつ備わっています。ヒトデが五芒星のような姿をしているのは、そういった理由です。ヒトデを五分割したらそれぞれが個体として再生するのは一部で有名です。ウニも剣山のような外見のせいで分かりづらいですが、中を覗いてみると五等分構造になっています。食材としてのウニは、主に生殖腺を指します。この場合に限って、雲丹という漢字を当てることもあります。やや褐色が入った橙色で、舌の様な姿をしているのは御存知かと思われます。外皮を割ると、これが五つ詰まっているのが基本になる訳です。漁獲量の8割が日本で消費されるらしく、まだ争奪戦の対象外みたいです。万人受けするタイプでは無いですし、今後もニッチな感じのままで行くのかも知れませんね。
(・ω・) 寿司ネタとしても、海外では不人気らしい
【井の中の蛙に過ぎないことからは目を逸らしておく】
月:学内の、俗物王コンテストにエントリーされてた。
黄:どう見られてるか、良く分かるんだよぉ。
月:美形とかなら謙遜も出来るんだが。
黄:反応に困るのは確かなんだよぉ。
月:どんなジャンルでもキングはキングとしておけば、
とりあえず自尊心が傷付かずに済むであろう。
【実績さえあれば奇人でも許される】
黄:ところで、どんな審査をするんだよぉ。
月:自分を演出する系ならまだしも、
凡俗っぷりの評価は難しいよな。
黄:日常を観察されるとしか思えないんだよぉ。
月:人権的に、ギリアウトじゃね。
黄:教授は大学の看板を背負ってる訳だし、
幾らか監視されるのは業務内なんだよぉ。
【昨今は大して新しいことをしてない説が強いらしい】
月:人を褒めるのに、偉人を持ち出す奴が居るよな。
黄:織田信長に匹敵する革命児とかは聞くんだよぉ。
月:そういったのが、
信長の何が凄いか語ってるのを聞いた記憶が無い。
黄:それが出来るなら、喩える必要が無いんだよぉ。
月:誰でも知ってるのを使う話術は分かるんだが、
無教養を宣伝してるみたいで躊躇われる。
【戦で嫡男を失ったのが致命傷だった】
月:そこで私は、長宗我部元親を推していきたい。
黄:謎の人選なんだよぉ。
月:鳥なき島の蝙蝠ナメんなよ。
黄:四国をほぼ統一できたのは強敵が居なかったからという、
むしろ揶揄されてる称号なんだよぉ。
月:ついでに言えば前半生の無理が祟って、
家を残すことが出来なかった悲劇の人物でもある。
月読イチオシの戦国大名といえば長宗我部元親です。初期も初期の頃に設定したのですが、経緯については当然の如く忘却の彼方です。多分、語感が九割だとは思うんですけど。口にしたくなる歴史上の人物ランキングで上位を狙える気がしますし、そういった意味で薄っぺらいマニアらしさが出ている気がしてなりません。