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 お茶を濁すという言い回しがあります。言い逃れをしたり、適当な行動で誤魔化そうとすることを意味します。前向きとは言い難い表現ですが、うまいことはぐらかすといった捉え方をするケースもあります。語源は、茶道です。茶碗に抹茶とお湯を入れて茶筅で泡立てることを、茶を点てると言うのは御存知かと思われます。修めている方が行えば小さな泡が均等に並び、クリーミーな口当たりになります。しかし見栄っ張りというのは時代を問わず存在する訳でして。分かっていないにも関わらず、大雑把に掻き回して取り繕うことがありました。結果、折角の素材を台無しにして茶を濁らせただけというのが、この用法の始まりです。考えてみれば、ちゃんと点てられたかどうかなんて、飲んだ当人にしか分かりません。明らかに動きが稚拙なら察するでしょうけど、雰囲気だけなら難しくないでしょうし。傍目には成立してるっぽいのが、言葉として生き残った理由なんでしょうね。

(・ω・) 繰り返す程にバレやすくなる辺りも、良く出来てる気がしてきた

【うまい料理を作るにはまずくなる理由を押さえる的な】
マ:義務を放棄して権利だけ要求する社会の寄生虫と、
 犯罪を生業としてる連中て、どっちが害悪なんやろか。
朱:悪魔さんは、こういうことばかり考えてるんですね~。
黄:これは秩序側も研究することだから面白いんだよぉ。
マ:善悪は表裏一体の不可分ゆうんを思い知らされるやろ。


【パンだけで心は満たされないけどそれが無いのは話にならない】
マ:せやけど天使連中は脳筋やさかい、
 こういったゴミは潰すことしかしないんやで。
メ:異論を唱えたいところだけど、否定しづらい。
黄:慈悲を与えて救った感じにしても根本的解決にならないし、
 たしかに生活基盤を与えるのは下手かも知れないんだよぉ。


【全員がニートと化したら崩壊するのに不思議なもんだ】
メ:生産力が過剰だから、
 ズルとか楽をしようとする人が出る面はあるんじゃないかな。
朱:極端な意見です~。
黄:食べるのに困ると山賊とかが増えるのは常なんだけど、
 時勢に関係なく仕事を放棄するのが居るのも事実なんだよぉ。


【なんならいずれ倒しますからと煙に巻いてすらいる】
黄:頑張らないと良い暮らしを出来ない構造が理想ではあるんだよぉ。
マ:そないならんようにウチらが偉いやつを唆して搾取させたり、
 小狡いんがボロ儲けするように煽るんやけどな。
朱:道理で、いつまで経っても世の中が安定しないはずです~。
メ:これだから悪魔は。
黄:とはいえ、天使サイドも誘惑に負けるなと精神論だけで、
 建設的な案は提示してないような気がするんだよぉ。

 一般的な宗教が清貧を求めるのは、幾つか理由が考えられます。身の回りが物質的に満たされ過ぎると、精神的に貧しくなるのは一つの事実です。同時に、統制をする為に都合が良いというのも間違いないので、うまいこと噛み合った結果なんでしょうね。
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 ガイガーカウンターと呼ばれる装置があります。ガイガーミュラー計数管とも言います。放射線量を測定することが主な用途です。物理学の師弟であるハンス・ガイガー氏とワルター・ミュラー氏の名前を冠しています。もう一人、重要な開発者にアーネスト・ラザフォード氏という方が居るらしいのですが、組み込まれていないのが悲しいところです。何ならガイガーだけで通じますし、貢献度に差があるのかも知れません。そして放射線とは、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、中性子線などを総称したものです。これらを大量に浴びると人体に深刻な影響を受けてしまうのですが、五感で感知することが出来ないので機械の力を借りる必要があります。初期の傑作にして代名詞と言えるのが、ガイガーカウンターなのです。技術の進歩で精度が上昇した異なる原理の計測器が誕生しましたが、ガイガーカウンターで一纏めにしてしまうことすらあります。何事も先駆けこそ名が残る好例と言えるでしょうか。とはいえ、家庭用ゲーム機をファミコンで通す方は少なくなりましたし、ケースバイケースの気がしてきました。

(・ω・) 2、30年前には、良くあった光景なのじゃ

【あくまで手付けで実は十年契約とかかも知れない】
天:思ったのですが、桃太郎のきび団子って、
 作中販促の先駆けなんじゃないですか。
朱:さり気なく名産品を登場させることで、
 好印象を植え付けます~。
黄:一度は食べてみたい子供が多いと聞くんだよぉ。
天:犬猿雉が命懸けで同行を決意する程という描写は、
 盛り過ぎなのではとも感じますけどね。


【原典だと桃太郎以上の存在に蹂躙されかねないからな】
天:もしかして、きび団子を大量に生産し、
 鬼を懐柔するのが最善手なのではと考えてしまいました。
黄:これ以上の狼藉を働くなら食わせないと脅すんだよぉ。
天:いわゆる文化的制裁というやつです。
朱:お婆さんの御機嫌を損ねたらダメな辺り、
 暴力の限界が見え隠れして教育的かも知れません~。


【一線を越えない限り割と何とかなるもんだ】
月:いっぺんで良いから、誰かを破門したい。
黄:しょうもないことを言ってるんだよぉ。
朱:弟子や信徒と縁切りすることでしたっけ~。
黄:復縁が難しいくらい強烈なやつなんだよぉ。
朱:仲直りの為にするケンカみたいな、
 緩い感じじゃないんですね~。


【反面教師以外で教わったことがあるのかも怪しい】
黄:まず、月読の信者が少ないんだよぉ。
朱:たった一人のお弟子さんが居るじゃないですか~。
玄:破門されたとして、翌日には元通りになりそうなんですけど。
月:謝りもせず、なし崩しでな。
黄:適当が極まってるんだよぉ。
朱:どうして師弟になったのかさえ曖昧な両名ですし、
 そういったものとして受け入れましょう~。

 考えてみれば、日本の昔話で特定の食べ物が話に絡むって珍しい気がします。すぐに思いつくのは猿蟹合戦の柿くらいですが、あれは調理品って訳でも無いですし。海外作品でも多くないイメージがありますし、意外と異質なのかも知れません。

 ナルトと呼ばれる食べ物があります。鳴門巻の省略形です。蒲鉾の一種で、断面が渦巻き模様になるのが特徴です。それを瀬戸内海名物の鳴門の渦潮と掛けたのが名の由来とされています。但し、発祥に関しては曖昧なところが多く、その近辺で生まれたという訳でも無いようです。現代では大半が静岡県焼津市で生産されているとのことです。クラシカルなラーメンに乗せてある印象が強いかと思われます。しかしその歴史はラーメンが大衆食となるより古く、江戸時代の後期には誕生していたとされます。当初は蕎麦のお供でした。なので麺類の後継として定着したラーメンに何となく添えただけで、必然性は薄いと言われています。詳しくはありませんが、最近は使わない方が多いらしいですし。蒲鉾は白身魚を磨り潰して塩と共に練り込んで焼いたり蒸し上げるという、シンプルな製法の食品です。その為、平安時代まで遡れるほど長い付き合いとなります。何ゆえグルグルにして、それが受け入れられたかについては謎に包まれているんですけど。巻いて作るので彩りとして良いんじゃないかくらいのノリだったと推察されますが、ここまでのロングセラーになるとは想像できなかったことでしょう。

(・ω・) ヒットを確信してコケることも多い世の中なのになぁ

【こんなんでも経験に関しては他の追随を許さない】
朱:黄龍さんの相談役的ポジションって、
 引退後の理想的な立ち位置ですよね~。
白:たまに持ち込まれる案件を適当に返すだけなんて、
 これ以上無いくらい気楽と言わざるを得ない。
黄:色々と誤解があるんだよぉ。
玄:重責も端から見ると羨ましく思えることがありますけど、
 黄龍さんの現状に該当するかは別の話になります。


【直感に頼った思考は青龍に不足してる部分だし】
黄:返事が雑なのは単に面倒だからで、
 給料貰ってたら真面目にやっても良いんだよぉ。
白:幾らか払ってあげたら。
青:むしろ肩の力を抜いている方が核心を突くもので。
玄:良いように使われていることが発覚しました。
黄:ますますやる気が失われていくけど、
 結果として青龍に利してるっぽいのがモヤモヤするんだよぉ。


【あくまで朱雀の主観に過ぎません】
朱:皇帝さんの偉さが今一つピンと来ないんです~。
黄:皇帝ペンギンくらいは凄いんだよぉ。
月:もう少し真剣に答えてあげるべきではなかろうか。
朱:最高位ってことだけは分かりました~。
月:こっちはこっちで、鳥類世界のヒエラルヒーが、
 理解しかねる感じになってきた。


【最強皇帝論争が決着する日は来るのだろうか】
則:妾は、皇帝の中の皇帝じゃがの。
朱:序列はありますよね~。
月:自称に近い皇帝がかなり居たのもある。
黄:これの実績は悪くないけど、屈指って程でも無いんだよぉ。
月:というか極悪エピソードが塗り潰してるせいで、
 具体的な功績が知られてないのは大きそうだ。

 人間社会での偉さなんてものは、神様からすればどうでも良いという考え方もあります。そもそも王権神授説を持ち出したり、教皇に取り入るなどして、宗教の権威で箔を付けてきた歴史がある訳ですし。現代の政界や経済界なら実績で判断すべきなんでしょうけど、キチンと適用されているかは怪しい感じですね。

 コニャックと呼ばれる酒があります。ブランデーの一種で、フランス西部のコニャック地方に名の由来を持ちます。そもそもブランデーというのは、白ワインを始めとした果実酒を蒸留してアルコール濃度を高めたものです。それを木製の樽に入れて年単位で熟成させることで完成します。商品として出荷する際はブレンドをするのが一般的なようです。シャンパンがシャンパーニュ地方で作ったものしか名乗れないのと同様に、コニャックもコニャック地方で生産され規定をクリアしないと冠することが出来ません。一種のブランド品であるが故に、お値段も高めになる訳です。酒に命を賭けてるんじゃないかというフランスが公認していると言い換えることも出来るので、品質は保証されてるんでしょうけど。そう考えると日本酒は酒蔵ごとに銘はあっても、地域で分類されてはいませんよね。焼酎の方は地方名と一緒に売り出しているのをチラホラ見掛ける辺り、何か歴史的なやつがありそうな気がしてきました。

(・ω・) 通に言わせると、地酒はその土地ならではの特色が出てるらしい

【自営業辺りでお茶を濁しておけば良いのでは】
マ:個人情報の登録をする時、
 探偵て書くんを躊躇ってまうんやけど。
玄:なりたくてなった方が、今更ですか。
マ:素性を隠すべきとか考えてまうんや。
玄:恨まれるほどの活躍をしていないんですから、
 問題は無いというのが個人的見解です。


【正論パンチでタコ殴りにするのはやめなさい】
マ:髪を切りに行っても、『職業なんや』攻撃に苦労するねん。
  会話を広げてったら、ロクな実績が無いてバレてまう。
玄:業界に詳しいとも思えませんし、適当に返しましょう。
マ:世間を欺く仮の姿かも知れへんし。
玄:町中に諜報員が潜んでいるのは定番ですが、
 それを見抜くのが業務では無いのですか。


【番外編的な単発ネタなら行けるかも知れない】
マ:カリスマ探偵いうんを思い付いたんや。
玄:名前負けする匂いしかしませんけど。
マ:その威光に平伏して、
 犯人が動機やトリックをペラペラ喋るねん。
玄:時代劇のようなものだと考えれば許容範囲ですが、
 正統派しか認めない方からは批難されるでしょうね。


【警察と仲が悪いとそれだけでハンデだがな】
マ:何事も、権威や肩書でビビらせてまえば勝ちなんやで。
玄:推理物のファンって、
 そういったのを抜きに頭脳勝負するところが好きなのでは。
マ:ウチも、しがらみが嫌でこの世界に飛び込んできたんやった。
玄:まるで初心を思い出したかのような物言いですが、
 今の立ち位置はスタートラインの少し手前くらいです。

 いつだって、探偵マモンの戦いはこれからだ感に満ち溢れています。そもそも何かしら解決した事件があるのかという疑問が湧くのですけど、実績を語るような探偵にだけはなりたくないという詭弁で煙に巻かれそうです。

 蒟蒻と呼ばれる食べ物があります。コンニャクと読みます。植物としても同名で、こちらはサトイモ科に属する多年草です。主に球茎、つまりは地中に埋もれている肥大化した部位を利用します。俗に蒟蒻芋と称されますが、まず食材にするのが大変です。生子と呼ばれる種っぽいものを春に植え付け秋に収穫し、そのまま保存して冬を越します。それを一年玉と呼ぶのですが、暖かくなったら埋め直して、また涼しくなってから掘り起こします。これが二年玉で、もうワンシーズン繰り返した三年玉となってようやく完成です。しかしこのままでは文字通り煮ても焼いても食えません。渋みやえぐ味が強すぎる為で、無理して飲み込むと体調を崩しかねないどころか死に至ることすらあります。なので強アルカリと煮込んでアクを抜く必要があります。これで固まったものが、皆さんが知るプルンプルンの蒟蒻です。但し、御存知の通りカロリーらしいものがなく、生命維持にはあまり役立ちません。過食気味の現代人だからこそ食物繊維やミネラルの恩恵を受けられますが、飢餓が恒常化していた時代に良くも栽培しようと思ったものです。開発したのは2000年くらい前の中国とされていますが、常食にするほど定着したのは日本だけとされています。文化を魔改造することに定評のある国民性ですが、大昔から変わってない一例と言えるでしょうね。

(・ω・) 健康食として海外から注目されてる辺り、何が起こるか分からんな

【理想は防犯に全力を注ぐなんだろうけどさ】
マ:警察は犯罪がのうなっても税金で食ってけるやん。
玄:実際、物凄く平穏になったらどうなるんでしょう。
  規模を縮小するか、実績を評価して維持するの二択でしょうが。
マ:人員減らして治安が悪ぅなっても、すぐには戻せへんで。
玄:しばらくは様子見が妥当ですね。
マ:そないな悠長なことしとる間に腐っていくんが常やけどな。


【商機が無ければ生み出せば良いがビジネスの理屈だ】
マ:せやけど、ウチらは揉め事が無いとやってけんのや。
玄:世間はこんなにも荒んでいるというのに、
 この事務所は無風と言って良いのですけど。
マ:もっと荒廃させんとアカンな。
玄:手柄を求めて放火した消防署員が居ましたっけ。
マ:マッチポンプゆう言葉の由来がそれやし、
 手っ取り早いんは否定でけへんで。


【何しろ通り名が粉飾決算の魔術師だったという】
マ:この稼業、情報漏洩は絶対したらアカンやんか。
玄:大抵の業種でアウトですけど、特にという意味でしたら。
マ:信用が一発でゼロになりかねへん。
玄:マモンさんは口が固そうです。
マ:それっぽい適当で煙に巻くのは得意技や。
玄:前職でもそうやってのらりくらりと躱してきたのであれば、
 人生に無駄など無いというのも欺瞞とは言い難いのですかね。


【バカと書いた紙を挟んでおくのとどっちがショックだろうか】
マ:せやから担当事件の資料はざっくり作るんや。
  肝心なとこは頭に叩き込むのが基本になるで。
玄:事務所のセキュリティを考えたら仕方ありません。
マ:盗み出したんはええけど、
 当たり障りのないことしか書いてへんのに度肝を抜かれればええわ。
玄:むしろそちらが主目的なのではと、勘繰っても良いですか。

 考えてみれば、警察官ほど評価されにくい仕事というのも少ないのかも知れません。人は平和であれば、それを当然のものとして享受しますし、たまの揉め事も完璧に仲裁しないと文句を言われます。高圧的な態度や権力を濫用する個人のせいで全体の評判が落ちたりもします。一方、血税でやってるんだから当然だろという気がしないこともないんですけどね。


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